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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 1.警部補 矢部謙三2を観て、名探偵コナンの女の子版のようで新鮮さもあり、懐かしさもある [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

インターネット回線の訪問セールスを無事解約させ、父にノートPCを注文したと先日ブログに書いたのだが、そのパソコンが、この土日で届くか怪しくなり、それじゃ実家に帰っても意味がなく、ちょうど来週は3連休と、それに目がけて行くことになりそうだ。

突然、時間が空いたため、昨日、録画した番組を観る事に。7月5日からスタートした金曜ナイトドラマ 『警部補 矢部謙三2』(毎週金曜日 23:15から)なのだが、普段はほとんどドラマを観ないのだが、久しぶりにガリレオでドラマを観てから、なんだかいいなと思い。

このドラマ、仲間由紀恵、阿部寛などが出演するドラマ 『トリック』の最新シリーズ。トリック パート1が2000年に放送され、2000年といえば、HKT48 田島芽瑠が生まれた年、そう考えると、ずいぶん、時間が経ったものだ。続編として、パート2、パート3と続き、その後は、映画版があったくらい。

個人的には、パート1が一番面白かったかな。番組を知ったキッカケは、当時の彼女なのだが、これがかなり気に入っていて、DVDを買ったほど。何度、一緒に見せられたか分からない。何度も観ると感じるのだが、細かいネタ振りというか、伏線がいくつもあり、普通、1回通して観ると、ほとんど内容の全てが分かるが、観れば観るほど、その世界にはまるところがある。

トリックの方は、超常現象など怪しげな現象と殺人事件が組み合わされた話で、謎を解きつつ、笑えるところがあり、当時の事件を風刺するようなところも良かった。ちなみに、TORICK パート1は、DVD-BOXでは発売されておらず、DVD1枚あたり、2~3話が収録されている。

そんなシリーズに登場していた警部補 矢部謙三 (生瀬勝久)が主人公のドラマ。このドラマ自体も、シリーズ化しており、2作目になる。トリックシリーズの定番な流れがそのままで、トリックを1から観ていると登場人物も見慣れた人ばかり、さらに加わった出演者も顔を観れば分かる有名人ばかりで、キャストが豪華な印象。特徴的な音使いも、そのまま。

矢部謙三シリーズも含めて、トリックシリーズは、今さらながら、どこに面白さがあるかを考えてみると、メインの部分だけではなく、ちょっとしたシーンにもコダワリが感じられ、気が付かなければ気が付かずに流れるようなものだが、分かると面白いという感じ。ちょっとした謎かけがあり、クイズ番組のような楽しさもある。

今回は、畠山彩奈(11歳)が演じる警視総監の娘が登場するのだが、小さい女の子で小生意気、しかも、頭が切れて謎を解き明かすため、ここら辺が、名探偵コナンを個人的には彷彿とさせる。コナンのような恋愛要素は全くないのだが、矢部謙三のガラの悪さと、それを手玉に取る女の子という組み合わせが、面白い。

ただ、私の場合、トリックを1~3まで観ているため、キャラクターの個性がすでに頭の中に入っており、どういう笑いのタイプかも知っているため、すんなり面白いと感じるのかもしれない。

トリックを知らずに、初めて観ると面白いと感じるかどうかは分からないが、長く続いているだけに、ドラマのスタイルが確立されている安心感はあり、とにかく、コメディだけに間の抜けた展開ではあるのだが、作り自体は非常に細かい。

ま、この時間帯にやってるドラマだから、若者向けよりは、トリックシリーズを知る大人向けといったところだろうか。


 


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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 2.ホラー映画 貞子3D 映像がキレイだったのだが、動画に抵抗も感じられる [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

脳は、思い出せないから、そんなに多くを記憶していないと思う人もいるが、自由に引き出せないだけで、記憶にはあるため、ふとしたキッカケで蘇ったりもする。それだけに、そのときだけと思い、観てしまっても、意外と影響を受けるもの。

