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ムービーグラバーHDを使って、劇場公演は保存できるか 1.とりあえず、準備 スリムPC向けに、消費電力とサイズを気にしつつ、グラフィックボードを買う [ムービーグラバーHDでDMM劇場公演を保存したい]

昨日書いた流れで、WindowsXPでは、ラジオグラバー MX Proが使えなくなるということで、補償として、3つある 乗り換え、返金、ソフト プレゼントから選ぶことに。実際には、26日に公開されるパッチをあてた後に、選ぶという流れにはなっているのだが。

そこで、ソフト プレゼントには、『ムービーグラバーHD』、『ニコ生グラバーDX』、『チャットグラバー3DX』、『コミスケプレミアム』、『ゴーストルーターPro』、『ゲームシャークPro』、『iPhoneアナライザー』、『パワーセラーPro』、『せどりキング4MAX』、『デザインマスターPro』、『スピードリスニング4 Professional』、『スマートリーディング2』があり。

個人的には、DMMの劇場公演をほぼ観ていることもあり、録画できるという ムービーグラバーHDには興味がある。身近なものと結びついているため、選択の余地がないとも言えそうだが。

前日の『Radiko.jp ラジコで県外ラジオを聴く方法』にも書いたことだが、ムービーグラバーHDを使うにあたり、圧縮録画にCUDA(クーダ)が必要になり、これに対応する NVIDIA製GPUを積んだグラフィックボードがいる。CUDAは、CPUの負荷を軽減する機能だけに、パソコンで映像を観るなら、あって損はなさそうだ。

今まで、Radeonを使ってきたのだが、これは、以前から、静止画のキレイさに定評があり、3Dのネットゲームなどはしないことから、用途に応じて、選んできたのだが、それも昔の話。今回は、ムービーグラバー向けに、NVIDIA製にしなければということに。

ただ、使っているPCが、スリムなタイプで、置き場所に困らないのはいいのだが、電源が275Wと小さく、この電力で、パソコン内部にある機器への電力をまかなっているため、気になるところ。しかも、省スペースだけに、本体ケースの幅が10cmほどしかなく、グラフィックボードが入る大きさも限られる。

パソコン本体の消費電力は、主に多く消費しているのが、CPU、グラフィックボードなどの計算する部分。最大消費電力をTDPを使って、表しているのだが、使っているパソコンのCPUは、Core 2 Duoで、TDPは65W。これはかなり、低い方。

HDDは、起動時に消費電力が高くなり、これも、30W程度。DVDドライブだと、書き込み時に消費電力が高く、25Wほどと見れば、十分じゃないだろうか。他にも、細かい部分があるのだが、大きな影響はないだろう。

ただ、これだけではなく、電源ユニットにも問題はある。家庭用コンセントに電源ケーブルを差し込み、パソコン本体の電源ユニットを経由して、各機器に電源が送られるのだが。この電源ユニットでは、交流を直流に変換しており、ここで、ロスがある。

いまどきだと、80%以上の変換率が大半で、電源ユニットには、シールで『80 PLUS』というものが貼ってあり、色が、金銀銅などがあり、少なくても、このシールがあれば、80%以上は間違いない。これは、2割ぐらいは、どこかに行ってるとうことにもなるのだが。

私が使っているPCは、数年前のものだけに、このシールもなく、どのくらいの変換効率か分からない。省エネの意識が、低い頃だろうから、70%もいかないはず。

そう考えると、275Wでも少ないくらいだが、実際は、もっと低い。一般的には、各パーツや機器の最大消費電力を3割増でみれば、大よその検討が付く、つまり、使えるかどうかということになるのだが。

グラフィックボードは、ピンからキリまでなのだが、高性能なものでは、数万円。消費電力も、200Wを超えるものが珍しくない。パソコンでゲームするとなると、グラフィックボードの性能は直接影響する部分だけに、高性能なものが欲しいもの。人気があるものだと、『MSI GeForce GTX660 搭載ビデオカード オーバークロックモデル VD4776 N660GTX Twin Frozr III OC』があるが、消費電力は150W。この性能では、結構、低い方。

ゲームをしない方としては、そこまではというところがあり、スリムPCでは、電力面でも、サイズ面でも無理なことになる。個人的には、2~3万でグラフィックボードを買うなら、WindowsXPがサポート外なこともあり、今どきのパソコンを買ってしまった方がいいような。そんなところを考えると、1万前後ならいいかなと。

