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PS3 ヒットマン アブソリューションはプロの殺し屋気分 1.強いが一番!予約特典の装備が欲しい [PS3 ヒットマン アブソリューションの面白さ]

HITMANシリーズの最新作 『ヒットマン アブソリューション』のPS3英語版はすでに発売されているのだが、今月24日に日本語版が発売予定。HITMANシリーズは、『ヒットマン: ブラッドマネー』以外は全てプレイし、英語版でもやったことがあるが、今回は予約特典欲しさに日本語版を待つことにした。

この予約特典というのが、なかなか気が利いていて、何かちょっとしたグッズが付いているというものではなく、ゲーム内のコントラクトモードで使える装備。アマゾンでは、『ハイテクスーツ』と『Bartoli Custom ピストル』。販売店により違いがあり、どうせ買うなら有利な装備が欲しい。

コントラクトモードは、本編とは違うのだが、『ヒットマン アブソリューション』には、プレイヤーが殺害するターゲットを自分で決めることができ、それをクリアすると、サーバーにコメント付でアップでき、それを他のユーザーがプレイできるというもの。

ヒットマンシリーズをプレイしたことがある人なら、分るのだが、このゲームの醍醐味は、敵の真っ只中に潜入し、変装したり、その場で手に入るものを巧みに使いながら、殺害のチャンスを狙うというプロの殺し。

この殺し方が、様々で、もちろん、腕に自信があれば、銃撃戦で皆殺しもアリだが、それだと普通のゲームになる。頭の中で、取り巻く環境を考慮しながら、いかに静かにターゲットを始末するかが、他のゲームとは違うところ。そこに、プロのスマートさがある。

そのため、ターゲットが違えば、ゲームの流れは一変する。一つのマップで、設定できるターゲットは3人までだが、歩行者のようなNPCをターゲットに選ぶことはできないが、それでも、マップ内にはかなりの登場人物がおり、またゲームが楽しめてしまう。

本編だけでも、かなりのボリュームなのだが、それに加えて、自分でターゲットを決めたり、他のユーザーが決めたターゲットでもゲームをプレイできるため、楽しみ方のバリエーションが豊富で、何度でも遊べるのが、この『ヒットマン アブソリューション』の大きなポイント。

よくあるアクションゲームなら、敵を倒してミッションクリアだから、ヒットマンのターゲットを始末するのが目的とは違うため、こういう遊び方ができない。映像は、すでに発売されている英語版のもの。

映像もキレイで、ゲームシステムも進化している。これまでのヒットマンシリーズをプレイした個人的な感想としては、ホラー映画のような緊張感、失敗しないプロの殺し屋気分が味わえるゲーム、他にはなかなか見当たらない。

ドラマでは、相棒シリーズは、ほとんど全話観ているのだが、面白いのだが、その物語に参加してない分、観てる側としての余裕があり、日常に足が掛かった状態なのだが、ゲームのように、自分が動かないとストーリーが展開しないものだと、物語の中に入ったような状態になる。

この日常から離れた状態、非日常の世界で遊ぶのが、ストレス解消には大いに役立ってるような気がして、最近は、いい作品は積極的にプレイしようという気になっている。

もちろん、若い頃のように、朝から晩までプレイするようなやり過ぎなことは、大人だけにない。何というか、やらなさ過ぎるとゲームは面白くなくなり、やり過ぎると日常に支障がでるのだが、いいバランスで、ゲームとの距離感を保てている気がする。


 


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PS3 ヒットマン アブソリューションはプロの殺し屋気分 2.無料でプレイできるスナイパーチャレンジ [PS3 ヒットマン アブソリューションの面白さ]

ヒットマン アブソリューションは、PS3版、Xbox360版、Windows版の3タイプがあるのだが、それぞれにスナイパーチャレンジという無料ダウンロードコンテンツが用意されている。

このスナイパーチャレンジを遊ぶためには、プロダクトコードやスペシャルコードが必要で、入手方法も、PS3とXbox360はソフトを買うか予約、Windows版はファミ通エクストリームエッジの無料登録。

