SSブログ

PS3 ロックスミス2014 遊んで、エレキも上手くなる♪ 8.普段は感じられない、感覚を信じられるところが面白い [PS3 ロックスミス2014 遊んでエレキ上達]

PS3の『ロックスミス2014』を土日になるとプレイするのだが、主に基本的なテクニックを学ぶ レッスンをしているのだが、頭で考えるのではなく、感覚的に慣れて、弾けるようになる、そんなところが面白い。

初めてのレッスンだと、1つのレッスンが、2~4つほどに別れ、それぞれができるようになると、最後のプラクティスという流れ。プラクティスでは、それらを混ぜたものになり、弾けたフレーズのカタマリなのだが、これを通してとなると、ちょっとてこずったりもする。

長らく楽器を弾いておらず、感覚で学んで実践するようなことも、日々の生活ではないだけに、レッスンでの指の動きを初めて見ると、これは、簡単にはできそうにない、難しそうだと思ってしまう。

実際、やってみると、リズムのテンポについて行けず、完全に遅れていたり、指が上手く動かず、ガチャガチャになったり。そのときなのだが、若い頃だったら、先に先にと進みたい気持ちが強く、極端にイライラするもの。

ところが、ある程度、大人になり、そういう、感覚でつまずくということが、日常生活ではないだけに、それ自体が、妙に気に入り、こういうのもいいなと感じられる。もちろん、上手くできるように、それを目指しつつ、イライラするほど先にという感じでもなく。

あきらめて、投げ出す気持ちでもなく、つまずいているところも、なんだか、アリな感じというか。これは、運動不足の人がカラダを動かしてみると、いいなと感じるのと似たようなものかもしれない。趣味ということで、上手くできてなくても、やってることに価値があるというか。

最初は、とても無理そうだと思い、頭でどういう動きをするかを考えていたのだが、それだと考えてる分、どうしても、動きに遅れが出る。しばらくして、どんな感じか大雑把に分かったところで、結局、音が上手く出ればいいじゃないかと、指をガチャガチャ動かし出し、感覚やノリに切り替える。すると、途端に、荒っぽいのだが、急に早いリズムにも近づけるようになる。

最後には、こんな感じだろうというところで、弾いていると、指がちゃんと動いてくれる。それが、不思議な感覚で、頭で指の動きを考えなくても、指やカラダが動き、最後はクリアできたり。

プラクティスでは、レッスン内の各部分が盛り込まれているのだが、ある程度、上手くプレイできると、プラクティスの内容が、徐々に高度になり、パーセンテージで、出来を評価する。このパーセンテージが、結構、細かいため、何度もプレイして、より高くという意識にもなる。

1時間前には、無理だろうと思ったものが、完璧ではないにしても、それなりにカタチになると、やはり、楽しい。ただ、自分がやったという意識が薄い分、勝手に出来たところで、自分を客観的に褒めることにもなり、なかなかやるものだと思えたりもする。

頭で考えるクセがあるため、過去の経験などから無理だと判断しがちだが、経験ではなく、感覚に任せると、やれた瞬間に予想外で、素直にテンションが上がる。カラダの感覚とつながり、こういうことが強く感じられるのが、他との大きな違いかもしれない。

『ロックスミス2014』のレッスンが、やはり、上手くできているからこそ、このくらいの時間でクリアできるのだと思う。上手くできないとテンポを下げたり、これが何段階かあり、上手くできそうになると通常のテンポ、しばらく、やってみたところで、上手くてできないとテンポを徐々に下げたり、これを何度も繰り返したりする。

こういうパターンを繰り返しながら、レッスンを進め、プラクティス自体も上手くできると、さらに高度に変化するため、無理なくテクニックを引き上げてくれる。この『ロックスミス2014』は、エレキギターが初めてという方には、現時点では、これ以上の教材はなさそうだ。


 


nice!(143) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 143