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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 89.和風で実現できそうな人型兵器で、見せ場もあり ガサラキ [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

1998年から1999年に放送されていたアニメ『ガサラキ』を観たのだが。和風な物語が新鮮で、重みがあるロボットの動きに現実味もあり、戦闘シーンの見せ場もしっかりあるなど面白い。

アニメ『装甲騎兵ボトムズ』と同じで、原作と監督が、高橋良輔なのだが。この2つは、似てるところが多いようにも感じられ、物語としては、主人公とヒロインが敵味方に分かれ、謎めいた部分がありつつ、ロボットの格好良さがある。

ガサラキでは、TA(タクティカルアーマー)、ボトムズでは、AT(アーマードトルーパー)なのだが。どちらも、量産型のロボットで、そう大きなものではなく。デザインとしては、実践的な兵器という地味さがあり、現在の技術でも、できそうに感じさせる リアルさがある。

そんな兵器に、冴えない 主人公が乗り込むと、常人を超える能力を発揮し、敵を倒すところに痛快さがあり。そのギャップも大きく、戦闘シーンの格好良さもあるため、観ていて素直に楽しめる。

キャラクターも、あまり可愛らしさを強調しておらず、そこも、物語との違和感を感じさせないところで。軍が関係するため、上下関係もしっかりあり、そこに、プロという 軍人らしい雰囲気もある。

『ガサラキ』や『装甲騎兵ボトムズ』に登場するロボットは、動きの表現も細かく、こんな感じじゃないだろうかと想像させるのだが。現実にありそうなると、そこに機械的な限界、都合良くいかない不自由さも生まれ、そこに味もある。

どちらも最後まで観ると、最終回に微妙さは残るものの、そこに至るまでの物語や展開は面白いため、割り切って観れるかどうかで、この作品の評価が大きく分かれるかもしれない。




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