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40Mbps⇒13.3Mbps WiMAXの低速化 2+か光か 1.最大 13.3Mbpsに引き下げ、ノーリミットや速度制限で動画が観れるか、どのプランに移るか [最大13.3Mbps WiMAXで動画が観れるか]

無線でネット接続ができる WiMAXは、計画の前倒しにより、来月、9月末にも、ほとんどのエリアで、最大 40Mbpsだったものが、13.3Mbpsに引き下げられる。段階的に、この対応が各地で行われており、すでに低速化されているところも多い。

この話自体は、WiMAX2+のサービスが開始される前、2013年には、すでに発表されていたもので、それが、前倒しされたことで、来月中にはそうなるという話。

なぜ、これをやるのかなのだが、WiMAX2+という新サービス向けに、WiMAXで使われている帯域を分けるためで、30MHzだったものが、20MHzがWiMAX2+に当てられ、WiMAXは10MHzになる。

計画の前倒しなどもあり、各プロバイダーでは、違約金なしで、WiMAX2+へのプラン変更ができたりと対応しているのだが、WiMAXとWiMAX2+では、違った特徴があるため、安易に乗り換えできないところもある。

WiMAXの良さは、とにかく、転送速度の制限がなく、いくら使ってもいいという無制限なところ。一方、WiMAX2+は、転送速度の速さが自慢で、WiMAXとは比べものにならない速さながら、プランにより、3日で3GBを超えると、転送速度が引き下げられ、丸1日、引き下げられ、再び、速い状態で使えるようになる。

つまり、使い放題という点で、WiMAXを選んだとすると、WiMAX2+では、そこに違いがあるため、どうするかという話になり、ここに難しさがある。

WiMAX2+で、よくネットを使う人向けのプランが、ギガ放題なのだが。ギガ放題で、3日で3GBを超えると、翌日の昼から翌々日の昼まで、転送速度が引き下げられる。この引き下げられた状態だと、どのくらいの転送速度なのかが、明確に示されていない。

管理する側のUQコミュニケーションズは、YouTubeの動画が標準で観れる程度としているが、この話ぶりだと、HD画質で観れるレベルではなさそうだ。仮に、480pだとすると、1分間に18MBほどと言われており、これが止まらずに観れる転送速度は、2.4Mbps。これを下回ると、止まることになる。

WiMAX2+には、ノーリミットモードがあるものもあり。これは、手動などで、WiMAXに切り替えられる。WiMAXで使えば、制限はないのだが、最大13.3Mbpsに引き下げられているという状況。

まず、周波数の変化、30MHzから10MHzに引き下げられると、どうなるかだが。周波数の特徴として、周波数が高ければ高いほど直進性が上がり、広がらずに一定の方向に電波が進もうとするのだが、それよりも、気になるのは、情報量の違い。周波数が高いほど情報量は多いため、これが、1/3になると、どうなるかは想像がつく。

では、単純に1/3になるかというど、間違いなくそうなるとも言えないところもあり、電波でやり取りする基地局に、同時にアクセスする人がどれほどいるかでも違い、電波の強度とクリアさで転送速度の良し悪しでも決まる。

同じ基地局への同時アクセス数意外で、WiMAXの転送速度が速い状態になるポイントは、電波を出している基地局との距離が近く、基地局との間で、大きな影響を及ぼすような障害物、他の電波による干渉などが少ないこと。

個人で、これらは改善しようがないのだが、WiMAXの基地局は、あちらこちらにあるため、WiMAXの端末をどこに置いて受信するかでの違いはある。窓際が良く、どの向きかでも違いが出るため、そこを試しながら工夫することはできる。

この他、基地局とWiMAXのシステムチューニングでも、以前、実測で最大 15Mbpsだったものが、最大 20Mbpsに改善されたことがあり、ソフトウェアによる改善でも違いはある。アップデート、ソフトの更新は、やった方がいい。

WiMAXを使うようになったのは、2013年10月から。それまでは、ニフティとソネットでADSLを使い、その後、しばらく、ビッグローブの光、そして、現在のビッグローブ WiMAX。

光は、確かに速いのだが、引っ越しでの変更手続きの手間を考えると、どこでもすぐに使えるWiMAXは魅力的。ネットの利用も、動画を視聴する程度なため、WiMAXで不自由なく、ちょうど良かった。それが、まもなく、13.3Mbpsに引き下げられ、しかも、契約変更のタイミングも近く、WiMAX2+か、光に戻るかになる。

どちらにするかで、ポイントになるのが、最大 13.3Mbpsに引き下げられた状態で、有料動画 huluなどが問題なく観れるか。下りが、最大40Mbosでは、安定して、8Mbps前後は出ていたため、動画視聴には十分だったが。仮に、5Mbps前後まで下がったとしても、使い方を考えると大して不自由なく、2Mbps前後となるとやや厳しい。

