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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 80.俳優の雰囲気が印象に残り、分かりやすい面白さもある チェーン・リアクション [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

1996年に公開された映画 『チェーン・リアクション』を観たのだが。有名な俳優が多く出演し、漂う雰囲気もあり、展開で気になるところもありつつ、進むに連れて惹きつけられ、意外に楽しめた映画だった。

物語は、水から新エネルギーを生み出す実験に成功した直後、博士が殺され、研究所も大爆発。そこから、研究員の一人で、キアヌ・リーブスが演じる主人公が、裏で手を引く組織に証拠をでっち上げられ、事件の容疑者に。逃亡しながら、無実を証明するため、巨大な組織に挑むというもの。

水からの新エネルギーだけに、水素を連想させ、現在、水素で走る車もあるため、そのイメージがあるのだが。この映画では、エネルギーを得る上で、水素も発生しているのだが、それと比べものにならない 莫大なエネルギーが発生しているようで、原子力に近いような、そんな印象がある。

物語としては、身に覚えのない証拠が次々と見つかり、犯人に仕立てられた主人公が無実を証明するというもので、ここだけを見れば、似たような映画は、他にもありそうなのだが。

この映画では、主人公がいなければ発生装置を安定させることができず、女性物理学者を連れての逃亡劇、敵か味方か分からない怪しげな人物もいたりと様々。巨大な実験施設など、スケールの大きさが感じられ、アクションシーンも多い。

最初に、研究所の大爆発があるのだが、周囲の建物が次々と破壊され、爆風で大きなトラックも宙に舞い、一帯が焼け野原があり。クリーンなエネルギーと言いつつ、暴走した際の爆発が派手で。これがあるからこそ、終盤の危なさも分かりやすく、楽しめるところもある。

最後に、追われる身から立場が逆転するところに、面白さもあるのだが。全てが丸く収まったようでいて、謎めいた部分も残り、そこに良さもありそうな。





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