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描けなくてもマンガが作れる コミポ 1.パーツを組み合わせてキャラを作り、多彩なポーズと自由な角度でマンガになる コミPo! [絵心がなくてもマンガになる PCソフト コミポ]

マンガというと、書店で売られているものもあれば、電子書籍もあれば、ネット上に自作の漫画を公開している人など様々なのだが。字ばかりの小説と違い、マンガは、人を楽しませる絵という部分が大きく、絵心が求められる。

絵心というのも、持って生まれたセンスが出るところでもあり、同じ物を描いていても、見た目の差が大きく、一目で分かるものもあれば、どこをどう見ても、何だか分からないものにもなる。

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そこで、気になるPCソフトがあり、それが、『コミPo!』。これは、全く絵心がなくても、様々なパーツを組み合わせることでキャラクターを作り、それを自由に使うことで、マンガが出来上がるというもの。

もちろん、パーツの組み合わせでキャラが作れるため、キャラのオリジナリティという点では、欠けるのかもしれない。ただ、マンガは、原作と作画が違うこともあるため、物語を考えた人が、絵も描いているとは限らない。そう考えると、この『コミPo!』は、絵心は無くても、想像したものをマンガで表現したいという 人に向いているのかもしれない。

このソフトの凄いところは、発売が、2010年と数年前ながら、同じようなものがないこと。イラストを描くためのソフトは、数多くのメーカーが出しているのだが、絵を描かなくても、マンガができるのは、現在でも無さそうで。

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ソフトを起動すると、数分だろうか、アップデートがあるのだが。2010年から、現在までで、アップデートの回数が、60回ほどあり、発売当時よりも、かなり改善が進んでいるようだ。

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マンガを描くというか、キャラを載せる枠も様々で。1枚の画像もあれば、4コマ漫画、縦長、横長での区切りもある。上の画像で、右が縦長、左が横長で選択できる枠だが、この他にもある。

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キャラクターの作成は、複雑ではなく、操作もしやすい。ゲームなどで、カスタマイズをしたことがあれば、説明書を読まなくてもできそうなほど。ただ、本体だけでは、選択肢が少ないため、ビジネス系なら『コミPo! ビジネス文書 マンガセット・スターターパック』、学園系なら『コミPo! 学園マンガセット・スターターパック』とセットのものを購入した方が、『コミPo!データコレクション』で追加購入するよりも、いいのかもしれない。

キャラクターだけではなく、背景、登場させる アイテム、文字を書き入れる吹き出し、驚きなどの表現に使う 効果線なども各種揃っており。この他、用意した 画像の読み込み、自作で3Dデータが付くれれば、それも、登場させることができる。

キャラクターの作成は、すぐにでもできるのだが、ポーズの種類が豊富にあり、全体を把握するために、多少の時間はかかりそうだ。簡単に想像したものをカタチにできるという点では、他にないところもあり、ゲーム感覚で楽しめそうな。




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描けなくてもマンガが作れる コミポ 2.組み合わせの簡単なキャラながら、選べる 表情と姿勢も豊富で、表現の広がりもあり [絵心がなくてもマンガになる PCソフト コミポ]

絵心がなくても、マンガが作れるという PCソフト『コミPo!』なのだが。キャラクターは、ゲームのカスタマイズ感覚で作ることができ、その割に、表情や姿勢で表現できる幅も広く、操作自体も簡単で良く。

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キャラクターの作成というのも、基本になるもの、表情や姿勢を加えていないものなら、5分とかからず。これは、『コミPo!データコレクション』などを加えれば、選択肢が増え、作れるキャラの幅が広がる分、複雑になるのかもしれない。

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元になるキャラを作った後は、表情と姿勢になるのだが。この画像からは、感じられないかもしれないが、キャラクターは、全て3Dで作られており、視点も自由に変えらる。後ろを向かせれば、後ろ姿になり、頭上から見下ろすように見せることもできる。

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表情については、現時点では、353パターンあり。それを選択するだけで、驚いた表情、怒った表情などができる。さらに、姿勢は、223パターンあり、さらに、各ポーズでの首の上下左右、傾き、頭の大きさも調節できる。

