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LINE クリエイターズスタンプの話 5.静止画として表示される1フレーム目を調節の意味が、最初は分かり難い [LINEスタンプを作ってみよう]

前回、LINEのアニメーションスタンプを制作する際、ガイドラインの注意事項を読んでも分かり難いことがあり、アップロードや審査に出してみないと分からない事があると書いたのだが。

意外と分かり難いものでは、制作ガイドラインにある 『APNGの最初の画像がLINE STOREまたはスタンプショップの販売時や静止時に表示されるため、制作する際はご注意ください』という部分もある。

初めて、審査に出したところ、いくつかのアニメーションスタンプに問題があり。リジェクトの理由として、『静止画として表示される1フレーム目を調整のうえ、再度リクエストをお願いいたします。』と書かれていた。

上の二つ、ガイドラインの注意事項とリジェクトの理由は、同じことを指しており、具体的に、どこに問題があるかなのだが。これは、アニメーションスタンプを再生しない状態、静止画のような状態で、何をしている スタンプか分かるかという話。

例えば、机の上にある コーヒーカップが、落ちて割れるというものなら。アニメーションスタンプを制作する際に、1枚目に、机の上に、ただ、コーヒーカップがあり、枚数を重ねるごとに徐々に動き、最後に、床に落ちて割れたでは、リジェクトされる可能性が高い。

なぜ、ダメかというと、アニメーションスタンプを再生する前は、1枚目の画像が表示されるため、机の上にコーヒーカップがあるだけ。これだと、どういうアニメーションスタンプなのかが、再生しなければ分からず、そこに、問題がある。では、どうすればいいのかだが、これは、簡単で、1枚目に結果の画像を入れればいい。

コーヒーカップの話で続けると、1枚目に、床に落ちて割れたコーヒーカップの画像を入れ、2枚目に、机の上にあり、割れる前のコーヒーカップ、3枚目、4枚目と少しずつ動かし、最後に、割れることになる。

アニメーションの流れとしては、割れたコーヒーカップが、次の瞬間、机の上にあり、おかしいと思うかもしれないが。実際に、やってみると、どういう動きなのかを予告しているようなもので、分かりやすい。

様々なスタンプを使うことを考えると、どんな動きをするかを覚えて使うというのは、無理があり。使う前に確認するというのも、手間がかかる。

ただ、動きがあるアニメーションスタンプと言っても、最長でも、わずか4秒。そのため、結果に当たる部分をにおわせるものが、1フレーム目にあれば、問題なしとなることもある。この判断は、個人差があるかもしれない。

早々に審査を通過させたいとなると、動きの結果を1枚目に持ってくるのが、無難という話にはなりそうだが。


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