そんな動画に対する印象から、動画に対していい印象ばかりじゃなく、どこか距離がある。これはもしかすると、生まれたときからネットがある若者との世代のギャップなのかもしれないが。

個人的に、このシリーズだと、最初の作品、松嶋菜々子と真田広之が出演した1998年の映画 『リング』が面白く、やはり、謎に迫るところが興味深く、薄気味悪い雰囲気も良かった。

この他、ホラー映画で、凄い作品だと感じたのは、やはり、 『オーメン1』(1976年)と『オーメン2』(1978年)。非常に古い作品なのだが、ホラーの傑作として、かなり有名な作品。物語に深みがあり、聖書の内容とリンクさせているため、多少の知識があるとより怖い。

オーメンの凄いところは、子供が持つ無邪気さの裏にある残酷さを露骨に出しているところじゃないだろうか。可愛らしい子供が、悪魔の子であり、可愛らしい仕草や表情の裏に、怪現象で人が死に、それを笑う奇怪さがある。

物語が、単なる恐怖を煽(あお)るだけではなく、推理小説のような物語の深さがあり、なぜ、こうなったのか、何が起ころうとしているのかという謎に迫る。さらに、他との違いとしては、怪現象の元凶である悪魔の子を守ろうとする者まで現れ、展開に複雑さがある。

ホラー映画として、ヒットした作品だけに、続編が次々と作られたのだが、その度にデキが悪くなり、当初の深みのある物語とはかけ離れ、現在、5作まであるのだが、オーメンシリーズでいいのだろうかという作品まである。さすがに、ここまで作品を無茶苦茶にしてしまうと、6作目はではないんじゃないだろうか。

貞子3Dでは、観る人を驚かせるようなシーンが多く、3Dで映像が飛び出せば印象が違ったのかもしれない。最後に、貞子がモンスターになってしまい、どこか、バイオハザードな雰囲気もあり、アクション映画にも観えた。

主演の石原さとみを観ていると、大きな特徴でもあり、あの存在感がある唇から、HKT48 深川舞子とも重なるところがある。唇も、こうして見てみると、様々な特徴があるものだ。

個人的な好みとしては、謎解きがもっと欲しいところで、点が結びついて線になるような、なるほどと納得したかったのだが、映像はアートな雰囲気があり、恐らく、今風なホラー映画なのではないだろうか。


  


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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 3.懐かしくもあり、改めて見ると面白い Xファイル [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

『Xファイル』は、当時、世界中で大ヒットした話題作。ずいぶん前に、見たことはあるのだが、シーズン9までと長く、再放送だったこともあり、どこら辺を見たかも覚えていない。

1話からは初めて見たのだが、怪しい雰囲気に引き込まれる面白さがある。内容は、奇怪な事件に、二人のFBI捜査官が真実に迫るというものなのだが。超常現象ありきな男性捜査官 モルダー、超常現象を信じず、現実的な女性捜査官 スカリーがコンビになり、二人の意見が食い違い揉めつつも、捜査が進むにつれ、意外な展開になる。

殺人事件を扱う刑事ドラマの場合、いろんな展開はあるものの、犯人は人間と決められ、その枠から外れることはないのだが。Xファイルでは、犯人が人間ではないだけに、展開の予想が付きにくい。

物語が進むにつれ、犯人に近づく証拠が、次々と明らかになりつつも読めないため、刺激的で面白い。これが、現実離れし過ぎていると、全く別の世界で、SFな目で見てしまうのだが、この社会にある奇妙な出来事というところは崩さず、そこに、リアルさもある。

懐かしいところもあり、米国に住んでいた頃、土曜の午後4時だったような気がするのだが、再放送でよく見ていた。当時、ドラマを見て、英語を覚えたところがあり、ウィル・スミスの『ザ・フレッシュ・プリンス』、『ヘラクレス』などが記憶に残っている。

