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体に良さそうな 水素水は手軽に作れるか 6.泡で先が見えないほどながら、水質の影響なのか、試薬でよく分からず [体に良さそうな 水素水は手軽に作れるか]

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これが、『Re:Cure H2 (リキュア エイチツー)』というもので、本体の他、USBケーブルがあり。コンセントから充電したかったため、『PLATA USB-AC アダプター』を使っている。

操作は、簡単でボタン一つ。容器に水を入れ、ゴムのカバーを外し、黒いボタンを押すと、容器内の青いランプが光り、泡が出始める。4分経てば、自動で止まり、青いランプも消え、これが、できた合図になる。

繰り返し押すことで、水素濃度を高めるとあり、何回押しても構わないようなのだが。空気が膨張するため、5回以上押すなら、一度、上のフタを開けるように書かれている。単純に、2回押せば、2倍という話ではないにしても、繰り返すことで、濃度は高まりそうだ。

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実際に使うと、こんな感じになり。水道水を入れ、ボタンを押したところ、透明な水が白くなり、先が見えないほど泡が出る。これを溶存水素濃度判定試薬を使ったところ、全く変化がない。そこで、2回、3回のボタンを押し、再び使うも、試薬に変化がなく。これだと、水素濃度が、0.1ppm未満か、水に酸化剤が含まれているかのいずれか。

同じ商品を買った人のレビューには、連続5回で、0.5ppmほどにはなったと書かれており。見た目でも、あれだけ泡が出て、水素が全く含まれていないというのも、妙な感じもあり、塩素などの酸化剤かもしれない。

水素水生成器は、溶存水素濃度をいかに高めるかに工夫は必要かもしれないが、基本は、水の電気分解なことから、そう難しい話でも無さそうな。以前、マグネシウムリボンで水素水ができるかとやったときに、多少なりともできていたことからも、できてそうな気はする。

試しに、逆浸透膜浄水器の水を入れてみたところ、今度は、泡がほとんど出ず。小さな泡が、わずかに出ているだけで、透明感はそのまま。同じ水でも、水質の違いで、全く反応が違うのも分かる。

水道水は、飲める水にするため塩素などを加えているのだが、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルを含んでおり、逆浸透膜浄水器は、ミネラルを除去している。ミネラルには、体にいいものもあれば、悪いものもあり、それで、除去ということなのだが。この話、水素水生成器で、硬水を使う方が、水素濃度が高くなることともつながるようだ。

硬水というのは、水1リットルあたりのカルシウムとマグネシウムの量で決まり。WHO(世界保健機関)が定める基準によると、硬度が120mg未満が軟水、120mg以上が硬水。硬度の計算方法は、国により違いがあるのだが、日本では、炭酸カルシウム量に換算したもので、硬度 = カルシウム量(mg/l) x 2.5 + マグネシウム量(mg/l) x 4.1。

昨年末から使い始め、2週間ほど経っており。特に体調がいいという感覚もないのだが、普段、水を飲むことがないため、水を飲むようになっただけでも、いいことなのかもしれない。

飲みやすいところとしては、透明な円筒形の中が青く光り、泡が出るのも、SF感があり。できるまで4分待ち、できたら、すぐに飲むため、流れもある。ただ水を飲むだけと違い、ちょっとありがたさも増し、遊び心もある。このくらいになると、水でも、飲もうかとなるから、不思議なものだ。


  


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