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プラモデル RG 機動戦士ガンダムを作ってみよう 接着剤、塗装も不要!組み立てるだけで、この完成度が凄い 4.量産型ザクを組み立てる [接着・塗装不要プラモデル RG 機動戦士ガンダム]

8月13日の朝、情報番組 ZIPを観ていたところ、ナツナビというコーナーで、『女子も夢中!?模型の街 静岡 最新ホビーの秘密』と題して、バンダイなど静岡のプラモデルや模型を扱う企業が紹介されていた。

静岡は、プラモデルの出荷額では、92%と日本一。バンダイの工場見学は、応募が定員の80倍もあるというから、かなりの人気。工場見学といっても、子供よりは、ガンダムを知る大人が多いんじゃないだろうか。

バンダイのところでは、一般の工場見学では入れない、金型から模型の部品を作り出す機械まで入り、ランナー(プラスチックのフレーム)に囲まれたパーツが、色を塗る必要がないよう、多色で成形され、世界でもここにしかないと紹介していた。そんな機械が、17台あるとのこと。

それも、凄いのだが、個人的には、接着剤を使わずに、組み立てられるところも、画期的で、そこにも触れて欲しかった。色も凄いが、はめ込むだけで組み立てられるほど、精度が高い、繊細に作られたパーツも他ではないのだから。

番組では、この他にも、木製で作られた東京駅の模型なども登場し、一口に模型と言っても、いろいろあるものだと驚かされた。静岡では、江戸時代から、雛人形と一緒に飾られる 『ひな道具』が盛んに作られ、それが、現在のプラモデルや模型につながっているという。そういえば、雛人形が話題になると、人形を作る職人に注目が集まるが、飾る道具を専門に作る人達も、もちろん、いるんだなと改めて感じた。

そんなバンダイのプラモデルで、RG 機動戦士ガンダムを先日組み立て、接着剤も色も塗らず、それでいて、しっかりした色合いで、予想以上のデキ栄えで驚いたのだが、それに続き、今度は、同シリーズの『量産型ザク』を組み立てることに。

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ザクと言えば、シャア専用の赤く角があるシャアザクと量産型ザク。テレビシリーズの機動戦士ガンダムでは、ガンダムと共に、最初に登場するのが、ザクになる。先日、なんとなくは知っていたガンダムを、兄のところで1話から観せられ、かなり面白く、プラモを組み立て始めたのだが、ザクはやられ役なのだが、味があるというか。

機動戦士ガンダムの出だしの1話が面白く、ジオン公国側のザクが、偵察目的で地球連邦側のコロニーに侵入するのだが、地球連邦側が兵器開発では遅れをとっているため、手柄を立てようと、任務を無視して攻撃する。そこに、新型兵器 ガンダムが登場し、これが予想外に性能が良く、ザクを撃退するという展開。ザクは、出てきたそうそうに倒されてしまうのだが、頻繁に登場し、かかせない脇役のような存在。

テレビアニメ 機動戦士ガンダムを観て感じたのが、どちらが悪という話でもなく、どちらも厳しい状況で戦っており、都合のいい要素はわずかで、基本的には窮屈な中で戦っている。

ザク一体でも、貴重な戦力であり、高価な兵器。それだけに、ザクが都合よく勝手に沸いてくるわけではなく、戦況からやりくりして捻出され、武器にも限りがあり補給部隊の応援が必要など、そういう流れがあり、そこにリアリティとドラマがある。私が観たところ、映像はキレイで古さを感じなかったのだが、これは、デジタルリマスターで補正されているためという。

話をプラモデルに戻すと、2時間ほどだと、やはり、ガンダムの時と同様に、片足とちょっと。ただ、ガンダムよりも難しく、特に、脚に付いてるパイプが、スプリングにリング状のパーツを通して出来ているのだが、パイプを作り、それを取り付ける際になかなか穴に入らず、ねじるように入れたところ、中でパーツが折れてしまった。

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そこで、作る順番を変え、パイプを先に作らず、脚の下に先にパイプ部分の差込みを入れ、それにリング状のパーツを入れていき、最後に、上の部分に差し込むようにした。このやり方では、問題なく出来た。

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パイプで、パーツが折れた方は、どうしようかなと考えたところ、とりあえず、そのままだと、リング状の部品がぼろぼろと落ちてしまうため、細い繊維でスプリングの一部に結び目を作り落ちないようにした。これで、とりあえず、問題はなくなった。動きによっては、取れるのだが、また、差し込めばいいかなと。

基本的には、動きのあるフレーム部分は、ほぼガンダムと同じ作りなのだが、関節の差込口がきつめで、両肩の盾などを取り付ける部分は、デザインナイフで軽く削り、頭の差込部分もそのままでは深く入らず、軽く削った。

完成まで、一気に組み立てたわけではないのだが、14,5時間は、やはり、かかったんじゃないだろうか。ガンダムに比べて、ザクの方が難しく、特に、脚、胴体、頭に取り付けるパイプ部分は、まとめて組み立てられるよう工夫されてはいるのだが、それなりに手間はかかる。

ザクの頭部にある、いわゆる、眼の部分には、デカールを貼った。ここは、何も貼らないと締まりがないため。バズーカを持たせるとこんな感じで、最近、流行の『進撃の巨人』の真似をして、巨人のつもりで握ってもみた。

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ザクの頭の部分は、3パターンあり、何もない普通のザクの他、指揮官機/エース機用に2タイプのパーツが取り付けられるようにもなっている。胸部には、開閉できる部分があり、コックピットも見えたりするなど、なかなか細かい。

ガンダムにも、ザクにも言いえるのだが、脚の部分のパーツが多く、非常に頑丈でもあり、よく出来ているという印象がある。完成すると、時間もかかっているため、やっと出来たという感覚もあり、たまにはいいもの。

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RGシリーズでは、各ガンダムシリーズの人気キャラをリリースしており、初めの機動戦士ガンダム関連で、他にあるのは、シャアザクのみ。他にも、ガンタンク、ガンキャノン、グフ、ドムなどがあると嬉しいのだが、これから放送される 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』でも始まり、人気が出ない限り、リリースは無理かもしれない。

今日も相変わらず、外は熱中症で倒れそうな暑さ。涼しい室内で、模型を作るというのも、何やら、いい過ごし方のような気もしてくる。


    


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