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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 11.アンダー・ザ・ドーム 閉じ込められた巨大な空間に、ホラー感・刺激的な展開もあり、人気が分かる面白さ [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

アメリカの人気テレビドラマ『アンダー・ザ・ドーム』を観たのだが、これが、予想外に面白く。今までに、見たことがないような新鮮さもあり、あっという間に、シーズン1からシーズン3まで観た。

どんな話かというと、田舎町が、突然、半径数キロほどの巨大ドームに閉じ込められ、そこでの様々な物語。このドラマ、見せ場が多く、限られた空間で住民が生きる サバイバル、サスペンスやミステリーな感じもあり、出し惜しみしない感じというのだろうか。

いろんな要素を詰め込むと、散らかった感じでまとまりがない状態になりそうなのだが、閉じ込められているとは言え、多くの住人がいることで、いろんな出来事があっても、おかしくないという雰囲気もあり。

物語の中で、この部分だけでも、一つの作品ができそうな、そんな話をいくつも織り交ぜており、刺激的な展開も多い。展開そのものも早く、たたみ掛ける感じもあり、間延びせずに観れるところもある。

観る前は、閉鎖された空間というと、カタチやスケールは違うものの、映画やドラマでは、ない話でもなく、やや新鮮味に欠ける気がした。特に面白そうだという期待もなく、ただ、人気があるなら、試しに1話だけと思っていた。

ところが、観てみると、予想を超える奇抜さもあり、登場人物も人間味に溢れ、現実離れしつつも、どこか、現実とつながったリアル感が面白く、しかも、観やすい。

『アンダー・ザ・ドーム』は、ホラー作家 スティーヴン・キングの小説をもとに作られた作品。このドラマを観ても、薄気味悪さがあり、ホラー作家の小説が原作というのも、雰囲気から頷ける。

スティーヴン・キングは、ホラー小説で数々の作品があり、映画化されたものも多いのだが、ファンタジーな『グリーンマイル』、SFな『バトルランナー』、非ホラー小説では、『スタンド・バイ・ミー』もあり。ホラー小説がメインながら、作品の幅が広い。

『アンダー・ザ・ドーム』の製作総指揮に、日本でも映画監督として、広く知られている スティーヴン・スピルバーグというのも、意外なところでもある。


   


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