表情と姿勢は、選択肢が多いため、カテゴリー分けされており。例えば、表情なら、『驚き』を選べば、それに関連するものが表示され、姿勢なら、同じ様に、『上半身のしぐさ』とすれば、ケータイで話す姿や頭をかかえる姿などが表示される。

やりやすい点としては、選択したものが、すぐに、プレビューとして、作っているキャラに反映されること。姿勢を決定する前に、その姿を見れるため、やってみたら違うというのが起こり難く、手間も省ける。

使いやすいとは言え、選択肢にないことはできないため、どれができて、どれができないかというのを把握する必要はある。それでも、これだけ、いろいろできるのは凄く、絵心がなくても、見た目で分かるものができるというのは、画期的でもある。

能のお面は、どの角度から見るかで、怒っているようでもあり、喜んでいるようでもあり、印象が違う。この『コミPo!』のキャラも、どの角度から見せるかというのは、自由なため、工夫次第で、より多彩な表現ができるのかもしれない。





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描けなくてもマンガが作れる コミポ 3.背景との距離感、無料の3Dキャラデータもあり、アイディア次第でいろいろ使えそうな [絵心がなくてもマンガになる PCソフト コミポ]

イラストが描けなくても、マンガができる 『コミPo!』なのだが。『コミPo!データコレクション』、略して、コミコレを加えていない状態、本体のみでは、背景のメインは、学校になっており、教室、体育館、プールなどで様々なバリエーションがいくつもあるのだが、住宅街、駅、オフィスもあるものの、これらは数が少ない。

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背景を付けてみると分かるのだが、背景とのスケールを合わせる必要があり、さらに、1枚の画像なため、その中に、他のキャラを登場させ、にぎわっているように表現するのは難しく、工夫が必要なようだ。

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キャラクター自体は、自由に大きさが変えられるため、広いスペースがある駅などなら、どうにかなるものの、いろいろ置いてある場所では、手前にキャラを配置するしかない。

上の画像では、駅を背景に使っているのだが、駅と電車以外は、何もないため、奥に、住宅街の背景画を加えた。背景自体は、用意した画像を読み込ませて使うこともできるため、やり方次第なところもある。

追加データで、有料のコミコレの他、公式サイトでは、『コミPo! 応援隊』というものがあり、ユーザー登録するだけで、コミPo!で使える3Dアイテムが無料で貰えるようになっており、年賀状に使う干支の動物、オフィスで使うグッズ、季節の催し物 ひな祭りなどのアイテムがある。

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この他、画像の左から、アクワイア製PSP用アクションゲーム AKIBA’S TRIPの『ITウィッチまりあ』、マイクロソフトが展開する技術解説マンガの『クラウドガール』、京都府精華町の広報キャラクター『京町セイカ』が、3Dキャラクターとして、無料ダウンロードでき、もちろん、ポーズも変えることができる。

広報キャラクターに、3Dキャラを使うというのが、凄いアイディアなのだが。文章で伝えるよりも、見た目で分かるマンガの方が、伝えやすさもあり、見た時のインパクトもあるため、忘れ難くもなるだろうし、使える幅も広がりそうだ。

『コミPo!』は、絵心がなくてもマンガができるのというが、最大の特徴なのだが。細かいことができる割に、操作自体は、そう難しくなく、何ができるかの幅さえ掴むことができれば、ちょっとした作業で、カタチになる凄さはある。

ただ、数が多いとは言え、何でもやれる訳でもなく、やれる枠の中で、表現することになる。ここに、使うユーザー側の工夫が必要になる。それでも、もともと絵が描けなければ、マンガはできないため、それをできるようにしたところが、画期的。

マンガで描きたいものに合わせて、追加データの『コミPo!データコレクション』を買い足し、不足を補うことができればいいのだが。想像力というのも、止めどないところもあり、どこかで、折り合いを付けてとはなりそうで。

このソフトで、優れている点は、3Dキャラの表情とポーズが豊富にあり、それを簡単に利用できることだと思うのだが。オリジナルの3Dキャラを作り、それを動かすこともできる。自作で作るというのは、結構な手間なのだが、この感覚で操作できるとなると、やってみる価値はありそうな。





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