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役に立つ本を読む 7.何気ない座り方にも、いろいろあるらしく 座り方を変えれば、身体の疲れがイッキに取れる! [役に立つ本を読む]

先週末、へたった椅子のクッションを入れ替え、座りやすくなったと書いたのだが。そんなこともあり、座ることへの意識も高く、『座り方を変えれば、身体の疲れがイッキに取れる!』という本を読んでいた。この本、Kindle Unlimited(月額 980円)の読み放題に入っており、単品でも買える。

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どんな本かというと、正しい座り方をすれば、健康になるという話。坐骨を使って、座り方を説明しており、そこに特徴が感じられる。坐骨というのは、例えば、床に座った際に、お尻の左右にあり、床に骨が当たる部分。

座り方と言われても、子供の頃から気が付けば、勝手に座るようになっており、椅子に普通に座り、床であぐらをかいたり、畳みで正座ぐらいしか想像できず。正しくなら、姿勢を正せばと思うだけだが。

この本では、坐骨を立てて座るよう書かれており、これが、感覚として掴みやすい良さがあり。例えば、姿勢を正してということで、座ったときの背もたれとの角度、アゴを引いて、背筋を伸ばすと言われたとしても、結局、微妙な違いが入るスキがある。

座っているとき、上半身を支えるのは、腰になり、その先のお尻の部分。腰は前に曲がりやすいのだが、土台の部分になる 坐骨を真っ直ぐ立てれば、腰は曲がりようが無い。そこに、正しい状態の分かりやすさがあり、間違えようがない ポイントになる。

結局、正しい姿勢で座っているように見えても、メインで体重を支える 骨の部分がどうなっているかは、周囲に筋肉や脂肪などがつているため、外見からは、微妙な違いは、分かり難くく。感覚にも個人差があるため、同じことが言えそうで。

それが、骨の部分で、ここをこうすればとハッキリ言われれば、分かりやすさもあり。しかも、座っているときに、坐骨は当たる部分なため、常にある事も意識でき、気を付けやすい。

この本の中には、各座り方により、どのように座ればいいかがあり。さらに、座り続けることによる 動きのクセ、筋肉のコリのようなものなどがあり、それらを改善するためのストレッチも紹介されている。

1日の中で、寝ている時間よりも、座っている時間の方が長いかもしれず、座り方による体への影響も、日々のことだけに大きそうで。普段、何も考えず、ただ、座っていたのだが、それを見直す、いい切っ掛けになった。

この本は、実践的なものだけに、難しく書かれているものではなく、特に、驚くような斬新さもない。ただ、単純なことでも、気が付くか気が付かないかでは、違いがあり、やってみると地味に納得できるところがある。

仕事にしても、勉強にしても、座ることが多いのだが。もしかすると、デキる人とデキない人との違いに、座り方というのも、関係があるのかもしれない。


    


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