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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 39.男気が溢れ、人間模様も面白く 網走番外地 北海篇 [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

高倉健 主演の映画で、『網走番外地』があるというのは、聞いたことがあったのだが、一つの作品ではなく、シリーズ化され、いくつもあり。その中の『網走番外地 北海篇』を観たのだが、男気が溢れ、豪快さもあり、楽しめる映画だった。

『網走番外地』には、『続 網走番外地』、『網走番外地 望郷篇』などがあり。 1965年~1972年まで、監督が変わりながら、18作ほど。年に、2,3本のこともあり、この数の多さからも、どれほど人気があったかが伺える。

『網走番外地 北海篇』は、1965年に公開された映画なのだが、デジタルリマスターで映像も綺麗で、古さが感じられず。そこに、若い頃の高倉健や田中邦衛が登場するため、年取ったイメージとの違いにギャップもあり。

物語は、高倉健が演じる 主人公が、網走刑務所から仮釈放され、服役中の仲間からの頼まれ事から、様々な出来事に巻き込まれるという話。荷物を積んだトラックを運転し、極寒で雪が積もる中を走るのだが、途中で、怪しい男、足を骨折した少女、心中で取り残された女性など、相乗りする人も様々。

最後も、こんな展開になるのかという驚きもあり、先が読めない面白さもあるのだが。積んでる荷物の怪しさもあり、相乗りする人々も、腹に一物ある人ばかりで、それぞれに影もあるなど謎めいているところも多い。

『網走番外地』は、もともと小説があり、それを映画化。著者 伊藤一は、網走刑務所に服役した経験があり、それをもとに書いたというのも凄いのだが。登場人物のキャラも濃く、印象に残るシーンも多いのだが、オカマが二人も登場し、言い争うなど、引くところもある。

PS4『龍が如く』は、新作が出るたびにやるため、男気で重なる部分もあり。だから、あまり違和感なく、楽しめたのかもしれない。激しい乱闘があるよりは、ヘリからも飛び降りたり、無茶苦茶で豪快な方が、何が起こるか分からない 面白さがある。

こういう映画を観ると、高倉健に憧れるのも、分かるような気がする。





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