SSブログ

PS3 龍が如く5が半端じゃない 2.ド派手な殴り合い、アニメやドラマにない凄さ [PS3 龍が如く5が半端じゃない!]

『龍が如く5』をプレイしてて、いろいろできるというのは、前回も書いたのだが、主人公がタクシー運転手で、敵とカーチェイスするにしても、普通に遊べるレースゲームで、オプションや付録感がなく、遊べていいのだが、やはり、驚いたのは、街で絡まれたときに起こる殴り合い。

街を歩いていると、柄の悪いチンピラ、ヤクザ、ホストなどに絡まれ、イラッとするような声の掛け方をしてくる。それが、なんとも絶妙な調子で。

周りから仲間が何人か集まり、相手が劣勢になると携帯で仲間を呼んだりもする。それらを相手に、普通に殴ったり、周りのものを掴んでボコボコにしたり、とにかく、攻撃のバリエーションが豊富で、相手にとどめをさすようなところでは、アップになり、スローモーションでしっかり決める。これが、実にカッコイイ。

やられた相手は、最後に命乞いのようなことを言いつつ、土下座して謝ったり。普通、死んでるような殴りっぷりなのだが、そこはエンターテイメントで派手さがいい。

こんな状況が、リアルに再現された街の中で起こるもんだから、感覚的な遠さを感じさせない。そこが、また、いいところなのかもしれない。

殴り合いが始まると、周りの通行人が野次馬のように集まり、いろんな話し声が聞こえるのだが、それも、ただ、いちゃもん付けた相手と殴り合ってるだけじゃない、盛り上がりもある。

もちろん、キャバクラの女性とデートしてるときにも、絡まれてこうなるのだが、そのときの黄色い声援などもあり、いい気分も味わえる。何と言うか、男の好きなシーンというのが、まさにここにあるという感じだろうか。

子供の頃、北斗の拳など、過激な暴力シーンがあるアニメが、普通に放送されていたが、最近は、とんと見掛けなくなった。それに、キャラクターの顔も、どこか可愛らしいものが多く、劇画タッチは隅に追いやられた感がある。

昔はできたものが、今ではできない。流行らないというより、やっても良さそうなという枠が、厳しくなってるんじゃないだろうか。テレビの場合、誰でも観れるため、クレームが気やすいというのもあるかもしれない。

これは、なんとなく、ゲームアプリにも通じる話のような気もする。有料もあるが、無料も多く、何でもありそうだが、やはり、無難なものが多く、こういう一線を越えたようなゲームはあまりないような気がする。

パソコンでは、過激なアダルトゲームがあるように、PS3やXbox360にはハードな大人向けもあり、住み分けのような状態なのかもしれない。

『龍が如く』は、ヤクザ者の話だけに、子供よりは大人向け、女性よりは男性向けと対象が狭まっている分、男が喜ぶ要素が凝縮され、詰まっているように感じる。


 


nice!(57) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 57