『ELSA GeForce GTX 650 Ver.2 1GB S.A.C GeForce GTX 650 GPU搭載 VD4890 GD650-1GERX2』、『ELSA GeForce GT 640 LP 2GB VD5022 GD640-2GERGL』、『MSI社製 NVIDIA GeForce GTX650搭載ビデオカード N650GTX ARMOR BIO』などが、価格と性能面で無難かな。どれも、CUDAコア数 384で、これより、下になると、CUDAコアが極端に下がり、100を切る。

HD画質で60分だと、CUDAコア 100未満で3~4時間ほどはかかるという話もあり、それが、4倍弱で、劇場公演は、HD画質ではないことを考慮すれば、意外と行けそうな気がする。そこで、実際に買って、やってみたくなり、どれが、このPCで使えそうか考えるつつ。

これらのグラフィックボードで、最大消費電力、サイズなどを調べたところ、消費電力が意外と調べても分からないもので、『ELSA GEFORCE GTX 650 Ver.2 1GB S.A.C』が64W、『ELSA GeForce GT 640 LP 2GB』が65W、『ASUSTeK NVIDIA GT650チップセット搭載 GTX650-E-1GD5』が74W、他は分からない。

さらに、サイズでみると、『ELSA GeForce GT 640 LP 2GB』が幅6.8cm、 『ASUSTeK NVIDIA GT650チップセット搭載 GTX650-E-1GD5』が5.8cm。この程度の幅なら、スリムPCでも問題はないず。

そうなると、消費電力が低めの『ELSA GeForce GT 640 LP 2GB』になる。公式サイトの必要動作環境には、最低でも電源容量 350W以上とあるが、動くはずだということで。

これを注文することにしたのだが、さて、結果はどうなることやら。





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ムービーグラバーHDを使って、劇場公演は保存できるか 2.グラフィックボードの付け替え、やはり、動きがいい [ムービーグラバーHDでDMM劇場公演を保存したい]

昨日は、クリスマスイブということで、街はクリスマスな雰囲気なのだが、個人的には、特別にということもなく。ただ、たまたまなのだが、グラフィックボードが、このタイミングで届き、クリスマスプレゼントのようなものだろうか。

下の画像で、左が、ムービーグラバーHD向けに買った 『ELSA GeForce GT 640 LP 2GB』、ムービーグラバーHDで動画を録画する際、圧縮録画するには、NVIDIAのCUDAに対応している必要があり、それで。右が、今まで使っていた 『SAPPHRE Radeon HD 5450』、消費電力はファンがないこともあり、最大でも50W前後だったような。

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NVIDIAのCUDAは、ゲームや動画再生・編集などで、CPUの処理を補助することで、CPUに掛かる負荷を軽減するもの、AMDで言うところ、『Appアクセラレータ』。NVIDIA製のGPUを積んだグラフィックカードなら、ここ数年のものだとCUDAに対応はしているのだが、レベルによりコア数に違いがあり、コア数が高い方が、処理能力も高い。

今回は、275WのスリムPCに取り付けるため、消費電力が比較的低く、幅も小さいということで、『ELSA GeForce GT 640 LP 2GB』を選んだ。ちなみに、CUDAコアは384。

このままの状態では、スリムなPCからはみ出てしまうため、モニター向けのアナログ出力 VGA (Dsub15)を外し、取り付ける金具をより狭いものに付け替え。後は、パソコン本体を開けて、差し込むだけ。

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これまで使っていた Radeon関連のドライバーやユーティリティを削除し、『ELSA GeForce GT 640 LP 2GB』のドライバーなどを入れて、完成。もちろん、全く問題なく動くのだが、GPUの違いもあるだろうが、ビデオメモリがDDR3 512MBから2GBになったこともあり、パソコンの動き自体が、全体的に早い。

時間の関係で、週末以外はアーカイブで観ているのだが、昨日は帰宅後、HKT48 劇場公演の終盤部分を生中継で観る事ができた。今まで、生中継では、映像と音声にわずかにズレが生じることもあったのだが、キチンと上手く観えているような。この部分は、回線の影響かと思っていたのだが、こちらのパソコンの問題かもしれない。これは、もう少し様子をみないと、ハッキリとは言えないのだが。

