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映像も綺麗で面白い 昔のアニメ・特撮ヒーロー 3.前作からの1号2号、敵か味方かのライダーマン、 展開が面白そうな、当時の人気作 仮面ライダーV3 [面白い アニメ・特撮ヒーロー]

男性に限らないのかもしれないが、子供の頃、特撮ヒーローモノを観た経験が誰にでもあり、それを大人になっても、意外と覚えているようで。世代により、放送されていたものが違うため、全く同じという訳ではなく、同じシリーズでも、ヒーロー像の違いも感じる。

子供の頃の話を聞いていると、興味深いのが、昔の仮面ライダーは、暗かったという話。表現や内容でも、今はダメなものが、当時は、問題なく放送されていたなど、状況も違うようで。

中でも、『仮面ライダーV3』がよく話に出ており、それで、観たのだが。感想としては、主人公が力強く、男気があり、ノリも全く違う。仮面ライダーV3には、仮面ライダー 1号と2号も登場するなど、前作からの繋がりもあり、豪華にも感じられる。

怪人の不気味な怖さも半端なく、凄みがあるというのだろうか。突然、どこかから現れそうな雰囲気があり。幽霊が怖いというのと、どこか似てそうな、そんな薄気味悪さ。

印象に残る強烈なシーンは、やはり、ライダーマンのところ。ライダーマンは、仮面ライダーと違い、口の部分が見えているタイプなのだが。もともとデストロン側の科学者で、人望も厚く、有力な幹部候補という存在。

それを大幹部 ヨロイ元帥にねたまれ、罪を着せられながら、硫酸のプールで右腕を失い、組織に背くカタチで、部下と共に逃走。このままでは死ぬということで、ライダーマンに改造される。

仮面ライダーV3が、敵であるデストロンと戦い、ライダーマンは、罪を着せられ、部下も殺された復讐のため、こちらも、デストロンと戦い。同じ敵と戦いながら、仲間でもないという流れが凄い。

これを観たときに感じたことがあり。硫酸のプールで、右腕を失い、瀕死の状態で逃走するのだが。当時の特撮なため、生々しさがなく、腕がないというリアル感が低めで、これが、逆に痛々しくなくて、良く。

リアルじゃないところで、見た目の酷さが和らぎ、それでも、こういう状況という内容のハードさは伝わってくる。リアルに見えれば、必ずしも、いいとうことでもないのかもしれない。

仮面ライダーV3は、関東の平均視聴率が20.2%、関西では27%。関西の毎日放送で制作され、その毎日放送では、38%を記録し、いまだに破られていない、シリーズ最高視聴率という話まである。

当時は、パソコンやスマホが普及しておらず、ネットも一般的じゃないため、TVを楽しみにしている人も多く、視聴率が高くなりやすいのもあるかもしれないが。それでも、他に比べて高いことに変わりなく。どれだけ、人気があったかも伺える。

仮面ライダーV3は、40年以上も前の作品。着ている服装、車のカタチなどから時代は感じるものの、画質は、古さを感じさせない綺麗さがある。昔のものでも、映像の画質が悪くなければ、違和感は思っていたほどなく、SFを観ている感覚に近いのかもしれない。


  


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