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BDドライブがディスク無しでガチャガチャ動き続け・ディスクも入らず PS4本体の分解 9.これでディスクを吐き出す不具合が解消、静電式イジェクトボタンだけに、静電気が問題らしく [PS4 本体の故障・異常・不具合を自分で直す]

再び、初期型 プレステ4の不具合の話なのだが、今回は、1年ほど様子を見て、ディスクを吐き出す不具合が全く起こらなかったことから、完全に直ったと言えるかもしれない。静電式のイジェクトボタンだけに、PS4本体が帯びた静電気が問題だったようで。

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上の画像が、静電式イジェクトボタン。その後、製造されたPS4には、静電式ではなく、ただ押すだけのボタンに変わっており、静電式ボタンにトラブルが多いことを認識していたんじゃないだろうか。

起こった不具合は、ゲーム中に勝手にディスクを吐き出したり、起動時にもディスクを吐き出し、ディスクが入っていない状態でも、ガラガラと音が鳴ったりなど。ゲーム中にディスクを吐き出せば、突然、中断され、ホーム画面に戻ることになり、セーブしていない分は、なかったことになるため、とても使える状態じゃなかった。

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何をしたかというと、静電気を除去するブラシ 『サンワサプライ 除電ブラシ(隙間ブラシ付き・グレー) CD-BR14GYN』を買い、これで、PS4本体の表面を掃除するように払うだけ。変な話だと思われそうだが、このブラシは、導電性繊維の入った除電ブラシで、静電気を除去することができ、これで、静電式イジェクトボタンの不具合が起こらなくなった。

電気を使うものは、静電気を帯びてしまうもので、分かりやすいところでは、テレビのホコリ。テレビの画面は、垂直な状態なのだが、静電気でホコリを引き寄せるため、画面いっぱいに付いている。この静電気が、PS4の静電式イジェクトボタンに影響し、何かの切っ掛けで押したような状態になっていたようだ。

除電ブラシの仕組みを調べたのだが、ちょっと、よく分からないところもあり、何かで代用もし難そうな。お掃除ブラシの中には、ブラシ側に静電気を帯びさせることで、ホコリを吸いつけるというものもあり、100均などで見たものでは、このタイプだった。

これだと、ホコリを静電気で取り除くことは可能でも、家電が帯びた静電気は残るため、PS4の不具合向けには、効果がなさそうだ。柔軟剤には、静電気を抑える成分が入っているという話もあり、これで拭いても効果がありそうだが、PS4を使えば、再び静電気を帯びるため、普段使いに手間がかかる。

PS4の近くに、除電ブラシを置き、使う前に、これで本体を軽く払うようにしたら、その後は、ディスクを吐き出す不具合が全くない。除電ブラシで、テレビや液晶モニターを掃除したところ、静電気を取り除いているからだろうか、徐々にホコリで汚れてくるのだが、汚れるまでの時間が長いのが分かる。

この不具合で、PS4本体を分解し、イジェクトボタンを不能にしたり、ゴム足を抜いたり、ディスクドライブの故障と思い、海外からパーツを取り寄せるか、新たにPS4を買おうかで迷っていたため、こんな方法で簡単に直るとは思わなかった。静電式のボタンだけに、静電気には弱いのかもしれません。

この話も、静電式イジェクトボタンで、静電気による不具合だったらという話になるのだが。ただ、初期型 PS4の不具合では、突然のディスク吐き出しは、よく聞く話なため、試しにやってみる価値はあるかもしれません。

除電ブラシも様々あり、『サンワサプライ 除電ブラシ(隙間ブラシ付き・グレー) CD-BR14GYN』は、安い方なのだが。これと似たようなものでは、携帯できる 『サンワサプライ 除電スティックブラシ(グレー) CD-BR15GYN』(¥542 税込 ※Amazon 2024/1/17時点)、より大きい 『エレコム 除電ブラシ ほこりとり クリーニングブラシ ノーマルタイプ ブラック KBR-AM012AS』(¥727 税込 ※Amazon 2024/1/17時点)などがある。

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