動画を観るくらいならと、『AMD Radeon HD 5450 DDR3 512MB』で十分だと思っていたのだが、こうして、違いを感じると考えも違ってくる。一度、ダウンロードして視聴するもの、DMMのアーカイブやYouTubeなら問題なくても、生中継となると、ストリーミングでその場で処理して映し出すため、より性能が問われるのも分かる話。





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ムービーグラバーHDを使って、劇場公演は保存できるか 3.ラジオグラバー MX PROの補償、連絡から3週間過ぎたため、問い合わせすることに [ムービーグラバーHDでDMM劇場公演を保存したい]

ラジオグラバー MX PROで、Windows XP向けには、録音機能が使えなくなったため、補償するという話で。選択肢は、3つあり、全額返金、パソコンのOSを乗り換え向けに1年分のチケット、そして、ソフトプレゼント。ラジオグラバー MX PROを使用する際、ソフトの他、月額料金がかかり、年一括払いで7200円。

返金してもらうのも、味気ないところがあり、今のところ、パソコンをWindows Vistaや7、8に乗り換える必要もなく、乗り換えるとデータの移行もそうだが、動かないソフトもあるため、余ほどの事がなければ避けたいところ。そこで、プレゼントを選び、いくつかあるソフトから、『ムービーグラバーHD』を選んだ。

このソフトも、相変わらず、スキを突いたようなソフトで、このブログからも分かる通り、HKT48の劇場公演を観ていることから、ホントに録画できるのか興味があり、そこで選んだのだが。そのために、グラフィックボードも昨年末には買い替え、それなりに準備は整えた。

プレゼントの手続きに、2週間ほどかかるという話だったが、さすがに、3週間を過ぎると、気になり、今日の朝、メールで問い合わせてみることに。帰宅後、メールを見ると、昼頃には、返信メールがあったようで。

メールアドレスや名前からだと思うのだが、処理状況を確認してくれたようで、わざわざお問い合わせをいただく形になり、申し訳ありませんという言葉と共に、丁寧な内容で。現在も手続き中で、もうしばらく時間がかかるという話だった。

インターナルも、なかなかキワモノなソフトを作るメーカーだけに、いろいろありそうで。サイトのトップページには、業務改善を掲げ、お詫びも掲載されている。さらに、この内容の下には、『ストリーミング保存ソフトMPX』が、来月末で販売終了という話が、2日前に決定されたようなのだが。

私が、使用している録画・ダウンロードソフトでもあるのだが、最新版がMPX9で、このシリーズも終わりになる。私自身は、2つ前のMPX7を使っている。ハイスペックなパソコンじゃないと難しいところもあり、使える状態にするにも、いろんなソフトをインストールし、結構、手間がかかったことを覚えている。それも、MPX9では、簡単になっているようだが。

今、使っているユーザーが使えなくなるということはなく、サポート自体は継続されるため、こちらとしては、特に問題はない。このソフト、使い方がいろいろあるだけに、販売終了というのも理解できるところではある。例えるなら、昔、ビデオのコピーガードを解除する機器があったが、これが、押えられたような感じだろうか。

ただ、現在は、動画をネットを通じて配信しようとする人もおり、個人的な趣味に留まらないこともあるだろうから、こういう流れになるのも仕方ないのかもしれない。

いずれにせよ、補償の手続きに時間がかかるのが分かり、こちらから、送った内容が伝わっていないのではとも思ったが、そういう状況ではないようで。

とりあえず、後は、安心して待つのみというところだろうか。





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ムービーグラバーHDを使って、劇場公演は保存できるか 4.視聴期限付き動画を簡単録画、しかも、画質もなかなか [ムービーグラバーHDでDMM劇場公演を保存したい]

昨日の夜、メールで、ムービーグラバー4 HDのパスワードが届き、早速、使ってみた。結論から言うと、視聴期限付き動画、この場合、劇場公演のダウンロード動画なのだが、ちゃんとできた。しかも、状態が、非常に良く、音のズレも感じられないほど。

これが、どのくらい凄いかというと、画面に表示された動画を、直接、録画するのが、有り勝ちな、簡単な方法なのだが。これは、画面上に映る動画を録画するというもので、細かい調整をしつつ、手間もあり。30分ぐらいの短い動画なら問題はないのだが、劇場公演のように2時間近くとなると、音が大きくズレる。

これは、処理が遅れることで起こり、パソコンの性能がこの処理よりも大きく上回れば、このようなことは起こりにくいのだが。最初は良さそうでも、長時間録画となると、徐々に遅延があり、これを解消するのが、かなり、難しい。

