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PS4 スターウォーズ バトルフロント 映画のような迫力・臨場感が凄い 1.ゲームとは思えない綺麗な映像、雰囲気や臨場感もあり、ファンじゃなくても面白い [PS4 映画の世界 スターウォーズバトルフロント]

11月19日に発売された PS4『スターウォーズ バトルフロント』なのだが、精巧な作りにスターウォーズの雰囲気が強く感じられ、予想以上に面白い。とにかく、映像が綺麗で、BGMや効果音も良く、迫力ある戦闘に臨場感もある。大画面テレビても、映像の綺麗さは変わらず、まるで、映画を観ているようだ。

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今まで、PS4の様々なゲームをしてきたのだが、その中でも、この『スターウォーズ バトルフロント』は、他とは違ったリアルさがあり、澄み切った感じというのだろうか。スターウォーズと言えば、SFを代表する作品でファンが多く、力の入れようが違うのかもしれない。重厚な豪華さもあり、久しぶりに新鮮な気分で楽しめる。

SFは、好きな方なのだが、『スターウォーズ』は、よく分かっていないところもあり。あまりに有名な作品でもあり、昔からある分、手が出し難いところもあり。1999年に公開された エピソード1を映画館で観たことがあり、これが、スターウォーズでまともに観たのは、初めてだったのだが。

これは、大ファンな友人の付き添いで、しかも、公開日当日。夜に映画館前で並んでいると、前にも後ろにもスターウォーズのコスプレが大勢おり、ハロウィンのような状態雰囲気。中に入ると、スターウォーズのお馴染みのBGMが流れた途端、『ヒューヒュー』と声が上がり、有名なキャラが登場する度に、どよめきも起こり。現地のノリに驚きつつ、過去の作品を全く知らずに観たこともあり、一気に引いた記憶がある。

スターウォーズは、エピソード4が、1977年にあり。その後、5、6と続き、さかのぼるカタチで上映されたのが、エピード1。途中から観たのも良くなかったようで、それ以来、スターウォーズは観ていない。今年、2015年12月18日に上映される『スター・ウォーズ フォースの覚醒』は、エピソード7にあたるようで、さかのぼる前の作品に続くということだろうか。

そんなこともあり、スターウォーズに、あまりいい印象が無かったのだが、『スターウォーズ バトルフロント』の前評判が高く、SFでもあり、迷いつつも手に取った。ダメならダメで、早々に売ろうからとも思っていたが、映画 スターウォーズを最初から観たくもなるほど、やってみると面白く。



背中に背負ったジャンプパックで瞬間的に飛び上がるにしても、重さが感じられるところに、物理的なリアルさがあり、動きそのものも細かく、CGな軽さを感じない。爆発した際の地鳴りと空間の歪みも凄く、臨場感がある。

これだけに、リアルに感じる演出があると、実在するような錯覚もある。高度なバーチャル感があると、それだけで、そこに放り込まれたトリップした感覚があり、非日常の面白さがある。広い空間で、横を見れば、象のような巨大な兵器 AT-ATが、地面に大きな足跡を残しながら動いており、頭上からは、コントロールを失ったXウィングが落ちて来たり、スリルが凄い。



このゲーム、一人の主人公がいて、物語が進むというものではなく、自分で選んだキャラクターで、スターウォーズの世界で戦闘を楽しむというもの。戦闘を行い、報酬で得られるクレジットを使い、自分のキャラをより強く、外見を好みで選び、アイテムや武器でカスタマイズする。

単純に言うと、キャラを自分好みに強化し、戦っているだけとも言える。ただ、戦闘そのものが、リアルで面白く、それが、スターウォーズの世界でできるところに凄さがある。戦場にも様々なタイプがあり、それに合わせて装備を整えるのだが、マルチプレイでは戦況の変化も激しく、いつも同じという事もない。

メインは、マルチプレイで、ネットを通じて、最大40人のユーザーが敵味方に分かれて戦うものだが、この他、シングルプレイ、2人プレイもある。シングルプレイ、画面を分割しての2人プレイでも、ミッションもいくつかあり、立て続けにクリアしていくミッションなど、普通に遊べるほどのボリュームはあり、報酬としてのクレジットも貯まるのだが、ランクアップは、マルチプレイのポイントのみ。