PS3では、TSUTAYAや一部ゲーム取り扱い店で、『ヒットマン アブソリューション』を予約した際に得られるプロダクトコード、新価格版の『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 3』や『コール オブ デューティ ブラックオプス』など、ゲームソフトに入っているスペシャルコードが必要。

Xbox360だと、新価格版の『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 3』や『コール オブ デューティ ブラックオプス』などのゲームソフトの購入で手に入る。

そして、Windowsは、ソフトを買う必要はなく、ファミ通.comの特設サイト ファミ通エクストリームエッジでメールアドレスなどで登録するだけで、スペシャルコードが得られる。

ちなみに、Windows版スナイパーチャレンジの動作環境は、OS:『Windows Vista』、DX version: 『DX10』
、CPU: 『True dual core CPU (Intel, AMD)』、Memory: 『2 GB RAM』、GPU: 『NV8600 512 Mb RAM, or AMD equivalent』と、結構、求められるスペックが高め。

アマゾンで予約したのは、アマゾンの予約特典が、コントラクトモードで使える 『ハイテクスーツ』と『Bartoli Custom ピストル』だったこともある。

先に貰えるコード目当てに、TSUTAYAに予約も考えたのだが、予約特典が『クラシカルなスーツ』と『Bronson M1928サブマシンガン』。

ヒットマンシリーズをほとんどプレイしていると、クラシカルスーツはありがちな気もあり、静かに1発の弾丸で倒すのが好きなだけにサブマシンだとちょっと趣味に合わず、ゲームソフトも割高だった。

私の場合、アマゾンで予約しているため、製品にはコードが入っていると思うが、まだ、ソフトが届いてないため、やるとしたら、誰でも登録だけでできるWindows版になる。

ということで、ファミ通エクストリームエッジへ行き、メールアドレスなど簡単な入力でスペシャルコードを取得。その後、http://store.steampowered.com/でアカウントの作成、ここでも、ユーザー名、メールアドレス、パスワードなどだけと簡単。

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その後、画面上の『Steamをインストール』を選び、ダウンロード。最後に、このSteamを起動し、上のメニューにある【ゲーム】→【Steamでアイテムを有効化】を選び、ファミ通から手に入れたスペシャルコードを入力、後は、左に『Hitman: Sniper Challenge』が表示され、それを選択するとゲームのダウンロード、インストールが始まり、これで準備完了。『プレイ』を押すだけ。

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スナイパーチャレンジに参加する事で、スナイパーライフル Kazo TRG、他にもアップグレードが本編に持ち越せる。単なるデモやお試しじゃないところが、なかなか凄い。


 


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PS3 ヒットマン アブソリューションはプロの殺し屋気分 3.シリーズ最新作は、細かい作りでより臨場感がある、日本語で良かった [PS3 ヒットマン アブソリューションの面白さ]

Amazonで予約していた PS3 日本語版の『ヒットマン アブソリューション』が届き、早速、プレイして楽しんでいるのだが、さすが、シリーズ最新作で、これまた、かなり面白く、とにかく、何から何まで細かく、また、見せ場もある。

ヒットマンシリーズについては、以前も書いたが、ターゲットを暗殺するのが目的だが、殺し方に自由さがある。建物の中にあるモノであったり、システムであったり、様々なものを活用し、ターゲットとの距離を詰めていく、そこに他のゲームにはない面白さがある。

アクションゲームだと、いかに上手く操作し、敵を攻撃するかがポイントで、これがよくあるタイプだが、『ヒットマン』は変化する周囲の状況から、いかに不審に思われずに、内部まで潜入しターゲットを始末するかで、ゲームの醍醐味。

組織の中に潜入したときの緊張感、相手の動き、会話などを聞きながら、どんどん情報が集まり、それをもとに、こうやってああすればという予想を何となく持ちながら、実行したときに、それがしっかりかみ合い、事が上手く運んだときの満足感、達成感が実にいい。

派手に戦うアクションゲームとは全く違い、動きの良さよりも、機転の良さや慎重さで遊ぶゲームなだけに、若い血気盛んな頃を過ぎて、じっくり遊びたい大人には、打ってつけ。