映像の直接録画では、音がズレるような、そこそこの性能のパソコンでも、このムービーグラバー4 HDを使えば、音声のズレを感じないほどのレベルで、しっかり、動画が録画できた。これは、予想外で、なかなかのもの。下の画像が、録画したものだが、20インチのテレビでフルスクリーン表示したもの。

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今のところ、視聴期限付きの動画の録画しか試していないが、使い方にポイントはあるが、今までに比べれば、ずいぶんと使いやすく、かなり簡単に録画できるようになっている。

まず、使い方なのだが、視聴期限付きの動画をパソコンにダウンロード、ムービーグラバー4 HDに、その動画を視聴するために必要なIDとパスワードを入力。これで、ムービーグラバーでも、動画が再生できるようになる。

ポイントというか、ここが重要なのだが、ムービーグラバーを起動する前に、視聴期限付き動画を再生する必要があり、再生した状態で、ムービーグラバーを起動し、ムービーグラバーから、再生した動画と同じ動画を選択して、録画の対象になるリストを組み込み、それを選んで、【スタート】を押せば、録画は開始される。

なぜ、このやり方なのか。個人的な印象なのだが、視聴期限付き動画を再生することで、ロックを外したような状態になり、ムービーグラバー側でも同じ動画ファイルを再生することで、再生した状態で引き継ぐような、そんな感じだろうか。

ムービーグラバーで録画が開始されれば、ムービーグラバーを起動する前に、再生していた動画は、閉じても問題ない。しかも、設定にある 【自動シャットダウン】にチェックを入れれば、録画している動画が終了すれば、勝手にパソコンを閉じることができ、非常に便利。

WindowsXPの場合、倍速録画が使えず、録画ファイルもAVIのみが可能なようで。MP4の方が、劣化が少なく良さそうだが、AVIでも、上にある画質なのだから、上出来な方。

ムービーグラバー4 HDでは、4つのファイルタイプが選べ、AVI、ASF(VC-1)、MP4(AVC)、DSM(AVC)なのだが、録画できるか試したところ、使えたのは、AVIファイルのみで、CUDA加速がオフの場合。他のものでは、ASFとMP4は、全く録画できず、DSMは設定自体は通るのだが、録画ができず、ここにも、WindowsXPと古いOSだから、機能しないところで。

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ムービーグラバー4 HDを使うため、CPUへの負荷軽減に、CUDAコアに対応するグラフィックボードを購入したのだが、WindowsXPでは、もしかしたら、買い換えなくても、良かったのかもしれない。

ラジオグラバー同様、WindowsXPだと、ムービーグラバー4 HDでも、OSが古いことで、便利なオプション機能は使えず、Windows 7、8やVistaなら、録画ファイルが、MP4などでも出力でき、倍速も使えるのだが、ここら辺が、XPではダメらしい。ただ、これは、他のソフトでもある話で、驚きもしないが。

インストールして、設定が上手く行っていないと、下の画面のように、ファイルを選択しても再生できなかったりする。これは、マニュアル通りにインストールし、セキュリティソフトも特に問題なく、最初で最後だが、引っかかったところ。

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これは、どこに問題があるかというと、DirextXのところ。WindowsXPでの話なのだが、画面左したにある【スタート】⇒【ファイル名を指定して実行】を選び、そこに、【dxdiag】と打ち込む。すると、下の画像のような、【DirextX診断ツール】が表示され、【ディスプレイ】を選択。

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ここにある、【DirectDraw アクセラレータ】を【使用不可】にすれば、ムービーグラバー4 HDは上手く機能した。ここが、使用可能のままだと、ムービーグラバー4 HDは、起動はするものの、視聴期限付き動画を開こうとしても、ムービーグラバープレイヤーが真っ黒のままで何も表示されず。もちろん、録画も始まらない。

ところが、ここが使用不可だと、今度は、ライブ配信が表示できず。恐らく、表示するために使っている Silverlightの問題だと思うのだが。そのため、もし、Live配信を観るなら、【DirectDraw アクセラレータ】、【Direct3D アクセラレータ】、【AGP テクスチャ アクセラレータ】を使用可能にすればいい。

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切り替えるボタンが、ちょっと分かり難いところがあり、ボタンが【無効】の状態が、使用可能な状態で、ボタンが【有効】の状態が使用不可の状態を表している。上の画像を見ると分かるが、この状態が、使用可能。

