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眠気防止・集中力にカフェイン入りの錠剤や飴 1.医薬品だけに効き目もあり、車の運転、大事な仕事、受験勉強、だるさを取るなど意外に役に立ちそうで [眠気防止・集中力にカフェイン入りの錠剤や飴]

眠気覚ましに、コーヒーを飲むというのは、よく聞く話で。これは、コーヒーに含まれるカフェインに、興奮させる作用があり、覚醒作用があるからなのだが。

カフェインを含んでいるのは、コーヒーだけではなく、煎茶や紅茶、コーラ飲料、栄養ドリンクなどにも含まれている。全日本コーヒー協会のコーヒー図書館の記事『カフェイン』によると、100ml中、コーヒーが約 60mgのカフェインを含んでおり、煎茶が約 20mg、紅茶が約 30mg、コーラ飲料が10~13mgとあり。

この中では、コーヒーが一番となり、栄養ドリンクは、様々なため、こちらの方が多いかもしれない。ただ、これも、100mlならの話で、コーラ飲料のように、多く飲むものなら、結果として、コーヒーを超えるカフェインを摂取しているかもしれない。カフェインは、飲み物だけではなく、チョコレートなどにも含まれている。

そんなカフェインを医薬品で補うこともでき、薬となると、やや違和感もあるのだが。コーヒーが飲めない時にも、役に立つんじゃないかと感じ、とりあえず、試しに使ってみることにした。

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上の画像が、錠剤で飲み薬の『エーザイ カーフェ』とドロップの『第一三共ヘルスケア カフェドロップ』。どちらも第3類医薬品で、成分が主に無水カフェインだからだろうか、価格も安い。

毎朝、コーヒーを飲み、昼間も飲むため、カフェインの過剰摂取も気になるため、コーヒーを全く飲まずに、カフェインの薬だけを飲み続けたのだが。確かに眠気がなく、コーヒーを飲んだ状態に近い。

ただ、コーヒーには、コーヒーならではの香りもあり、味もあるため、薬では、味気なく。その点、カフェドロップは、コンビニなどで売られている飴とも違い、甘さが控えめで、微妙な苦みもあり、コーヒーの味に近く、コーヒーを飲んでいないという物足りなさが緩和されそうで。

カフェインの効果としては、全日本コーヒー協会の記事に、覚醒作用、血管拡張作用、交感神経刺激(基礎代謝促進)、胃酸分泌促進作用、利尿作用とあり。摂取後、30分ほどで脳に到達するとあり、計算力や記憶力の向上などともあるのだが。

カフェインには、いい事ばかりではなく、取り過ぎれば、カフェインへの反応も下がり、依存症もあれば、不眠、頭痛などの体調不良を引き起こすこともあるため、程度をわきまえる必要がある。

欧州食品安全機構の資料では、成人で1日に5.7mg/kgが安全とみなされる量と定められ、体重60kgでは、1日342mgまでとなる。ただ、1回の摂取で180mgまでとあるため、一度に、342mgまでが大丈夫という話ではなく、時間をあけて、1日当たり。これが、小児から青年では、1日に3mg/kgになり、およそ成人の半分の量になる。

これは、欧州食品安全機構の基準だけに、日本人に当てはめていいのかという疑問もあり、カフェインの感受性に個人差もあるため、この量を守れば、問題ないとも言いきれない。

例えば、キリン 午後の紅茶 ストレートプラス 350mlには、カフェインが182mg含まれており、特に多い方なのだが。これを2本飲むと、1日の安全なカフェイン量を超えることになる。

どんなものも、適度にというのは、よくある話で。上手く使えば役に立ち、使い過ぎれば、体に悪いのだが。車を運転する際など、どうしても、眠気を取らないと危ないという時に、これを使ってというのは、アリかもしれない。


 


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