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PS4 inFAMOUS Second Son 善悪、社会の中で戦う面白さ 1.社会の中というリアル感もあり、超人的な動きに爽快感も [PS4 インファマス セカンドサン 開放感が凄い]

PS4 『inFAMOUS Second Son インファマス セカンドサン』をプレイしてみたのだが、一見、ゲームの紹介やサンプル画像を見ると、面白くなさそうなのだが、これが、実際、やってみると、意外と面白く。他のゲームでも感じたことがない感覚もあり、なかなかのもの。

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何が凄いかというと、まずは、開放感があるところだろうか。米ワシントン州シアトルを忠実に再現した街並みを自由に動けるところなのだが、ただ、動くだけではなく、超人的なところに開放感がある。

街は、平面的ではなく、立体的なもので、かなり広いフィールドがありつつ、縦方向、高さもあるため、それらを自由に動ける。超人的というのは、一瞬にして何十階もある高層ビルの屋上に上り、そこから、飛び降りたり、他の建物に飛び移ったり、自由自在。

これが、異世界なファンタジーな世界なら、全くの別物という感覚で距離をおいて見れるのだが、そうではなく、実際する街並みを高度に再現しており、街並み、空や日差しの感じ、さらに、行き来する人々もリアルで、雰囲気があり。



PS4ということで、映像がかなりキレイなため、大きなビルを飛び下り度に、背筋が寒くなるような、そんな迫力もある。それも、しばらくすると慣れるのだが、ふと、ゲームではなく、自分の部屋で、ソファに座り、窓から高い建物を見ていると、もしかしたら、壁を駆け上がれるんじゃないかと錯覚してしまうほどだから、思ったよりも、このリアル感の強さが分かる。

どこら辺を面白く感じるかなのだが、リアル感がある中での超人的な動きができることも、そうなのだが、リアルな中でも、戦闘の派手さもあり、大きな組織に戦いを挑みつつ、善悪がある中で、社会を解放する ヒーローのような、そんなところだろうか。

敵がD.U.P..という組織なのだが、コンジットと呼ばれる超能力者が、主人公の他に、何人もおり、それらが、社会を脅かすテロリストという位置づけで、あちらこちらに拠点を築く。表向きは、悪さをするコンジットから、社会を守っているというカタチなのだが、実際は、社会を牛耳り、管理しているという背景がある。

そのため、各地域にD.U.P.の建物があり、防犯カメラなどもあるのだが、社会を監視しており、しきりに、市民に対して、アナウンスが流れ、D.U.P.は社会の役に立っている、あなたを守る存在とアピールする。これが、市民からの反感を避けようとする広報活動でもあり、一部の市民は、それに反感を持ち、プラカードを片手に、不満をアピールしたり、社会のリアルさがある。

主人公は、D.U.P.の拠点を次々と破壊することで、監視が行き届かなくなり、市民を解放するような流れにもなる。すると、市民からは、応援や賞賛の声があり、いろんな言葉を掛けられるようになる。

このゲームには、善悪があり、市民を助けることで善になり、戦いの中などで市民を巻き添えにしてしまうと悪に傾き、主人公の行動次第で、善にも悪にも見られるところがあり、そこでも、反応が違ってくる。善人として、ヒーローのように声援を浴びるか、悪人として、市民から恐れられるか、ふり幅が大きい。

しかも、単純に善悪だけではなく、善人だから使える能力もあれば、悪人じゃなければ使えない能力もあり、それにより、戦い方も違ってくる。この他、別のコンジットと連携することもあり、それも、相手を助けるか、助けないかで流れが違う。

主人公の能力なのだが、体を煙のように変えることで、エアダクトなどを自在に行き来できたり、炎を使った様々な攻撃ができるのだが、無制限に使える訳でもなく、エネルギー源として、熱源というか、煙が必要になり。それを街中で、屋上などに出ている煙突のようなところで補給しながら活動する。

コンジットには、それぞれに特徴があり、使える能力も多彩なのだが、それを吸収して自分のものにできるところに、主人公の強みがあり、初めは、煙の力を操るのだが、途中で、光になる力も習得し、町中のネオンの力を使うのだが、ここでも、がらりと動きが変わる。



光になることで、今度は、エアダクトを通って、高い建物の上に出るのではなく、光の状態では、そのまま、垂直に切り立ったビルの壁を駆け上がることができ、動きのバリエーションも豊富。

