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Windows XPのサポート終了、低価格でも普段使いに快適なPCを買う 8.軽さ重視、未知ウィルスの検出率も高く、価格も安い セキュリティソフト ESET (イーセット) [XPのサポート終了 低価格で性能を絞ったPCに]

セキュリティソフトには、いろいろあり、最も安いものだと、無料のキングソフトが有名なのだが、無料版は広告が表示され、有料版の広告非表示でも、1年で1000円、無期限で1980円。これは、他に比べても断然安い。

このソフトの特徴としては、アンチウィルスやシステムを最適化するものはあるのだが、ネットワークを通じて、外部からの侵入を防ぐ、ファイヤーウォールがないため、Windows標準のファイヤーウォールなどを使わなければならないところだろうか。

他のセキュリティソフトとの違いとしては、キングソフトは、セキュリティ専門のソフトメーカーではない。そのため、どの程度、対応できているかという疑問もある。私の周りでも、『KINGSOFT Internet Security』を使い、ブラウザが、『about:blank』になり、ブラウザのホームが表示されなくなったこともある。

これは、有料版での話なのだが。ブラウザが全く使えなくなったということではなく、ホームが表示されず、検索やお気に入りから使うという感じだろうか。無料で、広告が出るということは、そこで、ある程度の処理が行われるため、パソコンの動作は遅くなるため、それなりの部分もある。

オプションとして、いろんな機能もあるのだが、ノートパソコンなどを持ち歩き、パソコン経由でスマホを使うなどのテザリング機能もあるが、これは、Windowsにもある機能としてあり、セキュリティソフトとしては、これがあるのは珍しいが、OSにある機能でもあり、どちらを使うかということで、無ければということではないのだが。

ただ、セキュリティソフトを全く入れずに、パソコンを使おうとしているなら、これでも、入れた方が、いいのは確かで。0か、1かの違いは大きい。個人的には、キングソフトのキングソフト Officeは、マイクロソフト Officeとの互換性もあり、格段に安く、似たような感覚で使えるため、お得な気がするが、セキュリティ関連となると、何かあると厄介なことになるため、考えるところではある。

これまで、『ノートン セキュリティ』を使っていたのだが、ウィルス検出率の高さに加え、ファイルスキャンが早く、フィルタリング機能の性能も良く、しかも、動きも軽めで、やはり、セキュリティソフトでは、世界シェアNo.1だけあるのだが、その分、価格が高めになる。

そこで、今回は、パソコンの使い方がある程度決っており、個人で使うパソコンだけに、不足がない程度に情報が守られればということで、使う範囲でそれなりなものでいいじゃないかということで、セキュリティソフトを見比べることに。

セキュリティソフトとしては、あまり一般的ではないかもしれないが、『カスペルスキー』もある。これは、昨年から、ネット決済保護機能が加わり、通常のブラウザではなく、保護されたブラウザを通じて処理するもの。

最近のウィルスは巧妙にできており、ネットバンキングしようと公式の銀行サイトでログインする際に、あたかも、公式サイトからのメッセージのように、別のウィンドウが開き、暗証番号や乱数表の入力を求めたりするものもあり、公式サイトを開いているだけに信用してしまい、被害に遭うケースがあるのだが、こういうときにも、ネット決済保護機能はブロックする。

ネットでよく買い物したり、ネットバンキングで頻繁に使うなら、ここに力を入れている 『カスペルスキー』は、安心感が増す。どのネットショップでも。この機能が使える訳ではないのだが、まず、大手なら問題なく。この他にも、実行するアプリを制限する機能もあり、ブラックリストにまだ載っていないような 怪しいプログラムをブロックできたりもする。

さらに、パッケージがいろいろあり、『プライベート版』は、個人所有の機器に複数台使えるタイプ、『1年1台 ツインパック』では、1台のパソコンに1年分を2回で2年、1年分を2台に使うなど、2年分のパッケージもあれば、『ファミリー版』だと、同一世帯で使われている機器なら、何台でも使えるものもあり、パソコン、スマホ、タブレット端末などが複数ある家庭なら、これ一つで、全部に使える。台数が多い人には、割安感があるパッケージになっている。

