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PS4 広い世界と物づくり 自由さが半端ない 大人のRPG フォールアウト4 4.しばらくやっても広がりがあるのも凄く、大人向けで渋くも面白さがある [PS4 荒廃した世界が楽しめる フォールアウト4]

『フォールアウト4』は、結構、やっているため、どんなゲームかは分かるのだが。全体の枠が掴めないような広がりがあり、いくつもの組織があり、どちらに付くかという判断も迫られ、SFならではの謎かけもあるなど、かなり遊べる。

最近は、シングルプレイにもマルチプレイの要素を加えたり、マルチプレイありきなゲームも多いのだく、シングルプレイのみというのは、今時な感じがしないところもある。それでも、この『フォールアウト4』は、いつまでも何が起こるか分からない雰囲気があり、宝探しな楽しさ、拠点づくりの面白さもあり、これほど、いろいろやれるゲームは、他にないかもしれない。

荒廃した世界が舞台なのだが、その中でも、状況が一辺倒な感じではなく。生き残った人々が、細々と暮らしていたり、武装したギャングのようなグループが集まっていたりは、ありがちなのだが。そこに、人型のミュータントの群れもあれば、住人が多く住む大きな街もあり、善良な市民が武装しての健全な集落、残ったハイテク施設の中だけで生活する人々など、いろいろある。

そのそれぞれから、様々な物語があるのだが。例えば、誘拐事件のような話から助けに行くと、それが人造人間らしいとなり。人造人間に反感を持つ者もいれば、誘拐された人を助けたいという者もおり、最後の選択で、どちらに付くのか判断を迫られる。

これも、単純にどちらかという感じではなく、こういう事情から、こうなっているという話になるため、どちらにも言い分があり、どちらが正しいということでもない。この他にも、協力を求められたときに、報酬を要求したり、揉め事では、脅しもあるなど選択肢も緩くなく、シビアさがある。

主人公は、愛犬 ドッグミートの他、冬眠前から使えているロボット コズワース、人造人間の探偵 ニック、記者のパイパーなどを連れて行くことができ、戦闘時には、一緒に戦い、荷物も持つため、便利なのだが。会話の選択肢次第で、例えば、ニックを連れた状態で、人造人間に好意的なものを選ぶと喜んだりもする。

普通のゲームなら、このくらいやれば、全体像が見えるというか、ありがちなパターンが感じられるのだが。このゲームでは、いくつもある組織別にも、様々な展開があり、各地域でも、違いもありつつ、いろいろ起こる。

これが、広大な空間で起こるため、世界の広がりが感じられるのだが。もちろん、その都度、歩き回るのでは、かなり時間がかかるため、一度、立ち寄った街などには、近くに敵がいたりしなければ、瞬時に移動できるようになっている。

さらに、このゲームでは、いつでもセーブでき、クイックセーブもあるため、戦闘中にも、どんどんセーブし、ギリギリな際どいものでも、先に進めることができる。それをやりつつも、簡単には終わらないボリュームがあり、しかも、レベルが低いことから、開けられないものもあるため、その地域を制圧しても、何かが残る感じもあり、完全にクリアとならないのも良く。

このゲームをやっていると、SFな世界感も良く、自由度の高さに加え、様々な物語もありつつ、バラエティーに富んでおり、飽きさせない。これだけ遊べると、他のゲームとの差がある分、見劣りするところもある。

オープンワールドのゲームは、今まで、いくつもやっているのだが、遊びの幅の広さでは、これが一番かもしれない。クリアしたいという思いから、攻略サイトを見て進める人も多いと思うのだが、これだけいろいろやれるゲームは珍しく、無理に終わらせようと急ぐのも、勿体ない気もする。


 


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