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HDMI切替器 BSAK202を改造してみよう♪ ブログトップ

初心者で改造 2入力1出力を1入力2出力に早変わり、ちょっと手を加えると逆にも使え、やり方も簡単 iBUFFALO HDMI切替器HEAC対応2ポートBSAK202 [HDMI切替器 BSAK202を改造してみよう♪]

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iBUFFALO HDMI切替器HEAC対応2ポートBSAK202は、2つのHDMI機器を接続し、どちらか一方を使うために、切り替えるためのもの。

例えば、テレビに、1つしかHDMIの差込口がない場合、このHDMI切替器があれば、これに、ブルーレイディスクレコーダー(BDレコーダー)とPS4を接続し、ボタン一つで切り替えることができる。

使う度に、HDMIケーブルを抜き差しする必要がなく、簡単に切り替えられるのが、便利なところ。HDMIの差込口が足りないときに役に立つ。

これが、通常の『iBUFFALO HDMI切替器HEAC対応2ポートBSAK202』の使い方なのだが、これをちょっと改造するだけで、この逆、1つの機器を接続して、どちらかに出力するという使い方もできる。

これがあれば、PS4に接続し、テレビにもキャプチャーが付いたパソコンにも、ボタン一つで切り替えられるようになる。

個人的には、HDMI切替器が2つあり、2つあるなら、1つは逆に使えた方がいいんじゃないかというところと、はんだを使った経験がなく、全くの素人なため、簡単なら試しにやってみたいという好奇心もある。

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道具も何もないため、初心者向けに一通り揃う『goot 電子工作用はんだこてセット X-2000E』を注文。この価格で、これだけ揃うのは、これぐらいのようだ。

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下に敷いているのは、模型などで使う カッティングマット。『iBUFFALO HDMI切替器HEAC対応2ポートBSAK202』の四隅にある丸い滑り止めを取り、ネジを緩めると、中は、こんな感じ。

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どこを改造するかというと、HDMIの差込口にある、小さなダイオードを外し、向きを反対に取り付けるだけ。ピンセットもあればいいのだが、無ければ、毛抜きでもいい。

はんだごては、どんなものか知っているが、聞き慣れないのが、『吸い取り線』。これは、間違ってはんだ付けした際に、はんだを溶かして、銅線を編んだ線に吸わせることで、はんだを取り除くというもの。

使い方は、はんだの上に吸い取り線を載せ、その上から、はんだごてで熱する。すると、ある程度、温まると、急に吸い付き、はんだが取れる。

はんだが取れれば、ダイオードも簡単に取れるのだが、このダイオード、基盤の上に載せて、はんだ付けされており、穴が開いてるタイプではない。取り外したダイオードが、下の写真。

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後は、逆に置いて、はんだ付け。これが、あまり上手くできず、丸い玉状になったはんだが、コロコロと周りに。部品の足、リード線を穴に通して、その上からはんだ付けではなく、これだと、ダイオードの両端にはんだ付けすることになり、多少、やり難いタイプのようで。結局、下のようなカタチにはなった。

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これで、完成。30分ぐらいだろうか。動作も確認したが、問題なく。感想としては、ダイオードを外して付け替えただけで、はんだごて、はんだ、はんだ吸い取り線があれば、全くの初心者でも問題ない。失敗するようなことでもないと思うのだが、改造は自己責任にはなる。

ただ、『iBUFFALO HDMI切替器HEAC対応2ポートBSAK202』と『goot 電子工作用はんだこてセット X-2000E』を買うなら、金額を考えると、最初から分配器の『1入力2出力 対応HDMI 分配器 スプリッター』や『サンワダイレクト HDMI分配器 HDMIスプリッター 400-VGA003』を買ってしまった方が、手間もなく、話が早い。


   


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