先ほども、480pの動画なら、目安程度なのだが、2.4Mbpsほどあれば問題ないと書いたのだが。例えば、ネット動画を大外面テレビで観ようとすると、高画質のフルHD 1080pになり、これは、地デジの番組と同じレベル。これだと、1分間に60MBほど。

それで、計算してみると、1秒間に1MB(メガバイト)のデータが必要なため、1MB = 8Mb(メガビット)になり、8Mbps以上でダウンロードできれば、問題なく観れることになる。

これも、動画をどのように処理しているかにもより、高画質に見えても、容量が低く押されられているものも多く、実際は、これより低くても観れるはずだ。よく観ているhuluでは、受信してすぐに映像を映すストリーミングではなく、一時的にダウンロードしたものを視聴するため、一定のスピードでアクセスする必要もなく、45インチテレビで綺麗な映像を流しながら、ネット検索したり、ちょっとしたネットゲームを同時にしても、全く問題ない。

回線速度を測るために、スピードテストをする人は多いと思うのだが、これも気になるところがあり。行うサイトやアプリ次第で、数値が全く違い、数値としては、正確さに欠ける。

実際は、このくらいのスピードじゃないだろうかと思う値に近く感じるのが、USENのスピードテスト。BNRスピードテストは、かなり低めな感じがあり、1.5Mbpsという結果が出るのだが、動画視聴では、ダウンロードで5Mbpsほどは出ており、実態と掛け離れている印象がある。

スマホのいくつかのアプリで計測すると、20Mbpsなど、簡単に2ケタの数字が出たりするが、HD画質のストリーミング動画で、6Mbpsだと止まることがあり、これで止まるようだと二ケタなはずはなく、これも怪しい。その点、USENのスピードテストは、パソコンでしか使えないのだが、高過ぎず低すぎず、ある程度の値を示している。

どれも、間違っているとも正しいとも言えないのが、ネット回線は、不安定なものなため、上がったり下がったりはある。出やすいときに測定すれば高く、出難いときなら低いとも言える。

スピードテストは、ダミーファイルの送受信で調べるのだが、どうしても、利用するところで違いが出るため、参考程度になる。それでも、全く同じところで測定すれば、制限が掛かった状態かどうかは、その差で、すぐに分かるはず。

9月末で、WiMAXが低速化されることから、1週間ほど前に、ビックローブから電話があり。WiMAX2+にプラン変更しませんかという話で、悪い話でもないため承諾しつつ、よくよく考えると、どんな状況になるか分からない中、話を進めてしまったと思い、キャンセルした。

電話勧誘でのキャンセルでは、相手の出方が悪ければ、理由を付けて、ごねようかとも思ったのだが。実に、あっさりとキャンセルが受け入れられ、しかも、かなり丁寧だった。

そこから、各プロバイダーの光とWiMAX2+を調べており、今のところ、もし、光にするなら、月額料金は、他社に比べ、似たようなものながら、キャッシュバックがある『So-net 光 コラボレーション』か、他社に比べ、月額費用が安い『@nifty 光』。

現在、住んでいるところでは、光回線を引き込むところからなため、工事費も必要で、どちらも、30回の分割払いで、月額の基本料金+工事費になる。それらをいろいろ計算して、見比べたところ、この2つのプランでは、ニフティよりも、キャッシュバックがある分、ソネットの方がお得。

以前、光を使っていた頃は、キャンペーンでキャッシュバックや工事費無料などが盛んに行われていたが、現在では、それがないところばかりで、当時とは状況が違うようで。

ノーリミットモードのWiMAXでも、問題なく使えそうだとなると、『So-net モバイル WiMAX 2+』にしようと思っている。その理由は、据え置きタイプの『URoad-Home2+ (ホームルーター)』が使えるため。

URoad-Home2+は、ポータブルで持ち運びというタイプではなく、自宅に据え置きで使うもの。現在、外出先と自宅でWiMAXを2台持ちしており、1つは、据え置きタイプの『AtermWM3450RN』。

wimax.jpg

使ってみると分かるのだが、ポータブルタイプと比べ、やはり、据え置きタイプは感度がいい。『URoad-Home2+』は、今年発売されたモデルで、アンテナが2つも外側に出ており、2年以上前の『AtermWM3450RN』よりも、さらに良さそうだと期待が持てる。光回線とは違い、WiMAX2+のキャンペーンは、各プロバイダーが行っているのだが、据え置きタイプが選択できるところで、大手は、ソネットぐらいしかなかった。

このタイプは、WiMAX2+の下り最大220Mbpsではなく、最大110Mbpsの対応になる。ただ、据え置きタイプということと、おそらく、WiMAX2+を使うにしても、2日で3GBを超えるため、頻繁に使うのは、WiMAXのノーリミットモード。それが快適に使えるかが重要になるため、これが良さそうだ。

ただ、これらのプランは、今月中までのキャンペーンだけに、来月にはどうなるか分からない。ただ、実際、13.3MbpsにWiMAXが低速化され、どうなるかが分からなければ動けず。しばらくは、様子見というところ、来月も同じようなキャンペーンがあればいいのだが。


  


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