WindowsXPでは、倍速も使えず、録画している動画の音声をオフにもできないようで、しかも、CUDAコアも、どの程度、使えているかも分からない。OSが古いことで、使えない部分が多いのだが、それでも、このくらいのクオリティで普通に録画できたのは、大したもの。

特に、動画を録画する上で、2時間ほどになると、音ズレを回避するのが非常に難しかったため、この環境で、音ズレを回避できたというのは、驚きでもあり、十分、視聴に耐えうるクオリティなのが凄い。MP4が使えれば、さらに画質も良く、ファイルサイズも抑えられることを考えると、Windows 8のパソコンが欲しくもなるが。

この手のソフトは、不可能を可能にしてる分、もしかしたら、できないんじゃないかという思いがどこかにあり、ダメもとなところがどこかあるが、このソフトは、かなり使えそうだ。

インターナルのソフトは、MPX7、ラジオグラバー2、MX PRO、そして、ムービーグラバー4 HDなのだが、この中では、使い方が比較的簡単で、使いやすさを感じる。

ただ、WindowsXPだからかもしれないが、マニュアルの説明では、足りないところもあり、右往左往したところもある。ここら辺をもう少し丁寧に説明してもらえると、有難いのだが。





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ムービーグラバーHDを使って、劇場公演は保存できるか 5.使って感じた、ムービーグラバーとMPXの違い [ムービーグラバーHDでDMM劇場公演を保存したい]

ムービーグラバーとMPXは、何が違うのと聞かれると、一言で言うなら、ダウンロードと録画の違いなんじゃないだろうか。これは、ムービーグラバー4 HDとMPX7の両方を使っての、個人的な印象なのだが。

現時点で、MPXは、9まで出ているのだが、来月末で販売終了。そのため、MPX7より、2つもバージョンが変わっており、基本的な部分は同じはずだが、そうなると、この印象とは多少ズレているかもしれない。

MPX7では、サイトから動画ファイルを割り出し、動画ファイルのみを複数ダウンロードしたり、画面に映っている動画を直接、映像として録画することもできるのだが、この録画機能には、どこか、オプション感もある。それに比べ、ムービーグラバーの場合、そういったものとは違い、もっと、直接的に録画しているというか。

視聴期限付きの動画ファイルがあり、それを、普通にメディアプレイヤーで再生。ここまでは、通常の視聴の仕方で、なんらおかしなものではないのだが。それをしながら、ムービーグラバーを起動して、割って入りつつ、動画ファイルを録画するカタチでコピーする。

最初に、視聴期限付き動画を再生した状態なため、ここで、視聴期限などの制限部分をクリアしており、その後は、ちゃんと最初から最後まで録画しており、それが、面倒な設定も特になく、よく出来ている。DRMを解除しているのではなく、DRMをそのままに、精巧に録画してるという感じ。

何が凄いかといえば、MPX7による再生動画の録画では、パソコンの画面上を直接録画しているため、動画を再生している大きさ、映像を写している位置を変えれば、直接、それも録画されてしまうため、録画が終わるまでは手が出せない。

ところが、ムービーグラバーでは、動画の映像は、録画しているもののプレビューみたいなもので、これを移動しても、録画には一切関係なく、録画される映像の大きさ、動画のタテとヨコのサイズだが、これも、100%で録画される仕組みなため、設定する手間もなく。そんなところからも、メディアプレイヤーを介することなく、録画しているのが伺える。

WindowsXPで使う場合には、いろいろと使えない機能があることを前回も書いたのだが、このパソコンには、ステレオミキサーがなく、ソフトウェアのTiVSoundを使っているため、そうなのかも分からないのだが。

複数動画の同時録画ができず、さらに、このムービーグラバーを起動して録画する際に、先に、視聴期限動画を再生した状態で、録画に入るのだが、この起動前に再生した動画で音声が出ていると、録画した動画にも音が入るため、動画は再生しつつも音量は0。

そうすると、録画を開始した際には、動画は最初から再生され、音声もちゃんと録画されるため、問題はない。これは、あくまでも、WindowsXPで、ムービーグラバー4 HDを使った場合で、WindowsVista、7、8なら、違うはず。

これは、全国のラジオ放送が聴けて、録画もできるという ラジオグラバー MX Proも、同じだった。WindowsXPでは、録画しているラジオ番組の音量も消せず、複数録画もできなかった。

