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ハッキングで多彩な面白さがある ウォッチドッグス 1.ハッキングによる潜入もスリルがあり、やり方も様々で自由さがあり [PS4 ウォッチドッグス 斬新な潜入の面白さ]

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バブル景気で沸いた日本を舞台に暴れまわる 『PS4 龍が如く0』以来、しばらく、PS4で遊んでいなかったため、面白そうなものはないかと手に取ったのが、『PS4 ウォッチドッグス コンプリートエディション』。

これは、今年、6月25日に発売され、これまでにリリースされた有料コンテンツを含むコンプリード版。もともとのタイトルは、2014年に発売されたのだが、シリーズモノではない新規タイトルでは、その年、世界で最も売れた大ヒット作という話。

このゲーム、ネットワークに侵入するハッキングに、大きな特徴があり、昨年、発売された当時は、どんなゲームなのかというイメージが掴めず、面倒そうにも感じられ、面白くなさそうに見えたのだが、実際にプレイすると、人気が分かる面白さがある。



どこら辺が面白いかというと、反社会的な犯罪者な感覚が刺激的でもあり、ハッキングによる侵入の斬新さもありつつ、様々なゲームの面白さも詰まっており、シカゴを舞台にしたオープンワールドも雰囲気もあり、自由に遊べる良さがある。

犯罪者な感覚と言っても、犯罪を助長するようなものかというと、そうとも言えないところがあり。確かに悪さもするものの、物語の流れとしては、復習やさらわれた妹を助けるため。

アメリカのシカゴが舞台なのだが、高層ビルが建ち並ぶ大都会もあれば、郊外には、のどかな風景もあり、その他にも、さびれた街並みも非常にリアルに再現されている。晴れや雨などの天候の変化もあり、時間の変化もある。



先に進まないと乗れない乗り物もあるのだが、ほとんどの乗り物に乗ることができ、微妙な違いも凄い。普通のセダンやワゴン車もれば、スピードがでる高級車、大きなトラックなど様々あり、しかも、新品なのか、まもなく廃車というような古い車なのかの違いもある。それらが、ちゃんと走りも違い、いい車のキレのある走りもあれば、今にも壊れそうな、動きも鈍く、エンジン音もカラカラしり、こだわりがある。

しかも、乗れるものは、ほとんど何でも乗れるため、バイクもあれば、モーターボートもあり、電車などにも乗ることができる。

路上に駐車しているものの他に、仲間に連絡して、車を用意させたり、信号待ちなどで停車している車からドライバーを引きずり降ろし、盗むこともできる。ただ、露骨に盗んで乗ると、警察に通報される。

警察に追われると、手加減がないため、強烈なカーチェイスになる。パトカーで追いかけられるだけではなく、警告の後に発砲され、路上には、タイヤをパンクさせるスパイクベルトを広げ、待ち構えていたりと散々な目にも遭う。

主人公は、ハッキングにより、信号や上げ下げする橋、破裂させることで道路に穴ができたり、交通網に手を加えることもできれば、路上を歩く人のケータイにアクセスしたり、ハッキングの幅も広い。

街を行き交う人々のケータイから口座番号を盗むことで、ATMからお金を勝手に引き出すのだが。そのお金で、武器、道具、衣類などを買ったり、他にも、ソフトドリンクやお酒など、使い道もいろいろある。

口座番号も簡単に盗めるということでもなく、エリアにより、盗めたり盗めなかったり。基本的にセキュリティがかかっているため、それを管理するセンターにハッキングを仕掛け、解除する必要がある。

口座番号の他に、通話を盗聴して、会話を聞いたり、チャットを盗み見たり、その人の経歴を調べるなど様々な情報も手に入る。それが、外見上のリアルな人の動きだけではなく、それぞれの事情も感じられるため、より人間味も感じられ、社会の中にいる臨場感もある。

情報を集めることで、これから犯罪を犯しそうな相手というのも分かり、犯行を起こしたところで、それを叩きのめせば、住人の反応も違ってくる。住人が好意的になれば、流れるニュースなどでも擁護する話になり、姿が見られてもスマホで撮影されるなど人気者な状態になり、通報される可能性も低くなる。逆に、住人を巻き込むなど悪さばかりだと、評判が悪くなり、見掛けると通報されて、手ごわい警察がやってくる。評価の良し悪しで、やり易さの違いもある。

ハッキングでは、セキュリティの解除や情報収集のために、大がかりな施設に仕掛けることもあり。防犯カメラから侵入し、それを伝って、施設の奥にたどり着き、セキュリティを突破して、サーバーにアクセスする。このときに、パズルゲームのような部分があり、それをクリアすることで、目的の情報にたどり着く。

施設は、武装した集団が守っており、ハッキングだけでも済むこともあれば、銃撃戦になったりすることも多く。この武器での戦闘というのも、非常に良くできている。ハッキングなしで、あちらこちらにトラップを仕掛け、ライフルで狙撃しつつ、敵を全滅させて、奥に進むということも、もちろん、できる。

主人公には、様々な仲間もおり、渋い雰囲気に大人な感じもあるのだが。妹を人質に取られた主人公が、利用されつつも、出し抜いてやろうとするところもあり、物語としての展開の面白さもある。

このゲームのメーカーも、ユービーアイ ソフト。特にメーカーを意識している訳でもないのだが、最近でも、『アサシンクリード ユニティ』、『ザ・クルー』、『ファークライ4』と、ここのゲームを選ぶことが多い。

『アサシンクリード ユニティ』は、フランス革命時代での暗殺劇で、密かに潜入してターゲットを倒すというところに醍醐味があり、武器や防具などの装備品の細かさも凄く。『ザ・クルー』は、全米を再現し、走り回るというもので、カスタマイズも細かく。『ファークライ4』は、東南アジアの雰囲気で、反乱軍と共に戦いつつ、ワイルドなサバイバル感もある。

『ウォッチドッグス』も含め、どの作品も共通して言えるのは、それぞれに違った特徴がありつつも、オープンワールドで動き回れる世界が広く、リアル感もあり、自由に遊べる細かさと幅の広さがあることだろうか。自由度が高いということは、それだけ、遊び方も様々で、長く遊べるという話にもなる。

2014年の新規タイトルとしては、『ウォッチドッグス』は大ヒットなのだが。ユービーアイ ソフトのお馴染みの良さのようなものも感じられる。


     



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