日本語が上手い外国人に聞くと、大半が日本のアニメやドラマで日本語を覚えており。言葉の先に興味があるものがなければ、なかなか続かないということだと思うのだが。

最近、周りで、『スピードラーニング』を始めた人がおり、それを聞かせてもらったところ、日常会話を英語と日本語の音声で繰り返すものだった。

言葉そのものに興味があったり、しゃべらざるを得ない状況が多ければ、これでも覚えやすいのかもしれないが、個人的な印象としては、味気ない会話が繰り広げられているだけで、覚えるのだろうかという疑問がある。

字幕でドラマを見て、面白ければ、その興味を活かしつつ、英語を覚えた方が、楽しく学べて良さそうな気はするのだが。


    


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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 4.Xファイルは、攻殻機動隊を思わせるところもあり、怪事件の面白さがある [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

Xファイルは、ミステリーな雰囲気に惹きつけられるところもあり、次々と起こる 怪現象が興味深く、やはり、見やすく、かなり面白い。

メインの登場人物が、二人のFBI捜査官 モルダーとスカリーだけなため、関係が掴みやすく、理解しやすい。そこに、超常現象や不可思議な物による ミステリーさがあり、常識を超えたような展開があるため、好奇心が刺激される。

内容のバランスの良さもあり、あまりにも突拍子もない話だと現実離れし過ぎて、リアル感が損なわれるのだが。ありそうで無さそうな、もしかしたら、あるかもしれないという微妙な雰囲気も良く。

UFOや宇宙人、超常現象など、いわゆる、怖がられるものが事件に関係してはいるのだが、ホラー的な演出や要素はあるものの、二人のFBI捜査官が、現象から謎に迫る姿があり、一方的に怖さが残るという感じでもない。

Xファイルを見ていると、宇宙人らしき生物が、透明になり姿を隠す 光学迷彩で軍を攻撃したり、意思を持ったコンピュータープログラムが人を襲うなど、こういう話があると、『攻殻機動隊』を彷彿とさせる。

光学迷彩は、他のSF作品にもよく登場しており、映画では『プレデター』の宇宙人、フィリップ・K・ディックの小説『スキャナー・ダークリー』では、『ジャンプスーツ』とも言われ、ハリーポッターなら『透明マント』など呼び方は違うのだが、小説『透明人間』(1897年)もあるため、歴史はありそうだ。

Xファイルは、スマホもない時代で、コンピューターも液晶ではなく、ブラウン管だったり、今見ると、レトロな感じもあるのだが、その反面、不可思議な現象は色あせないところもあり、古さは感じない。

基本的に、1話で完結する話なため、間延びせずに展開が早く、次が気になるというような後を引くものでもなく。一件落着という終わり方ではなくても、含みはあるものの区切りの良さはあり、見た後の満足感はある。

しかも、怪しい雰囲気を残したまま終わっているため、結末が分かっているよな分からないようなというところもあり。だからだろうか、再び観ても楽しめる。


    


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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 5.HK/変態仮面 変態ながら、突き抜けたところにカッコ良さもあり [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

『HK/変態仮面』は、変態だけに毛嫌いされそうなのだが、意外に面白く。女性のパンツをかぶると、強くなるため、変態は変態なのだが。主人公が、真面目で誠実そうなキャラでもあり、普通は弱いのだが。変態仮面に変身すれば、怪しい攻撃を仕掛けつつ、勇敢に悪と立ち向かい、このギャップが凄い。

弱そうな主人公が変身すると強くなり、悪と戦うという物語では、スパイダーマンなどもあり、定番と言えば、定番なのだが。変態仮面は、さらに、変態さが加わり、切り口が違うため、先が読めず。展開に新鮮さもあり、刺激的。

しかも、コメディで、人を笑わせるような内容なのだが、どこかに作り込まれた洗練さがあり、キレが良く。一見、ふざけた感じのものでも、観る側の想像を飛び抜けたような 迫力、スピーディーな展開もあり、惹き込まれる。

変態にも、変態の世界やルールも感じられ、中盤から強敵も現れる。変態にもレベルの違いがあり、価値観を共有しているところに、同じ穴の狢のような、まとまりもあり。考え方、信念のぶつかり合いも激しく。