音量が消せると何がいいかというと、パソコンで他の作業をしながら、気が付いたら、録画が終わっていたということもでき、さらに、複数の音声を別々に録音できれば、複数の動画を録音しつつ、音声はオフということにもなる。

ここ数日、リクエストアワーのため、劇場公演がなく、録画を何度か試していたところ、2時間ぐらいの動画をAVIで、音声をPCMで録画すると、5GBほどになり、この音声をMP3に圧縮すれば、4GB弱になる。

どちらも、何度か録画を試したのだが、2時間ほどの録画で、ほとんど音ズレが生じておらず、この点は、やはり、凄い。どんな動画を録画したいかにもよるのだが、個人的には、どちらが凄いかといえば、視聴期限付き動画は意外と多くあり、それをこのクオリティで録画できる ムービーグラバーじゃないだろうか。

気をつけたいこととしては、当たり前なのだが、視聴期限付き動画の画質を超える録画はできないことと、WindowsXPでも、このソフトは普通に使えるのだが、WindowsVista、7、8なら、複数動画を一気に保存したり、倍速録画もできたりと便利さに違いがあり、最近のパソコンで使った方がいいのは、間違いなさそうだ。

これだけ簡単に録画できると、欲も出てくるもので、ダウンロードした動画の画質をもう少し上げて欲しくもなる。さらに、いい加減、観念して、パソコンを買い換えるべきか、手間もあるだけに、悩むところだが。




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ムービーグラバーHDを使って、劇場公演は保存できるか 6.音がズレず、録画というのとも違うのだろうか [ムービーグラバーHDでDMM劇場公演を保存したい]

ムービーグラバー4 HDを使うにあたり、グラフィックボードを買い換えたという話を以前にしたのだが、パソコンの構成が変わってから、再び、MPX7の2時間を越える録画を試したのだが、やはり、いろいろ負荷が掛からないよう工夫しても、長時間の録画では音が3秒ほどズレた。それが、ムービーグラバー4 HDでは、音がほぼズレずにできるのだから、やはり、よく出来ている。

このときに、視聴期限付動画の録画をする際、ムービーグラバー4 HDを使うために、『ファイル名を指定して実行』に、『dxdiag』と入力し、表示された『DirectX診断ツール』にあるディスプレイで、DirectXの機能 【DirectDraw アクセラレータ】、【Direct3D アクセラレータ】、【AGP テクスチャ アクセラレータ】を無効にする必要があると書いた。

これをしないと、ムービーグラバー4 HDが上手く機能しないからなのだが、これをすると、表示される動画は、どうなるかというと、画質が荒い感じになる。例えるなら、キレイに丸く表示されていたものが、よくみると、輪郭がカクカクしているような。表示する画面のセルが細かくないような表示になる。

ところが、録画したものはというと、動画を再生する前に、無効にした DirectXの機能 【DirectDraw アクセラレータ】、【Direct3D アクセラレータ】、【AGP テクスチャ アクセラレータ】を有効に戻す必要があるのだが、録画された映像自体は、カクカクさはなく、それなりに、キレイなもの。

ここから分かるのが、ムービーグラバー4 HDは、動画がディスプレイに表示される前の段階で、録画をしているため、視聴期限のDRMを解除しているという話ではないのだが、DirectXの機能の影響も受けていないことも分かる。影響を受けているのであれば、カクカクさも録画されるはずだが、そうはなっていない。

こうなると、録画というよりは、動画をデータとしてコピーし、再生できるファイルタイプに変換したという方が、近いような気がする。それだと、再生している状況があまり関係ないため、音がズレないという話ともつながるような気もする。

ムービーグラバー4 HDで、録画中に映像も表示されるのだが、動画ファイルの100%の表示サイズで小さいため、DirectXの機能が無効になっていても、画質の違いに気付きにくい。そのため、DirectXの機能を無効にしたまま、有効に戻すのを忘れてしまい、録画した動画を再生すれば、画質が悪く、録画したけど画質が悪いと勘違いしそうだ。これは、無効にしたDirectXの機能を有効に戻せば、問題ない。

それでも、ベストとまでは言えないところがあり、それは、WindowsXPでは、すべての機能が使えないこともあるのだが。このムービーグラバー4 HDには、映像のコントラストと明るさを調節ところもあり、劇場公演の動画ファイルは、生中継と比べ、明るめなところがあり、これを少し調節すれば、より良くなるような気もするのだが。