これまで、ヒットマンシリーズは、ほとんどプレイしてきたのだが、よくあるタイプの困難な依頼を受け、それを遂行するというだけではなく、組織から追われたり、込み入った話だけに、今までは英語版でプレイしていたのだが、今回は日本語版で良かった。

ここまでの話だと、普通のアクションゲームと違い、かなり難しいんじゃないかと思われそうだが、実際は、そうでもない。それは、
主人公である47は、凄腕でプロの殺し屋なため。

インスティンクトを使えば、周囲が黒くなり、周りの人の状況が視覚的に見え、使えるモノ、人の動きなどが手に取るように直感的に分る。密かに潜入するには欠かせないシステムで、これを上手く使いながらということになるが、いくらでも使えるものでもなく、インタラクトゲージがあればということ。

このインタラクトゲージは、『ポイントシューティング』にも使われ、これが、かなりカッコいい。ポイントシューティングは、時間の流れをスローモーションにし、敵のどこを銃で狙うかをセットできるというもの。そして、実行すると、47がその通りに動く。

このセットするポイントは、複数設定できるため、例えば、部屋に4人いた場合、それぞれの頭部に狙いを定めておけば、まさに、プロっぽさ全開で、一瞬にして撃ち殺す。これが、映画のようなシーンで、カッコいい見せ場の一つじゃないだろうか。

ちなみに、インタラクトゲージは、上手く事が運んだり、暗殺するとポイントが増加するため、減りっぱなしというわけでもない。

いつものように、物凄くシリアスな面もあるのだが、遊び心もあり、新鮮さを感じるようなシチュエーションも様々。以前の作品よりも、全てが細かく作り込まれ、世界がさらに広がったような、そんな印象がある。

『龍が如く5』は、気楽に街を歩き回り、荒っぽいワイルドさ、そして、溢れる男気が感じられたが、『ヒットマン アブソリューション』は、大勢いる中で、ターゲットだけを狙い徐々に近づく、ゾクゾクするような緊張、プロとしてのクールさがあり、どちらにも言えるのが、シリーズモノの最新作ということ。やはり、人気シリーズだけに、クオリティが高さが半端じゃない。

『ヒットマン アブソリューション』では、コントラクトモードがあり、同じステージでもガラリと内容を変えたものが、オンラインで楽しめる。遊ぶ気になれば、相当遊べるところも嬉しい。

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カードが、コントラクトモードで使える特典アイテムのコード


 


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PS3 ヒットマン アブソリューションはプロの殺し屋気分 4.殺人鬼か、スマートな暗殺者か、やり方はプレイヤー次第 [PS3 ヒットマン アブソリューションの面白さ]

『ヒットマン アブソリューション』をプレイして、ステージのボリュームがあり、物語の流れがある分、切れ目をあまり感じないため、自然にプレイ時間が長くなり、ついついやり過ぎてしまう。

もちろん、その中でも区切りごとにオートセーブはされているのだが、セーブした感覚もなく、チェックポイントは、電源を切れば無効になるため、そこら辺のこともあり。

何が面白いかというと、ゲームの中の人々、群集でも、組織の人間でも、細かくて生き生きしている。個人的な雑談を仲間としていたり、何かあったときのリアクション、会話や動きが実にリアル。

ゲームとしては、密かに潜入して、ターゲットを殺すのが目的ではあるのだが、身を隠しつつ、組織の人間を次々始末すれば、見えない殺人鬼を恐れる姿が見える。

殺害されているため、アリの巣をつついたような騒ぎになり、怪しいヤツを探せ!と銃を持ち歩き回りだすのだが、敵が見えない恐怖で、頭がおかしくなりそうだと言い出すもの、強気に発言するものなど様々で、ホラー映画で恐怖心をあおる方のような気分も味わえる。

インスティンクトにすると、周りが暗くなり、雑音が静かになり、会話がよく聞こえる。それが、耳を研ぎ澄ませているようで、冷酷で冷静な主人公が感じられ、非常にプロッぽい。

一つのステージあたりに出てくる人の数が多く、駅の中やストリップ劇場などでは、数十数百というレベル。さらに、動きや振る舞いが細かく、雰囲気も盛り上がる。群集に紛れながらというのも、面白い。