変態仮面を倒すために、刺客が次々と送り込まれるのだが、その中でも、『真面目仮面』が印象的で。しゃべり方の面白さもあるのだが、個性的なキャラで風格や雰囲気も感じられる。

『HK/変態仮面』は、突き抜けたところに面白さもあるのだが。正義の味方、ヒーローは、こういうものというコダワリがあると、あまりにもかけ離れていることで、ガッカリする人はいるかもしれない。

ただ、主人公の筋肉質な体型で、戦う姿を見ると、カンフー映画を観た後のような、体を鍛えたくなるような衝動もある。ドラマで観たことがあるような 俳優が、真面目に変態なことをしており、それも、見どころと言えそうだ。






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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 6.大人のSFという感じで、雰囲気も良く、思う事も多く [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

『HK/変態仮面』に続き、『オブリビオン』も観ていたのだが、これも面白く。SFの世界ならではの飛び抜けた展開もあり、間延びしないテンポの良さも感じられ、考えさせられるところも多く。

この映画を観て思うのが、主要な登場人物が少ないことだろうか。登場人物が少ないことで、人間関係が分かりやすく、それでいて、小さくまとまっているのではなく、広大なスケールで世界の広がりも感じられる。

SFらしい派手なアクションもありつつ、近未来なハイテクな生活空間もあれば、自然に囲まれたロッジでアナログな感じもあり。

このギャップが、現代と過去とも感じられ、近未来な方には、スタイリッシュな生活もあり、カッコいいと思う反面、自然に囲まれ不自由な生活も、どこか憧れもあり、惹きつけられる。

トム・クルーズが演じる主人公は、規則に縛られており、様々なことが禁じられているのだが。それが本人のためのような説得力がありつつ、最後には、そうせざるを得なかった別の理由も明らかになる。

実在しないSFな世界なため、その分、作り手のセンスが強く感じられるのだが。カタチを変えても、現代と通じる部分が多く、日々の生活を間接的に問いかけているような、そんな印象もある。

この『オブリビオン』は、映像の綺麗さに加え、開放感もあり、デザイン的な美しさも感じるSFだろうか。謎めいたところも多く、示唆に富んでいるため、結末が分かっていても、改めて観ても楽しめる。

SF映画と言えば、長らく好きな作品に、『ブレードランナー』があり。こちらは、物語の舞台は、良くも悪くも人間らしさがあるのだが、それとも違う。SFだからこそできる問いかけがあり、考えさせられるという点では、似ているのかもしれない。


 


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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 7.トータル・リコール 原作が同じでも違いが大きく、古い方が面白そうだ [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

今月8日に放送された『トータル・リコール』は、2012年のSF映画で地上波初登場。これと原作が同じで、1990年にも、『トータル・リコール』があり、見比べてみたのだが。違いが大きく、面白かったのは、古い方の『トータル・リコール』。

2012版は、映像が綺麗で、洗練されたSFな雰囲気があり、主人公も無難に男前な印象があるのだが、全体的にあまり記憶に残らないような。それは、アクションシーンが、他の映画でも観たことがありそうな気がするからかもしれない。

それに比べ、1990年版は、25年も前の作品なため、確かに古さを感じるのだが、それでも、物語の展開が面白く。しかも、記憶のやり取りが、2012年版よりも多く、駆け引きにも深みがある。

1990年版の主人公を演じているのが、その後、カリフォルニア州知事も務めた アーノルド・シュワルツェネッガー。2012年版を観た後だけに、マッチョさが強く感じられ、この体型で派手に動き回るのが、迫力もありつつ、違和感もあり。その時代により、流行りの体型というのもありそうだ。

大きな違いは、グロさや不気味さがあることだろうか。1990年版は、変異体と訳されていたのだが、見た目が大きく違う ミュータントの存在も大きく、戦闘シーンでも、血まみれで腕が飛んだりと痛さを感じる派手な表現が目立つ。