視聴期限付動画が、上手く残せるようになると、楽しみの幅も広がる反面、動画ファイルは容量があるため、外付けハードディスクが欲しくもなるところ。パソコンを買い換えて、Windows8で、より容量を圧縮できるmp4などに変換できる方がいいのか。ここまでできると、いろいろと悩むところも。

視聴期限付動画に関しては、問題ないのだが、劇場公演の生中継は、Silverlightを使っているせいか、録画はできるのだが、上手く動画を表示する位置が掴めないのか、動画のはじが切れており、もう少しというところだろうか。

ただ、これも、OSの条件をギリギリクリアしているような、WindowsXPでの利用なため、ベストな状態ではなく、どのOSでも、同じようになるとも言えないところがある。



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ムービーグラバーHDを使って、劇場公演は保存できるか 7.Windows8.1では、DSM形式の録画ができるのか、できないのか [ムービーグラバーHDでDMM劇場公演を保存したい]

今月からDMMの生中継が、HD画質になり、高画質で観れるようになったのだが。1週間ほど前から、映像がわずかに止まる点が気になり、カクつくという感じだろうか。

これが、通信速度の問題ではないようで、通信速度が低下したのであれば、映像と一緒に音声も止まるはずだが、この現象では、映像のみで音声はそのまま流れている。

こちらのパソコン側の問題かもしれないが、パソコンは買い替えたばかりで性能的にも悪くなく。Windows8.1、CPU Core i5-4570 3.2GHz、物理メモリ 12GB、グラフィックボード ELSA GeForce GT 640 LP 2GB。カクつく瞬間でも、調べたところ、CPUの使用率にも余裕があり、回線状況も特に悪くない。

ただ、生中継だけに、土日に観ていることもあり、平日では、どうなっているかというのは分からない。新しいことにはトラブルが付き物なため、しばらく、様子を見る必要はありそうだが。これが、1秒ほどで、高画質になった映像の良さに比べれば、大した問題でもないとも言える。

今回、劇場公演のHD生中継が始まり、扱うデータ量が2倍以上に増えており、生中継を観つつ他の処理をさせるなら、もう少し良さそうな グラフィックボードを取り付けようかと、Amazonを覗いていたのだが。

やりたいことは決まっており、劇場公演をHD画質で観つつ、DMMでダウンロードした動画の処理もしたいというもの。ダウンロードした動画は、無音状態で処理できるため、劇場公演を観ながらでも問題なく、グラフィックボード側で処理する DSM形式を使いたい。

現在のGeForce GT 640でも、パソコンとテレビの2画面表示で、両方でHD画質の動画を表示しても、大丈夫なのだが。問題は、変換できるかにある。ELSA GeForce GT 640 LP 2GBでは、2時間の劇場公演を変換することはできるのだが、グラフィックボード側の熱が上がってしまい、連続できは無理がある。

そこで、それなりの性能のもの、音を静かに冷却も効いた グラフィックボードが欲しい。さらに、NVIDIA製 グラフィックボード側のメモリを使って処理する DSM形式で処理できれば、快適に使えるんじゃないだろうか。やってみないと分からないが。

パソコンに取り付ける グラフィックボードは、ピンからキリまであり。低価格なものでは、2千円台から、高いものだと、10万円を超えるものもある。

個人的には、動画を観るくらいなら、最近のパソコンだと、マザーボードに付いているものでも問題なく、3Dゲームをするなら、それなりのものが必要になるという認識。ゲームが求めるパソコンの性能も様々なため、このくらいのグラフィックボードで十分とも、一概に言えないところもあり。

今回は、ゲームのためではなく、動画処理のためということで、GeForce GT 640より、2~3倍の性能があれば、十分じゃないだろうかと考えた。

同じNVIDIA製チップを載せても、メーカーにより違いはあるのだが、『玄人志向 グラフィックボード GeForce GTX650Ti 1GB OCモデル PCI-E GF-GTX650TI-E1GHD/OC/A』、『玄人志向 グラフィックボード GeForce GTX660 2GB OCモデル PCI-E デュアルファン GF-GTX660-E2GHD/DF/OC/A』、『ZOTAC GeForce GTX760 2GB DDR5 TwinCooler グラフィックスボード VD5081 ZT-70405-10P』。これらは、GeForce GT 640のおよそ2倍、3倍、4倍という性能差。

