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ムービーグラバーHDを使って、劇場公演は保存できるか 4.視聴期限付き動画を簡単録画、しかも、画質もなかなか [ムービーグラバーHDでDMM劇場公演を保存したい]

昨日の夜、メールで、ムービーグラバー4 HDのパスワードが届き、早速、使ってみた。結論から言うと、視聴期限付き動画、この場合、劇場公演のダウンロード動画なのだが、ちゃんとできた。しかも、状態が、非常に良く、音のズレも感じられないほど。

これが、どのくらい凄いかというと、画面に表示された動画を、直接、録画するのが、有り勝ちな、簡単な方法なのだが。これは、画面上に映る動画を録画するというもので、細かい調整をしつつ、手間もあり。30分ぐらいの短い動画なら問題はないのだが、劇場公演のように2時間近くとなると、音が大きくズレる。

これは、処理が遅れることで起こり、パソコンの性能がこの処理よりも大きく上回れば、このようなことは起こりにくいのだが。最初は良さそうでも、長時間録画となると、徐々に遅延があり、これを解消するのが、かなり、難しい。

映像の直接録画では、音がズレるような、そこそこの性能のパソコンでも、このムービーグラバー4 HDを使えば、音声のズレを感じないほどのレベルで、しっかり、動画が録画できた。これは、予想外で、なかなかのもの。下の画像が、録画したものだが、20インチのテレビでフルスクリーン表示したもの。

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今のところ、視聴期限付きの動画の録画しか試していないが、使い方にポイントはあるが、今までに比べれば、ずいぶんと使いやすく、かなり簡単に録画できるようになっている。

まず、使い方なのだが、視聴期限付きの動画をパソコンにダウンロード、ムービーグラバー4 HDに、その動画を視聴するために必要なIDとパスワードを入力。これで、ムービーグラバーでも、動画が再生できるようになる。

ポイントというか、ここが重要なのだが、ムービーグラバーを起動する前に、視聴期限付き動画を再生する必要があり、再生した状態で、ムービーグラバーを起動し、ムービーグラバーから、再生した動画と同じ動画を選択して、録画の対象になるリストを組み込み、それを選んで、【スタート】を押せば、録画は開始される。

なぜ、このやり方なのか。個人的な印象なのだが、視聴期限付き動画を再生することで、ロックを外したような状態になり、ムービーグラバー側でも同じ動画ファイルを再生することで、再生した状態で引き継ぐような、そんな感じだろうか。

ムービーグラバーで録画が開始されれば、ムービーグラバーを起動する前に、再生していた動画は、閉じても問題ない。しかも、設定にある 【自動シャットダウン】にチェックを入れれば、録画している動画が終了すれば、勝手にパソコンを閉じることができ、非常に便利。

WindowsXPの場合、倍速録画が使えず、録画ファイルもAVIのみが可能なようで。MP4の方が、劣化が少なく良さそうだが、AVIでも、上にある画質なのだから、上出来な方。

ムービーグラバー4 HDでは、4つのファイルタイプが選べ、AVI、ASF(VC-1)、MP4(AVC)、DSM(AVC)なのだが、録画できるか試したところ、使えたのは、AVIファイルのみで、CUDA加速がオフの場合。他のものでは、ASFとMP4は、全く録画できず、DSMは設定自体は通るのだが、録画ができず、ここにも、WindowsXPと古いOSだから、機能しないところで。

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ムービーグラバー4 HDを使うため、CPUへの負荷軽減に、CUDAコアに対応するグラフィックボードを購入したのだが、WindowsXPでは、もしかしたら、買い換えなくても、良かったのかもしれない。

ラジオグラバー同様、WindowsXPだと、ムービーグラバー4 HDでも、OSが古いことで、便利なオプション機能は使えず、Windows 7、8やVistaなら、録画ファイルが、MP4などでも出力でき、倍速も使えるのだが、ここら辺が、XPではダメらしい。ただ、これは、他のソフトでもある話で、驚きもしないが。

インストールして、設定が上手く行っていないと、下の画面のように、ファイルを選択しても再生できなかったりする。これは、マニュアル通りにインストールし、セキュリティソフトも特に問題なく、最初で最後だが、引っかかったところ。

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これは、どこに問題があるかというと、DirextXのところ。WindowsXPでの話なのだが、画面左したにある【スタート】⇒【ファイル名を指定して実行】を選び、そこに、【dxdiag】と打ち込む。すると、下の画像のような、【DirextX診断ツール】が表示され、【ディスプレイ】を選択。

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ここにある、【DirectDraw アクセラレータ】を【使用不可】にすれば、ムービーグラバー4 HDは上手く機能した。ここが、使用可能のままだと、ムービーグラバー4 HDは、起動はするものの、視聴期限付き動画を開こうとしても、ムービーグラバープレイヤーが真っ黒のままで何も表示されず。もちろん、録画も始まらない。

ところが、ここが使用不可だと、今度は、ライブ配信が表示できず。恐らく、表示するために使っている Silverlightの問題だと思うのだが。そのため、もし、Live配信を観るなら、【DirectDraw アクセラレータ】、【Direct3D アクセラレータ】、【AGP テクスチャ アクセラレータ】を使用可能にすればいい。

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切り替えるボタンが、ちょっと分かり難いところがあり、ボタンが【無効】の状態が、使用可能な状態で、ボタンが【有効】の状態が使用不可の状態を表している。上の画像を見ると分かるが、この状態が、使用可能。

WindowsXPでは、倍速も使えず、録画している動画の音声をオフにもできないようで、しかも、CUDAコアも、どの程度、使えているかも分からない。OSが古いことで、使えない部分が多いのだが、それでも、このくらいのクオリティで普通に録画できたのは、大したもの。

特に、動画を録画する上で、2時間ほどになると、音ズレを回避するのが非常に難しかったため、この環境で、音ズレを回避できたというのは、驚きでもあり、十分、視聴に耐えうるクオリティなのが凄い。MP4が使えれば、さらに画質も良く、ファイルサイズも抑えられることを考えると、Windows 8のパソコンが欲しくもなるが。

この手のソフトは、不可能を可能にしてる分、もしかしたら、できないんじゃないかという思いがどこかにあり、ダメもとなところがどこかあるが、このソフトは、かなり使えそうだ。

インターナルのソフトは、MPX7、ラジオグラバー2、MX PRO、そして、ムービーグラバー4 HDなのだが、この中では、使い方が比較的簡単で、使いやすさを感じる。

ただ、WindowsXPだからかもしれないが、マニュアルの説明では、足りないところもあり、右往左往したところもある。ここら辺をもう少し丁寧に説明してもらえると、有難いのだが。





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