さらに、酸素の話があるのも、1990年版。火星の民衆を圧政から解放するというのも、空気が自由に吸えるようになるというのが、大きなポイントにも感じられ、当たり前じゃないところも、違う惑星という雰囲気がある。

どちらの『トータル・リコール』も、原作は同じ、フィリップ・K・ディックのSF小説『追憶売ります』。同じ原作でも、これだけ違いがあるのかと驚かされる。2012年版は、内容がさっぱりしている気がするのだが、短編小説の原作に近いのは、こちらという話。

製作費は、現在の為替レートで、2012年版が約150億円、1990年版が約77億円。世界興行収益は、2012年版が約186億円、1990年版が約311億円。1990年版の方が、製作費が2012年版の半分ほど、収益は約1.7倍なため、時代背景が違うにしても、どちらが人気かが分かる。

1990年というと、現在のようなCGの技術もなく、それでも、実在しない全く違う世界が作り上げられているのが凄いところでもありそうな。


 


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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 8.ゴーストライダーが意外に面白く、ド派手でノリがいいのだが、1と2の違いがどうかな [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

『ゴーストライダー』と『ゴーストライダー2』は、バイクに乗った骸骨が、燃えているという、B級映画な雰囲気なのだが。ニコラス・ケイジが主演で、ノリと迫力があり、意外に面白く。

主人公は、病気の父親を助けるために、悪魔と契約を結び、夜になると、燃え上がる骸骨になり、燃える アメリカンなバイクで暴れまわるというもの。襲いかかる敵を倒しつつ、罪人も懲らしめる。

何が面白いかというと、オカルト系ヒーローなため、まともなヒーロー像とは大きく異なり、新鮮さがある。見た目が、悪役の化け物ながら、悪魔と戦う正義の味方のところにギャップもある。

アメリカの大手漫画出版会社 マーベル・コミックスに登場するのだが、ヒーローというカッコ良さが外見から感じられないため、子供が憧れるようなヒーローになるんだろうかという疑問もある。

マーベル・コミックスでヒーローを集めた 『アベンジャーズ』にも、もちろん、含まれておらず。見た目の他に、方向が大きく違うような感じもあるため、そういうことだろうか。

骸骨が、燃え上がるバイクに乗り、暴れまわるというのが、話だけでは、無茶苦茶な感じがするのだが、この映画を観ると、組み合わせの斬新さもあり、まとまりもあるため、惹き付けられるところもある。

残念というか、違いが大きいのが、1と2の違い。個人的には、1の方が、アメコミヒーローっぽい定番の流れもあり、斬新さもありつつ、男気も感じられ、面白かった。

2になると、1に比べ、ド派手な戦闘シーンと暴走が印象的。バイクだけではなく、様々な乗り物が、ゴーストライダー仕様に変化し、敵を根絶やしにするような迫力がある。

ただ、肝心のゴーストライダーのキャラに違いがあり、1に比べ、暴走の度合いが激しく、そこに、コメディなところもあるのだが。1の直後に、2となると、この違いは気になる。

2での演出にも、特徴があり。周囲の背景がなくなり、倒される瞬間だけ、戦っている2人だけになるシーンがいくつもあり、これが、ゲームのPS3・PS4『アサシンクリード』を感じさせ。

さらに、これまでの流れを振り返る 回想シーンは、そのまんま、PS3・PS4『inFAMOUS Second Son(インファマス セカンド サン)』と同じようなもの。

映画 ゴーストライダー2の公開が、米国で2012年、ゲーム 『inFAMOUS Second Son』は、2014年なため、ゴーストライダー2の方が先になる。ただ、『inFAMOUS Second Son』の前作、2009年に発売された PS3『INFAMOUS〜悪名高き男〜』も近いため、どちらがとも言えないのかもしれない。

先にゲームで見たことがある演出なため、初めてな感覚はなく、映画にもとなると、ジャンルが違うだけに違和感がある。


   


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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 9.huluオリジナルドラマ ラストコップも、しばらく観ると面白い [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