最近、CMでよく見かける 『ウイルスバスター クラウド』もあるのだが、こちらは、Facebook、ツイッター、Google+などのSNSで、プライバシーの設定が、個人情報を漏洩している設定になっていないかをチェックする機能もある。この他、ネット上の詐欺サイトを閲覧したときに、危険を知らせる表示があり、この精度が高い。

このソフトには、『保険&デジタルライフサポート』という、オプションの有料サービスもあり、年間 2千円ほどなのだが、必要な人には便利な内容。クレジットカードの不正使用で、年間 最高100万円までの保証が付き、サポート範囲も広く、スマホやタブレット端末、Facebook、ツイッター、Google+、LINEなどのSNSの操作方法までサポートし、年中無休で午前9時~夜中の0時まで。

この時間帯なら、仕事を終えて、帰宅後に問い合わせることもでき、SNSに興味があるのだが、やって分からないことがあるとと思う場合、直接、聞くことができるのは心強い。ちなみに、こういうサービスは、他では聞いたことがなく、珍しい。

『ESET イーセット』は、スロバキアのソフトウェア企業のセキュリティソフト。最も成功を収めたスロバキア企業として、2008年、2009年、2010年と3年連続で受賞、現在、180カ国に販売代理店があり、日本国内は、キヤノンITソリューションズが販売している。

動作の軽快さには定評があり、地元のスロバキアでは、性能的に低いパソコンが多いことから、それでも動くセキュリティソフトを開発せざるを得ない背景があり、最新版に関わらず、昔から軽く、それが、好まれる部分。パソコンを使う上で、重いか軽いかは、快適さに直接影響する部分でもあり、軽さで人気があるというのは、大きなポイント。

動作が速いだけではなく、ウイルスの検出率も高く、未知のウイルスにも強い。この他、紛失したパソコンの位置情報や撮影画像が観れる 『ESETアンチセフト』、フェイスブックのプロフィールにウィルスに感染したコンテンツや不審ななものがないかをチェックする 『ESET Social Media Scanner』などもある。

値段も、どちらかというと、安い方で、『ESET パーソナル セキュリティ 2014 3年版』で、1台のWindows PC、MAC、Androidのいずれかに使え、3年間で5千円を切る価格。今回、買ったパソコンに入れることを考えると、この価格だと割安感がある。

セキュリティソフトは、何かあったときのためのもので、何もなければ上出来ということになるのだが、動作が重いか軽いかでは、パソコンを使う上で影響があり、断然、軽い方がいいに決っている。そこで、今回は、『ESET パーソナル セキュリティ 2014 3年版』にした。

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使って感じるのは、定評がある 動作の軽さ。過去に使ってきたセキュリティソフトとは、使ってきたパソコンが違うため、軽さの比較はできないのだが。今回、すでにインストールされていた 『McAfee マカフィー』と比べると、やはり、軽い。

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どのくらい軽いかというと、感覚的には、ホントに動いているのかと思うほど軽く、もちろん、動いている。ネットを使うのが、当たり前の状況だと、常にセキュリティソフトが動くことになるため、ここが速いかどうかは、反応の良し悪しに直接関わるため、この軽快さは気分がいい。

パソコンの処理速度を上げれば、動きが速くなるため、より快適に使えるということになる。そこで、CPU、ハードディスク、メモリ、グラフィックボードをいいものにすればという印象があるのだが、プログラムで考えると、OSなどの設定もあるが、ネットとなると、通信速度に加え、それを監視し続ける セキュリティソフトの軽さも重要なのがよく分かる。

例えば、性能がいいソフトでも、動作が重く、パソコンの速さを損なうなら、無料版で、広告表示に時間が掛かっていることと、体感的には変わらないんじゃないだろうか。もちろん、セキュリティのレベルは違うのだが、パソコンの使い勝手という意味では、近い状況のような気がする。

『マカフィー』は軽いタイプではなく、『ESET』と『ノートン』を比較してみたかったのだが、使った感じでは、これ以上、速かったとしても、僅差で、体感的には、変わらないんじゃないだろうか。

この軽快さ、基本的なセキュリティソフトとしての機能に加え、無料で利用できる Facebookとツイッターの保護機能、ゲーム中にポップアップ通知などで邪魔しない ゲームモードもある。

動きが軽快、他と比べても引けを取らない性能の良さもあり、さらに、低価格。個人的には、パソコンの動作が、変わらず速いというのが、一番、嬉しいところだろうか。


   


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