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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 8.ゴーストライダーが意外に面白く、ド派手でノリがいいのだが、1と2の違いがどうかな [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

『ゴーストライダー』と『ゴーストライダー2』は、バイクに乗った骸骨が、燃えているという、B級映画な雰囲気なのだが。ニコラス・ケイジが主演で、ノリと迫力があり、意外に面白く。

主人公は、病気の父親を助けるために、悪魔と契約を結び、夜になると、燃え上がる骸骨になり、燃える アメリカンなバイクで暴れまわるというもの。襲いかかる敵を倒しつつ、罪人も懲らしめる。

何が面白いかというと、オカルト系ヒーローなため、まともなヒーロー像とは大きく異なり、新鮮さがある。見た目が、悪役の化け物ながら、悪魔と戦う正義の味方のところにギャップもある。

アメリカの大手漫画出版会社 マーベル・コミックスに登場するのだが、ヒーローというカッコ良さが外見から感じられないため、子供が憧れるようなヒーローになるんだろうかという疑問もある。

マーベル・コミックスでヒーローを集めた 『アベンジャーズ』にも、もちろん、含まれておらず。見た目の他に、方向が大きく違うような感じもあるため、そういうことだろうか。

骸骨が、燃え上がるバイクに乗り、暴れまわるというのが、話だけでは、無茶苦茶な感じがするのだが、この映画を観ると、組み合わせの斬新さもあり、まとまりもあるため、惹き付けられるところもある。

残念というか、違いが大きいのが、1と2の違い。個人的には、1の方が、アメコミヒーローっぽい定番の流れもあり、斬新さもありつつ、男気も感じられ、面白かった。

2になると、1に比べ、ド派手な戦闘シーンと暴走が印象的。バイクだけではなく、様々な乗り物が、ゴーストライダー仕様に変化し、敵を根絶やしにするような迫力がある。

ただ、肝心のゴーストライダーのキャラに違いがあり、1に比べ、暴走の度合いが激しく、そこに、コメディなところもあるのだが。1の直後に、2となると、この違いは気になる。

2での演出にも、特徴があり。周囲の背景がなくなり、倒される瞬間だけ、戦っている2人だけになるシーンがいくつもあり、これが、ゲームのPS3・PS4『アサシンクリード』を感じさせ。

さらに、これまでの流れを振り返る 回想シーンは、そのまんま、PS3・PS4『inFAMOUS Second Son(インファマス セカンド サン)』と同じようなもの。

映画 ゴーストライダー2の公開が、米国で2012年、ゲーム 『inFAMOUS Second Son』は、2014年なため、ゴーストライダー2の方が先になる。ただ、『inFAMOUS Second Son』の前作、2009年に発売された PS3『INFAMOUS〜悪名高き男〜』も近いため、どちらがとも言えないのかもしれない。

先にゲームで見たことがある演出なため、初めてな感覚はなく、映画にもとなると、ジャンルが違うだけに違和感がある。


   


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