動画を載せたが、実際の映像は、これよりも、かなりクリアなもの。今まで、PS4のゲームで、幕末や戦場などが舞台だったため、気が付かなかったのだが、今回の『inFAMOUS Second Son インファマス セカンドサン』で、映像がキレイになると伝わってくるリアルさのレベルが違い、疑似体験な感じがより強い。それと同時に、感覚的な影響もありそうで。

このゲームの感じだと、アメリカン・ヒーローな、スパイダーマン、X-MENなどが好きという人なら、堪らない要素があり、かなり楽しめる作品じゃないだろうか。


 


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PS4 inFAMOUS Second Son 善悪、社会の中で戦う面白さ 2.いろんな意味での自由さ、あばれているような開放感もあり [PS4 インファマス セカンドサン 開放感が凄い]

PS4 『inFAMOUS Second Son インファマス セカンドサン』には、自由さがあり、開放感がある。動き回る空間も、オープンワールドで、広いマップ上を自由に動き回ることができるのだが、動きとしての自由さだけではなく、善悪というところでも自由もある。

このゲームでは、市民を助けたり、戦いの中で巻き添えにしないようにすれば、善に傾き、その逆では、悪になる。それにより、市民の反応も違ってくるのだが、善でなければならない訳でもなく、それは、プレイヤー次第。

選択肢として、どちらかがあり、善な方向になるのと、善の方向しかないのでは、プレイしていても、違った感覚になる。善じゃないと習得できないものもあれば、悪じゃなければ習得できないものもあり、それもやり方次第になるのだが。

ただ、人助けや敵を捕獲することで蓄積されるものがあり、これが一定以上になると、周囲を一気に攻撃できる技が出せるため、その部分だけが、善な方が良さそうだが、全体からすると、ここは、それほど大きな部分でもない。

動きの自由さで言えば、超能力を持つ コンジットだけに、エアダクトを通じて、何十階という高層ビルの下から上に、一瞬にして移動したり、垂直な壁を自由に駆け上がったりできるため、想像を超えるところがあるのだが。

行いの自由さとしては、善悪もあるのだが、反社会的なところで、スプレーアートもあり。いろんな建物の壁など、あちらこちらに、スプレーでイタズラ描きするのだが、これも、なかなか凝ったもの。



塗り始める前に、スプレー缶を振る必要があり、この時に、実際に、コントローラーを下方向に振る。次に、何色かの色を吹き付けるのだが、ボタンを押して、コントローラーの傾きで、吹き付ける方向が決まり、コントローラーをスプレー缶に見立ててやっているところで、塗っている感覚もあり。

しかも、描いているものが、権力に対する反発心のようなものが感じられたり、主人公の口にしない感情もあり、デザインから伝わるセンスもあり。それが、実際に、組織に一泡吹かせたところがあるため、単なる強がりでもなく。



この他、G.U.P.という組織が相手なのだが、それと戦うだけでもなく、麻薬組織の隠れ家を突き止め、撲滅したり、社会の助けになるようなこともあり、さらに、主人公一人だけではなく、コンジットは他にもいるため、それとの関わりもあり。

こちらが、想像する枠を超えているというか、こんな感じだろうという印象を突き抜ける感じもあり、いい意味での驚きもある。少なくても、行動は善悪に分かれていることからも、善でプレイした後に、悪でもという二つの楽しみ方もでき、かなり遊べるもの。


 


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PS4 inFAMOUS Second Son 善悪、社会の中で戦う面白さ 3.善と悪でプレイしつつ、人の変化にユニークさがある [PS4 インファマス セカンドサン 開放感が凄い]

PS4『inFAMOUS Second Son インファマス セカンドサン』を一通りプレイしての率直な感想は、予想以上というか、予想外な面白さがあり、魅力に溢れたゲームだと感じた。

前回、書いたことと、重複するかもしれないが、なかなか面白い要素が多く。リアル感がある精巧に作られた シアトルの街を舞台に、そこに短期間に展開し、逃げたコンジット (超能力者)を捕えるようとする 公的な組織 D.U.P.と主人公らが戦うというものなのだが。