『ヒットマン アブソリューション』のここが違うなというのが、頭の中で動き回って集めた情報を元に、どこをどうするかということを考えながら動いていること。

しかも、ゲームでありがちなのが、クリアへの道は一つなため、手に入れたアイテムを上手く使えばいいのだが、『ヒットマン アブソリューション』はそうではなく、方法が複数あるため、アイテムを手にいいれても使わずに終わるものも多い。

フロアなどを歩き回り、周囲の状況を把握、手に入れたアイテムをどこで使えばどうなり、こちらに都合がいい状況になるかを考える。

そのため、コントローラーのボタンを激しく押すようなものでもなく、謎を解きに近い要素があり、それでいて、手段を選ばず、目的を達成するプロの殺し屋というのが、ハードさもあり、実にいいバランス。

派手な動きでハイテンションというよりは、大人な雰囲気で地味に面白い。頭を使うため、ゲームを終えた後に、他のゲームとは違ったスッキリさを感じる。

『龍が如く5』と『ヒットマン アブソリューション』を比べると、『龍が如く5』は本編とは違うサブストーリーやイベントがある分、気楽に遊べる良さがあり、『ヒットマン アブソリューション』はターゲットを始末する方法はいろいろありつつも、緊張感のあるストーリーが途切れることなく進み熱中しやすい。

やはり、シリーズモノは、デキがいい。


 


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PS3 ヒットマン アブソリューションはプロの殺し屋気分 5.難易度設定と再プレイでキャラを強化、絶対に超えられない壁はない! [PS3 ヒットマン アブソリューションの面白さ]

アクションゲームが嫌いという中には、どうやってもクリアできないからという話が結構ある。『龍が如く5』のように、いくつかのサブストーリーがあり、自由に動き回れるものなら、十分、レベルアップするチャンスがあるため問題ないが、メインストーリーのみのゲームでは、次のステージに進んだわいいが、そこから、全く先に進めないということもあったりする。

それについても、『ヒットマン アブソリューション』はよく出来ている。ゲームの難易度がいくつかに分かれているのだが、それをステージの途中からでも切り替えることができる。例えば、ノーマルでプレイして、何度やっても上手く行かないというときは、そこだけをイージーにしてしまえばいい。そうすることで、ハードルが下がり、クリアしやすくなる。

ただ、イージーにした事で、クリア後に得られるパワーアップ分がないことにはなるが、そこをクリアした後にノーマルに戻すのも自由。自分にあった、好みの難易度で遊べるところが、かゆいところに手が届く感じで非常にいい。

『ヒットマン アブソリューション』では、すでにクリア済みのステージに戻り、それを再プレイしても、ポイントは加算され、キャラクターは成長する。そのため、ちょっと弱いなと思ったら、クリア済みのステージをやり、キャラクターの武器を扱うレベル、身体的なレベルなどを上げて、再び、ストーリーモードで続きに戻れば、状況は有利に運べる。

このゲームでは、敵を多く倒すよりも、誰にも気づかれずにターゲットを始末する方が断然評価が高く、キャラクターを強化するため、過去のステージを再プレイしても、使わなかったアイテム、利用できなかったシチュエーションがいくつもあるため、ある程度状況は分かりつつも、やれる事すべてを知っているわけではないため、結構、楽しく遊べる。

『龍が如く5』も面白かったが、好きなタイミングでセーブできるため、歯切れが良かったところがあるのだが、この『ヒットマン アブソリューション』は、あそこでターゲットをこうやって始末できたかなとか、強引にこうすればと思いながらプレイするため、どうしても、時間を忘れで、遊ぶ時間が長くなる。

ある程度の方向を示せば、自動で銃の照準を合わせる機能など、ユーザーをアシストする機能も多く、難しすぎず簡単過ぎずとバランスがいい。


  


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PS3 ヒットマン アブソリューションはプロの殺し屋気分 6.オペレーション・スレッジハンマーの教会でスカーキーを始末する方法 [PS3 ヒットマン アブソリューションの面白さ]

