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血中酸素濃度を測る パルスオキシメーター 2.動脈の動きから脈拍の波形も、健康管理に学校や家庭にあっても良さそうな [酸素濃度・脈拍も分る 低価格のパルスオキシメータ]

前回、血中の酸素濃度を測る パルスオキシメーターの話で、脈拍の波形まで出るものは、他の機器ではそうそう無いと書いた。これは、腕時計型もあれば、スマホと連動して使う『カラダフィット』の心拍センサーもあり、脈拍数が分かるものは、結構あるのだが、波形まではでない。

これには、パルスオキシメーターならではの仕組みに理由がありそうで。パルスオキシメーターは、動脈に流れる血液に、赤色光と赤外光を当てることで、どの程度、吸収されているかで調べている。

指の上から光を当てるのだが、指の下に光が届くまで、間には様々なものがあり。爪や皮膚、動脈もあれば、静脈もあり、他にもいろいろある。そこを光が通過する際に、脈拍と共に大きく変化しているのは動脈のみなため、その変化の差を監視することで測定している。

そうなると、動脈の動きを正確に感知する仕組みだからこそ、脈拍の波形まで出せることになる。脈拍数を表示するものは、動脈の脈打つ動きまでは感知できても、脈打つ際の細かな動きまでは捉えられないというのも頷ける。

今回は、医療機器を販売する楽天のお店に注文したのだが、アマゾンで調べたところ、5000円前後でより低価格なものがいくつかあり。

喘息などの呼吸器系の病気には、パルスオキシメーターが健康管理に役立つのは間違いなく。健康な人でも、体調が悪いことで、一時的に血中酸素濃度が下がることもあるため、激しい運動が出来る状態かどうかの判断材料の一つにはなる。

体育や部活などで、激しい運動の後に生徒が倒れるという話もあるため、学校にはいくつかあっても良さそうな。ポケットサイズで、持ち運びも邪魔にならず、いろんな状況で使えそうだ。

どこの家庭にも、体重計、体温計、血圧計はあるが、その次に来る健康管理機器は、もしかしたら、パルスオキシメーターかもしれない。ただ、健康への関心が高い人や持病で必要な人にとっては、このくらいならと思える価格まで下がってはいるが、もう少しという気もしないでもない。

パルスオキシメーターを使い始め、意識が変わったところもあり。体が重い、だるいと思っていても、血中酸素濃度を測ってみると、99%。最大は100%なのだが、まれには出るものの、大半は、99~97%。これを見ると、単純に、数値が高い分、元気なんじゃないかと思えてしまうところもある。

この数値は、本当に間違いないのかと思われそうだが、ある程度、信頼できることもあり。まれなのかもしれないが、酸素スプレーは、95%は酸素となっており、酸素じゃない他のガスの部分もあるようで。

初めて使ったときに、恐らくその部分を一気に吸い込んだようで、酸欠気味になると、一気に血中酸素濃度が80%台まで下がり、頭がくらくらした。吸って、数秒で下がり、再び、息を吸い込んだことで、すぐに戻った。このことからも、意外と正確に酸素濃度を測定しているんじゃないだろうか。

血中酸素濃度は、体温計で測ると、人それぞで体温が違うように、多少の個人差はある。ただ、90%を切る状態が続く場合、普通ではないため、病院で診てもらった方がいいという話にはなるのだが。


   


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