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PS4 異世界でリアル感が凄い ファークライ4 2.面白いのか、面白くないのか 雰囲気もあり、世界が広い [PS4 異世界での自由さが凄い ファークライ4]

PS4『ファークライ4』が、かなり面白く。遊ぶ気になれば、広大なエリアで、やり込み要素も多く、物語上も分岐があるため、かなり長く遊べそうだ。

ヒマラヤの秘境が舞台なため、イメージが沸き難く、単調な感じなんじゃないかと思っていたのだが。物語が進むに連れ、やれることの幅の広さもあり、個性的なキャラが次々と登場し、緊迫した状況の中でも、陽気なコメディさもあり、飽きさせない。

『アサシンクリード ユニティ』や『ザクルー』と同じメーカーでもあり、物語は全く別ものながら、システムの発想は似ており。いずれかをプレイして面白ければ、この『ファークライ4』も楽しめそうな、そんなやり易さもある。

2作品と比べて、違いとしては、より自由度が増し、いろんなことが起こることだろうか。『ファークライ4』では、メインの王立軍と反乱軍の戦闘の他、野生動物のハンティングもあれば、植物採取もあり、遺跡を探すようなアドベンチャーな部分もある。

それらが、自然につながっているところがあり、野生動物を追い、ハンティングしていると、突然、仏像がある場所にたどり着いたり。敵の拠点を見つけ制圧したり、敵の輸送トラックを見掛け奪い取り、自軍の拠点に持ち帰ることもできる。戦いたくなければ、見過ごすこともできるが、流れがスムーズで区切りを感じさせない。

環境が刺激的なところもあり、野生動物のハンティングも、動物の皮や肉が、そのまま利用できるため、重要なのだが。動物も大人しい訳ではなく、見つかれば、こちらに襲いかかり、サイやゾウでは、車に乗ったままひっくり返され、追い詰められたり。

敵から奪い取った拠点も、これで安心ということでもなく、敵からの襲撃で緊急連絡が入り、これがミッション並みのそれなりの規模。目的地に向かう途中、敵と交戦する味方を助けたり、捕虜になった住人を助けたりなど、メインのミッションとは別に、いろいろあり、動きがある。

さらに、野生動物や敵兵士を攻撃できるのだが、同じように味方も攻撃でき、猛スピードで車を走らせ、味方を引いてしまうこともある。敵も味方もということで、入り乱れて戦っている感覚もあり、味方を傷つければ、ペナルティもある。

他のユーザーに助けを求める CO-OPプレイとは別に、自軍の兵士を傭兵として雇う事もでき、一人で戦うだけではなく、複数で攻撃することもできる。

『アサシンクリード ユニティ』では、メインの部分だけ日本語で、住民の会話がフランス語のままだったが、この『ファークライ4』では、全ての会話が日本語。兵士同士の個人的な会話も多く、車に乗り込めば、ラジオが聴けたり、プロパガンダ放送が流れたり。

このラジオなのだが、なかなか面白く。支配者の横暴をネタに皮肉が込められ、それを笑うようなノリのいい、軽快なトーク。BGMの独特な曲にも、現地の雰囲気がある。

よくよく聴いていると、ゲームとは別に、実社会に対する話もあるなど、かなり凝った作り。車での移動では、常に流れており、退屈しない。その内容から、こういう社会という状況も理解できるため、リアルさも増す。

『ファークライ4』は、評価が高く、人気があるのだが。実際、プレイしてみると、かなり面白く、そう簡単には終わらないボリュームもあり、傑作と言えそうだ。


   


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