ヒットマン アブソリューションは、中盤でこれでゲームは終わりになりそうなと思うようなクライマックス感がありつつも、その後も、物語は結構続く。

作りが細かく、ビジュアル的なキレイさもあるが、コダワリも感じられる。ちょっとしたところが、ちゃんと作られており、ストーリーに関わる人物を始末する際、さてどうしようか考えることができる。

普通、いくら敵とはいえ、最後にどうやられるかは、決まっているものだが、『ヒットマン アブソリューション』はちょっと違う。

誘拐したロクデナシをどうするか、あれた荒野に置き去りにするか、爆薬と一緒に吹き飛ばすか、銃を使うにしても種類も様々、それともオノか、絞め殺すかなど。

ターゲットの暗殺も、いろいろやり方があるのだが、改めて、連れて来てどうするかなど、普通、さらっと流してしまうことも、細かい。

細かいと言えば、行きつけのスーツの仕立て屋なども、そのシーンだけ挟めば済むようなところも、ちゃんと動けるスペースになり、手間を惜しまないところも感じられる。

やり方が自由だから、こうじゃないかと思って、躓いたのが、『オペレーション・スレッジハンマー』の最後、スカーキーを始末するところ。

スカーキーは、葬式中の教会に入り、神父をタテに撃ち合うことになるのだが、居場所を聞くために口を割らせなければならず、これにちょっとてこずった。

口を割らせるとなると、生かしておかなければならないと思い、相手の銃を狙い撃ちしてX、それじゃ、足を撃ち抜けばいいのかと撃ったらX。

20分ほど続いただろうか、『このスカーキーを舐めるなよ!』みたいなセリフを何度聞いたか分らない。結局、何が正解かというと、頭を撃ち抜くこと。

シーンが始まった瞬間から、ポイントシューティングになっており、頭を狙い、引き金を引き、□ボタンを押してスタートすれば、すんなり。変に考え過ぎたようで。

この調子で行けば、まもなく、ヒットマン アブソリューションのストーリー部分は終わりそうだが、それで終わらないのがいいところで、ネットでつないで遊べるコントラクトモードがある。


 


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PS3 ヒットマン アブソリューションはプロの殺し屋気分 7.ストーリーをクリアしても、コントラクトモードでまだまだ遊べる [PS3 ヒットマン アブソリューションの面白さ]

『ヒットマン アブソリューション』の本編をクリアし、最後まで緩急があり、迫力の臨場感もあり、終わった後の爽快感が、いい映画を観た後のような気分、いい作品だった。いい作品だったが、これで終わらないのが、さすが、ヒットマン。

クリア後、もう一度プレイしても、最初のプレイとは違い状況が頭に入ってるだけに、今度は、どうやって、始末しようかと考える余裕もあり、しかも、クリアしてる分、動きもかなり慣れている分、さらに大胆に行動でき、それはそれで面白いが、さらに、新鮮な気分で遊べるのが、コントラクトモード。

コントラクトモードの凄いところは、ストーリーモードの再プレイなら、ターゲットは同じだが、コントラクトモードでは、プレイするユーザーが、ターゲットを自分で選べるため、流れが違う。そのため、再プレイでも面白いが、さらに違った面白さが味わえる。

コントラクトモードは、誰かが作成したものをプレイすることもでき、自分でプレイしながら作成することもできる。そして、プレイすればするほど、報酬を稼ぐことができ、それをアイテムのパワーアップなどに使えるというもの。

意外と面白いのが、コントラクトモードを作成する方。ターゲットが決まっていない状態でプレイしながら、どのターゲットをいかに、始末するかを考えるため、視点が違う。

さらに、自分が、クリアしたものじゃなければ、ネットで共有できず、それに対して、プレイした他のユーザーから『いいね!』と評価が来たりすると、より高度なやり方を考えたくなる。

他のユーザーにとっては、より難しいものの方が、報酬が高く、稼ぐには効率がいいということもあり、どちらも、コントラクトモードが楽しめる。これは、結構、ハマる。

その成績が、フレンド、国内、地域対抗などで競うことができ、例えば、日本のプレイヤーが獲得した平均が、他の国の平均と比べ、ランキング表示されたりもするため、いい刺激にもなる。

