SSブログ
家電の気になる電気代が分かる 節電エコチェッカー ブログトップ

家電の消費電力や電気代が分かる 節電エコチェッカー 1.夏のエアコンも思ったほどかからず、設定温度が28度前後なら、冷房よりも除湿が良さそうな [家電の気になる電気代が分かる 節電エコチェッカー]

夏になると、よく使うのが、エアコンなのだが。このエアコン、電気代が高いというイメージが強くあるものの、室温に合わせて動く家電なため、消費電力に波もあり、具体的に、どのくらいかかっているかも掴み難い。そこで、試しに測りたくなり、節電チェッカーを使うことにした。

節電チェッカーは、家庭用コンセントと家電の間に取り付け、家電の消費電力や電気代などを調べるもの。簡易的なものなため、多少のズレもあるのだが、それでも、このくらいという目安には、十分なる。

『リーベックス 節電 エコチェッカー ET30D』、『ELPA(エルパ) 簡易電力量計エコキーパー EC-05EB』、『サンワダイレクト ワットモニター 電気代 消費電力 簡易計測 700-TAP017』などがあり。これに、自動でオンオフする タイマー機能が付いた 『リーベックス 節電エコタイマーET55D』もある。

これらは、接続した家電が、現在、どのくらいの電力を使っているか、1時間あたりの電気料金、その家電が電気を使った時間、どのくらいの電力を使ったかの積算電力量、その電気代の積算電気料金、二酸化炭素の排出量の表示もある。

どれも、AC100V 1500Wまでの家電に使えるのは、同じなのだが。測定範囲に違いがあり、『ELPA(エルパ) 簡易電力量計エコキーパー EC-05EB』が1W以上から測定でき、『サンワダイレクト ワットモニター 電気代 消費電力 簡易計測 700-TAP017』が2Wから、『リーベックス 節電 エコチェッカー ET30D』と『リーベックス 節電エコタイマーET55D』は5Wから。

setsuden01.jpg

setsuden02.jpg

消費電力が低いものを測定したいとなると、それに合わせて選ぶ必要があるのだが。低い消費電力でも測定されると、家電の待機中も測定されそうで。実際に使ったという使用時間が分かり難くなるかもしれない。そこで、しっかり動いているときだけ測定される 5W以上からの『リーベックス 節電 エコチェッカー ET30D』にした。上の画像が、それなのだが、コンセントに差し込んで、1kwhの電気代を入力するだけで、家電のコンセントは、本体の横から。

冷房に強い方でもなく、冷やし過ぎると調子が悪くなるため、自宅では、主に除湿を使っているのだが。実際に測ってみると、意外に電気代がかかっておらず、それに驚かされた。電気代の単価は、1kwh=26円にしており、1kwh(キロワットアワー)は、1000Wの電気を1時間使ったとき、その電気代が、26円という意味になる。

何もしなければ、室温が夜通し30度を超えるような状態で、夕方から翌日の朝にかけて、27度の設定で、除湿を使い、12時間使ったところ、電気代は、20円ほど。使用時間を見ると、動いたり止まったりを繰り返すからだろうか、7時間半ほどになっていた。部屋の広さは、7畳ほど。

最初の1時間は、暑い状態から、フルパワーで動くため、6円ほどかかるのだが。しばらくして、室温も徐々に下がり、ある程度、安定してくると消費電力も下がり、最後の方では、1時間あたりで、1円ほど。これは、夕方から朝にかけてで、朝は気温が下がるため、この結果になったとも言えそうだが。実際に使うのが、夜から朝になるため、このくらいという実感も持てた。

エアコンの冷房と除湿を使っていて、思うことがあり。冷房を27度に設定すると、室温は、それに合わせて下がるものの、湿度がどんどん上がり、70%を超えることもある。除湿 27度なら、湿度は、50%台になり、これは、分かるのだが。冷房を25度に設定すれば、室温も下がり、湿度も上がらない。

これは、どういうことだろうかと想像すると、除湿は、湿度の高い空気を吸い込んで、それを冷やすことで、水滴を作り、それをホースで外に流して、部屋の湿度を下げている。これが、27度の冷房では、水滴を作るほどの温度になっておらず、25度なら、水滴ができ、除湿と同じ様になるため、湿度が下がるんじゃないだろうか。ただ、冷房で25度だと寒いくらいなため、それなら、そこそこの温度で湿度も下げられる 除湿の方が良さそうな。

冷房よりも、除湿の方が、電気代がかかるという話も聞くのだが、除湿には、弱冷房除湿と再熱除湿の2つがあり。弱冷房除湿は、除湿能力は低いものの、電気代では、冷房よりも安くなり、再熱除湿は、除湿能力が高く、冷やして除湿しながら、その空気を温めて、室内に戻すため、その分、電気代が高くなる。

なぜ、温め直した空気を部屋に戻すかなのだが。これは、かなり冷やして、効果的に水滴を作っているからじゃないだろうか。ちなみに、弱冷房除湿と再熱除湿は、説明書にも書かれているため、それで分かる。

クールビズで、冷房の設定を28度に推奨というのも、科学的な根拠がないという話もあり、見直す動きもある。設定温度を低くすれば低くしたで、寒くて困る人もいるため、冷房にこだわらず、体感的に涼しく感じられる除湿にした方が、快適さもあり、省エネにもなるんじゃないだろうか。

節約や省エネの意識は、高い方ではないのだが、数字で消費電力と電気代が分かると、分からなかったものが分かったという スッキリ感がある。他にも、いろいろ測ってみたら、面白いかもしれない。


   


nice!(202) 
共通テーマ:日記・雑感
家電の気になる電気代が分かる 節電エコチェッカー ブログトップ