唐沢寿明 主演の日本テレビ×Hulu共同製作 ドラマ 『ラストコップ』を観ていたのだが。初回の第1話が、地上波で放送され、続きがhuluでというやり方も変わっており、独特なノリも、見慣れて来ると面白さも感じられる。

米動画配信サービス huluが、日本事業での苦戦が続き、昨年、日テレが、この日本事業を買収。民放で、定額制動画配信サービスも手掛けるのは、日テレが初という話。

内容としては、ちょっと緩い感じで、コメディなノリもあり、正直、付いて行けず、どうかなとも感じたのだが。見続けていると、そのノリに慣れてくるのか、段々と良くなり、最後まで楽しめた。

ドイツの人気刑事ドラマ 『『DER LETZTE BULLE』をリメイクしたものという話なのだが。30年間、眠り続けていた刑事が、目を覚ますと、突然、未来にタイムスリップしたようなもので、全てが変わっていたところから、物語が始まる。

感じとしては、昔と今のズレに面白さもあるのだが。主人公は、熱血なところにバイタリティも感じられるものの、体は、若い頃と違うため、ガタが来ていたり。相棒の刑事は、今時な感じで、どこか、クールで、ルールに縛られ、消極的なようにも見える。

そんな二人が、一緒に捜査を進め、様々な出来事もあり。そこで、主人公の影響され、周りの人達も変わり始めるのも、面白さがある。

コミカルな物語で、笑えるシーンも多く、問題を抱えたホームドラマのようでもあり。それも、昏睡状態になる前に、妻だった女性が、目を覚ますと、後輩と再婚していたり、娘も大人になっているなど、ユニークさがある。

よくある刑事ドラマのような、全編に緊張感があり、シリアスで犯人を追うという姿とも違い、そういう重さはなく、気軽に観れる。

どんなことにも言えそうだが、面白いか面白くないかをすぐに判断してしまうよりも、ちょっと様子を見てという方が、面白く感じられるものを逃しやすくていいのかもしれない。


 


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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 10.モンスターズクラブ ホラーでもないのだが、涼しさも感じられる [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

普段は、思わないのだが、休みで時間に余裕があると、たまに不思議な物語を観たくなることがある。そこで、何かないかと探したところ、『モンスターズクラブ』という映画が目に付いた。

夏というと、ホラーが定番で、怖さで涼しくなるものだが、この映画も、涼しさがある。襲いかかったり、追いかけて来るような恐怖ではないのだが、不気味さという点では、ホラーに近い奇妙さがあり、雪山が舞台なため、涼しいよりは、寒々しい。

内容は、雪山で孤独に生活する主人公が、爆弾を作り、マスコミなどに送り付けて来るという話。実際にあった事件 ユナボマーをもとに作られた作品のようなのだが、社会を悲観し不満を抱え、社会から離れ孤独に生活しつつも、どこかで社会との繫がりを求め、それが、屈折したカタチで表れているような。

この物語は、言葉では表現し難いような、主人公が思い悩む姿があり。爆弾を送り付けるという過激なことをしつつも、静かな時の流れにギャップもあり、最後は、悲観的なところから抜け出し、結論を見出すところに希望も感じられる。

奇妙なところは、死んだ兄と弟が、突然、現れては消え、主人公に語り掛けるシーンが、いくつもあり。そのときの姿が、実に奇妙で、しかも、妙な音もあり、不気味さがある。

言葉に趣があり、文学的な込み入った感じもあるため、なんとなく、こんなことを言っているんだろうなと思うところもあり。それが、繰り返し観ると、違った感想にもなりそうな、そんな雰囲気もある。この分かり難さが、面白いと感じるか、鼻に付くと感じるかで、楽しめるかどうかが分かれるかもしれない。

面白いと思える感覚にも慣れがあるように感じる。何かを観て、面白いと思えるようになると、いろんなものが面白いと感じやすく、そういうノリになるんじゃないだろうか。

面白ければ面白いほど、それだけ、興味や好奇心を持つことにもなり、それが、活気やバイタリティにもつながりそうで、いい効果がありそうだ。





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