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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 17.ユーリカ/EUREKA 〜地図にない街〜 SFな奇抜さに緩急があり、個性的なキャラでノリの面白さもある [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

『ユーリカ/EUREKA 〜地図にない街〜』を観ているのだが、これが、SFにしては、陽気なノリで面白く、ホームドラマの温かさもあり、最後まで楽しめた。

個性的な登場人物、のどかな田舎町ながら、SFならではの奇抜さやユニークさがあり、出来事が1話で完結と非常に観やすい。

SFは、サイエンス・フィクションなため、科学的な空想になり。幅も広く、様々なのだが、現実にはない話でも、科学的な理由もあり、そこに、リアル感もある。

現在は無理でも、何十年か先には、ありそうだと思えるところもあり。しかも、設定が現実とかけ離れているため、想像を超える展開に驚きもあり、こうなるかという驚きもある。

SF海外ドラマでは、『アンダー・ザ・ドーム』もあり、現在、シーズン3まで。SFミステリーにサバイバル感も加えたもので、飽きずに楽しめた。

ただ、シーズン3の最後で、このドラマの大きなポイントでもあるドームが消えており。先があるような、そんな終わり方だったが、順調に続くのだろうかという疑問はある。

SFなドラマで、観ていて暗いよりは明るい方が良く、しかも、SFらしい展開もとなれば、『ユーリカ/EUREKA 〜地図にない街〜』ぐらいじゃないだろうか。

このドラマ、舞台は、科学者やその家族が住んでいるという 田舎町。科学者ばかりなため、変わり物も多く、奇想天外な事件や問題が起こるというもの。

面白いのが、主人公のジャック・カーターという保安官。もともと、アメリカ連邦保安官なのだが、不良の実の娘を移送中、この街に迷い込み。その後、昇格と言われ、この街の保安官にさせられ、娘と同居。

切り口に、ユニークさがあり。普通、科学者というと、一握りの人達というイメージなのだが、この物語では、右も左も科学者ばかり。そこに、科学とは無縁な主人公が、人間味あふれる活躍をする。

問題が起こると、科学者が集まって対処しようとするのだが、思うようにならなかったり、急な展開では、お手上げになり。最後は、主人公の勢い。

科学の世界で、最後の最後は、科学と関係ない 人間力というのが面白く。主人公も、特に格好がいいタイプでもなく、妻とは別居中、娘も言う事を聞いてくれず、女性にも奥手で振り回されたり。

展開に緩急もあり、田舎町なため、のんびりとした雰囲気がありつつも、先進的な科学技術を研究する研究所もあり、起こる出来事とのギャップもある。しかも、緩さもありつつ、緊迫したスピード感がある展開もあり、間延びしない。

起こる出来事も、基本的には1話で完結するもので、陽気なコメディさもあり、人間関係の面白さもある。バランスやノリがいい感じというのだろうか。

田舎町の保安官なのだが、科学が絡むと国を揺るがすような危機に立ち向かうことにもなり。スケールの大きさも、SFのいいところかもしれない。


     


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