購入する前に、マザーボードが小型の事もあり、あまりスペースに余裕がないため、本体サイズから入るかどうかを確認。どれも、補助電源が必要なのだが、最初の2つが、6pinが1つ、3つ目は、6 pinは2つ必要。補助電源については、変換ケーブルも付属しているものもあり、他の機器でケーブルが塞がっていなければ問題ない。

この中で、2つのファンで強めの冷却、厚さも比較的薄く、性能面でも3倍ほどと、良さそうな『玄人志向 グラフィックボード GeForce GTX660 2GB OCモデル PCI-E デュアルファン GF-GTX660-E2GHD/DF/OC/A』を選んだ。この性能で、この価格だと割安感もあり。

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翌日には、届くのだから便利なもの。もちろん、取り付けも問題なく。ただ、ムービーグラバーで、Windows 8では、CUDA加速が使えず、倍速録画はできない。解説には、DSM形式での録画にも、CUDA加速が行えるとあり、Windows8でも、8.1でも、ダメそうなのだが。

それならそれで、仕方なく。あまり、この点がハッキリ書かれていないため、とりあえず、カスタマ―サポートには、いろいろ書きつつ、問い合わせしている。

CUDA加速が、Windows 7やVistaで使えて、8や8.1では使えないというのも、できれば、どうにかして欲しいところだが。無理なのだろうか。メーカーとしては、倍速録画もDSM形式の録画でも、機能としては大きなポイントでもあり、8や8.1でも使えるようにとは思っているかもしれないが。

『玄人志向 グラフィックボード GeForce GTX660 2GB OCモデル PCI-E デュアルファン GF-GTX660-E2GHD/DF/OC/A』は、このくらいの性能があれば、たいていの3Dゲームもできそうで、動作音も静かで、これは、なかなかいい。






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ムービーグラバーHDを使って、劇場公演は保存できるか 8.現時点では、Windows Vistaや7ならいいのだが、8や8.1だと、もう少し [ムービーグラバーHDでDMM劇場公演を保存したい]

ムービーグラバーHD関連で、Windows8.1で、DSM形式での録画ができないものかと問い合わせたのだが、予想通りというか、返信らしきものはなく。それもそのはずで、仕組みを考えると、CUDAが8や8.1で使えないため、ハッキリ書かれていないだけで、できそうもないのは分かってはいたのだが。

ただ、不都合を訴えると、プログラムだけに更新される可能性もあり、こうしてくれないかなというところを遠回しに言ったような、そんなところだろうか。そもそも、このソフトは、Windows 8でも動くことにはなっているのだが、現時点では、その機能をフルに活かせるのは、前のOSのVistaや7。Windows 8以降では、基本的なところが使える状態にとどまっている。

個人的には、Windows 8がリリースされ、2年弱。もう少し、対応できるよう改善できないものだろうかというところ。このメーカーのソフトをいくつか使った中で、正直、優れていると感じるのは、この『ムービーグラバー』をおいて他になく。

何が凄いかというと、保護された動画をある程度の画質を保ちつつ、しかも、ロースペックでも音ズレを起こさないところに凄さがある。この手のことをあまりしていない人からすれば、ピンとことないところだと思うのだが。

長時間の動画に対して、音ズレを起こさずに処理するのは非常に難しく、余程、高性能なパソコンがない限り、2,30分はなんとかなっても、1時間、2時間となれば、相当なズレが生じるのだが、それが起こらないのだが、大したもの。

それだけに、使い勝手の悪さがある Windows8や8.1にあるのが、残念なところ。上位機種への対応だけに、そのうち、改善されるとは思うのだが。

このメーカーが、悪く言われることは珍しくはないのだが。その一因は、サポートが、もう一つなところじゃないだろうか。基本的に、質問に対して、答えられるものしか、答えていない印象がある。答え難いものに対しては、返事がないことも珍しくない。

もともと、ユーザーそれぞれで利用するパソコンの環境が違い、ユーザー自身もそのパソコンをどこまで理解しているかの差もあり、把握できない部分が多く、適切に答えられないというのも、多少は、理解できる。

それでも、対応の仕方は、ありそうなものだが。ただ、ソフトの導入に関しては、以前ほど手間がかからない印象もあり、改善もされているんじゃないだろうか。

最後は、ソフトも、道具なため、上手く使うには、使う側の試行錯誤もあり、そこが難しくもあり、面白いところかもしれない。キワモノだけに、腰を据えてということにはなりそうだが。


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