新たな武器やアイテムを使えるようにするには、クレジットに加え、条件としてのランクを満たす必要がある。つまり、いくらクレジットが貯まっても、ランクが上がらなければ、新たな武器などが使えない仕組みになっている。

マルチプレイには、PlayStation Plusという月額500円ほどの有料会員が必要で、短期間の無料お試しクーポンを使うこともできる。この月額利用料は、マルチプレイをするためのシステムを使うためのもので、他のゲームのマルチプレイもできるようになる。

この会員になると、数は少ないのだが、自由に遊べるゲームがあったり、この会員だからこそのダウンロードコンテンツが、他のゲームであったりもする。3ヶ月分、12ヶ月分とまとめて購入すると割安になり、3ヶ月分だと、1300円ほど。

個人的に、対戦モノは、あまり好きではなく、面倒という印象があったのだが。このスターウォーズ バトルフロントは、知らないユーザー同士でコミュニケーションを取ったり、作戦を立てて行うようなものでもなく、普通に、シングルプレイ感覚で遊べる。これは、パソコンのネットゲームのように、キーボードが必ずある訳ではないため、当然、かもしれない。

プレステ本体の設定にある ユーザー管理で、フレンドの申し込みを受け取らない設定にするなど、ユーザーの情報を全く出さないようにもでき、そうすれば、他のユーザーからのコンタクトもなく、ただ、ゲームで遊ぶのみ。

マルチプレイだと、他のユーザーにやられると気分が悪そうだが、やられても、次の瞬間には復活しており、やられたからと言って、何かが減る訳でもない。さらに、武器の弾数に制限がなく、一定以上撃つと、ちょっと時間が経たないと撃てないだけで、細かいことを気にせず、気軽に遊べる良さもある。



一口に、マルチプレイで対戦と言っても、タイプも様々で目的も違い、少人数から最大40人までと規模もいろいろある。Xウィングなどに乗り込み戦う 空中戦のみもあれば、戦闘機も交えての大規模な地上戦もある。

戦闘で、どちらかが100人倒せば勝ちという ブラストは、最大20人で戦い、参加のみで得られるクレジットも多く、10分間と手っ取り早く稼げる。その反面、兵士同士の戦闘なため、能力差が出やすい。

ウォーカー・アサルトは、最大40人の大規模な戦闘。象のように歩くAT-ATが目的地を目指して動いており、帝国軍側はこれを守り切るか、反乱同盟軍側は、これを止められるかで勝敗が決まる。この方が、お互いに目的があるため、戦闘に流れがある面白さがあり。接近戦が得意なタイプと遠隔戦が得意なタイプで、それぞれの戦い方が楽しめる。

最大40人だと、反乱同盟軍と帝国軍で、20 vs 20になり、数字だけでは、大きな戦闘という感じではないかもしれないが。実際は、倒されて、復帰しての繰り返しになり、1回の戦闘で、10回以上やられるのは当たり前なため、数はかなりいるような印象になる。

この他にも、スプレマシー、ファイター・スコードロン、ドロップ・ゾーンなどいろいろあり、好みに合わせて、選ぶことができる。シングルプレイ、2人プレイにも、ミッションはいくつかあり、操作を覚えるためのトレーニングもある。

この手のゲームとしては、かなりやりやすいもののようで、初心者でも楽しめると言われており、確かに遊びやすい。しかも、現在、どこかで行われてそうな戦争、テロとの戦いなどがテーマではないため、深刻な雰囲気で暗いということもなく、ゲームとして、素直に楽しめる。

作品としての派手さもあるため、スターウォーズを知らない世代でも楽しめそうで、親子で2人プレイなどしたら、かなり盛り上がるに違いない。

面白いのは、良かったのだが、やり過ぎて、PS4 コントローラーのアナログスティックのゴムが割れてしまい、これも、いろいろあり。


  


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