臨時で展開した感じが残る施設があちらこちらにあり、現在のシアトルを思わせるシンボリックな建物も忠実に再現しているため、リアル感がありつつも、現実離れした物語というところに面白さがある。主人公は、超人的な能力を使い、自由に飛び回り、実際にはあり得ないのだが、ありそうだと感じさせる面白さがある。

さらに、敵の組織が、臨時で展開しているのが分かる 簡易的な建物がいくつもあり、それが、実に、ありそうなもの。しかも、その拠点を破壊し、粉々に吹き飛んだときの瓦礫も、リアルで派手さがある。敵の動きも、なかなか凝ったもので、強くなれば、簡単に倒せるほど弱くもなく、それなりの強さ。

このゲームの特徴として、善と悪があるのだが、市民を助け、途中で仲間になるコンジット達を更生させるような方向で進めると、善になり、すれちがう市民達からの声援を浴びつつ、物語としても、いわゆる、いい話で最後を迎えることができる。

一方、悪に傾くと、敵を倒すためにはお構いなしに、周りの被害を顧みず戦うため、市民からは白い目で見られ、恐れられ、ののしられることになる。それだけではなく、本編の流れも悪い方へ変わって行くため、最後が、実に、苦い終わり方。仲間を助けるために戦い、目的を果たしたが、それも報われない。

ただ、悪に進むと、仲間になるコンジットとの悪巧みでつるんだような感じがあり、悪い者同士の絆というか、そんなものは深くなっているようにも見える。どちらに転ぶかで、いい話にも、悪い話にもなるところに、ユニークさがあり、ゲームとして、年齢制限があるのも分かる。

善じゃなければ、習得できない攻撃法もあれば、悪じゃなければ習得できないものもあり、ここら辺にも違いが出てくる。市民の反応、物語の流れも違い、戦い方も多少の違いあるため、善と悪だと違いが大きく、どちらでも、比較的、新鮮な気持ちで遊べる良さがある。

いくつかのミッションが、本編の他にあり、『ペーパートレイル』は特に変わっている。これは、PS4のゲームなのだが、PS4だけではなく、ネットも使い、謎を追うというもので、PS4で動きがある部分、例えば、殺害現場での手がかりの収集や追跡などを行い、それらを元に、さらに深い情報を探るところをネットで行う。これが、交互に行われる。

これが、ちょっとしたゲームじゃないだろうかと思わせるほど長く、謎解きも多く、本格的な作り。話を進めるポイントは、名刺などにある Webサイトのアドレスにアクセスして、必要な情報を得ること。手元にある情報で何ができるかを考えると、先に進める手がかりが分かる。ただ、これが、結構、難しく、アクションゲームと推理ゲームを組みわせたようなところで、好みが別れそうだが、面倒なら、別に素通りしても問題ない。

ゲーム自体は、広いマップを自由に動き回れるオープンワールドなのだが、各エリアに分かれ、D.U.P.の支配下率が表示されている。このエリア内の敵を一掃すれば、0%になり、解放されたカタチにはなるのだが。

これは、0%にしなければならないものでもなく、物語を進める上で、特定のエリアの敵を叩くことはあるが、全ての支配下率を0%にする必要はない。はじめにプレイしたときは、全エリアの支配下率を0%にし、物語の最後まで進めたのだが、これだと結構なボリュームになる。2回目は、本編だけを追ったため、それなりの時間で済んだのだが、それでも、物足りないほど短いものでもない。

最後の敵で、D.U.P.の親玉でもある オーグスティンも、風格や信念も感じさせるところがあり、やはり、組織の上に立っているだけに、ここら辺も、しっかりしており、印象がいい。このブログで、PS3なのだが、最後の敵でガッカリしたものがあり、あれに比べると、かなりいい。

オーグスティンを倒した後も、マップ上に残る敵を倒すことはでき、散発的に、敵が現れ、陣取り始めるのだが。これを全て倒せたことはなく、どこかを落としたころには、次が出ているところを見ると、もしかすると、ゼロにはならないのかもしれない。

個人的に思うところは、このゲームには自由さがあり、開放感がある。街を動き回れる 行動の自由、善にも悪にもなれる 心理的な自由、そして、ゲームの進め方が選べる自由さもあり、好きなように遊べるところがある。

ただ、何でもありで、全て肯定されるものでもなく、人の道を外れていると、それなりの代償があるという教訓めいたところがあるのも、いいところじゃないだろうか。


 


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