ターゲットも自由に変わり、さらに、報酬でカスタマイズでき、世界のユーザーとランキングで競うこともできる。これはこれで、ストーリー性がなくても、違った広がりがあり、ゲームとしては十分楽しめる。

本編だけではなく、ネットでさらに遊べるところが、また、凄い。


 


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PS3 ヒットマン アブソリューションはプロの殺し屋気分 8.コントラクトモードで気づいたこと、ポイントなど [PS3 ヒットマン アブソリューションの面白さ]

『ヒットマン アブソリューション』のウリの一つが、コントラクトモード。前回でも、さわり程度に書いたのだが、さらに詳しく。これは、自分でミッションを作成する事ができ、それを他のユーザーへ公開し、楽しめるというもの。

作成する際には、ターゲットが決まっていない状態で始まり、ゲームをプレイしながらターゲットを選び、どのように始末するかを考えるのだが。そのやり方で、それをプレイしてクリアした際の報酬額も決まる。つまり、報酬が高いものほど、より難しい状態で上手く始末しているということになる。

例えば、ターゲットを始末し、遺体を隠し誰にも気づかれていないか、初期状態から変装せずにクリアしたか、狙撃で外さず始末したかなど。これらの条件をクリアすれば、ボーナスとして、加算される。

さらに、コントラクトモードは、作成した人がモデルケースというか、手本になるため、それをプレイするユーザーは、始末する際、同じ武器と服装を使うと、また、ポイントが上がる。

コントラクトモードで、誰かが作成したものをプレイする方としては、報酬が高い方がよりお金を稼ぐことができ、それらを武器の購入やカスタマイズに使い、サイレンサー、スコープなどのレベルを上げたり、変装に必要な衣装を買うこともできる。

作成する方はといえば、作成したからといって、報酬が入るわけではない。ただ、自分が作成したものに対して、『いいね!』や『イマイチ』で評価が入り、プレイ数も表示。もちろん、ランキング表示もされるため、そこら辺を楽しむというところだろうか。

他のユーザーには、真似できないような高度な方法を考えて、他のユーザーが、それをプレイして評価する。それが、違った面白さで、頭の中で、仕掛ける側、どれをターゲットにすると高額報酬のステージになるか、問題を出題する側になった新鮮さがある。

ポイントとしては、プレイする際に、どちら側でも言えるのが、『変装してない』というボーナスポイント。この『変装してない』は、初期状態から変装してないという意味で、プレイする際に、最初の衣装は自由に設定できるのだが、殺害時の服装は指定されているため、ポイントを稼ぐには合わせる必要がある。

服装によって、怪しまれずに入れるエリアがだいたい決まるため、そこから推測すると、コントラクトを作成した人がどのようにやったかは、だいたい分かる。

このときに、コントラクトモードとストーリーモードは共有してるところがあり、コントラクトモードでは、衣装を購入することもできるが、ストーリーモードでプレイ中にその衣装を手に入れ、クリアすれば、コントラクトモードでも、その衣装は使えるようになる。

衣装も、結構な金額なため、手っ取り早く、ステージセレクトで、ゲームをプレイしながら手に入れた方が簡単。こういうことから、ストーリーモードの再プレイにつながる。

コントラクトモードでは、ストーリーモードに近い状況ながら、登場人物に多少の違いがあったりもする。

この他、難易度を上げると報酬も上がるのだが、ヒットマンをアシストするシステムが使えなくなり、5段階ほどある難易度の一番上では、インスティンクトで人の動きが分らず、音のみで判断、さらに、レーダーもなく、誰がどのように動いているかが分からない。

個人的には、報酬を稼いで武器のカスタマイズよりは、作成する方が、違った視点で考えながら遊べるため、他のゲームにはない面白さがある。

『ヒットマン アブソリューション』は、本編のストーリーモード、ネットを使ったコントラクトモード、そして、スナイパーチャレンジと内容としては、盛りだくさん。

派手なアクションで、ドンドン勢いで押すというものではなく、密かに潜入し、始末した後は、静かに去るという、この殺し屋スタイルが好きという方なら、予想外にかなり遊べる。

他に、この手のゲームでここまで出来たものはないだけに、珍しく、価値がある。


 


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