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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 108.自由と孤独さがあり、人の内面が感じられる SF映画 アイ・アム・レジェンド [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

2007年に公開された映画『アイ・アム・レジェンド』を観たのだが。近未来を舞台にしたSF映画で、荒廃した街の自由さ、誰もいない孤独さもあり、群がる敵との戦いにスリルもあるなど楽しめる映画だった。

物語は、2012年、謎のウィルスが蔓延したことでニューヨークが閉鎖。ウィルスに感染した人の一部が、ダーク・シーカーと呼ばれる凶暴なモンスターになっており、夜に群れで現れ、襲ったりもする。主人公は、元米国陸軍中佐で科学者でもあり、一人でニューヨークに残り、ウィルスの治療薬を探すというもの。

ウィルスの感染で、大半の人が死に、一部がダーク・シーカーなため、ニューヨークの街の建物は、ほぼ無傷で残り、お店などにも物を残したまま、人だけが消えた状態。そこに、主人公だけが生活しているため、あるものを自由に使える。家には、発電機もあり、保存食もあふれ、廃墟の中とは思えない普通の生活があり、そこに面白さもある。

使えそうなものをかき集め、まともな生活ができるようにするというのが、PS4 『フォールアウト4』を彷彿とさせ、荒廃した街並みの映像から、PS4 『The Last of Us』にも似ている。どちらのゲームも、この映画の後に発売されており、影響を受けているかもしれない。

この状況で一人でウィルスに立ち向かうため、精神的にもタフな主人公を想像させるのだが、そうではないところにポイントがあり。愛犬がいるものの、孤独な状態が長く、人恋しさ、寂しさから、怪しげな行動が多々あり、人間の弱さが描かれている。

最後の結末が、バタバタした感じがあるものの、サバイバルな面白さがあり、ダーク・シーカーとの派手な戦闘もあり、楽しめるものだったのだが。特典映像には、別エンディングもあり。突然、差し替えた理由は分からないのだが、より楽しめるとも言えそうで。

この映画だけではないのだが、何かをかき集めたり、カスタマイズしていたりというのが、どこか惹きつけられる。


  


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