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酸素濃度・脈拍も分る 低価格のパルスオキシメータ ブログトップ

血中酸素濃度を測る パルスオキシメーター 1.酸素をどれほど取り込めているか、日々の健康管理、高山病(低酸素症)や激しい運動による体調不良の判断、ストレスはどうだろうか [酸素濃度・脈拍も分る 低価格のパルスオキシメータ]

以前から、自分のストレスを客観的に判断できる機器はないものかと調べているのだが、個人で買えるもので、これだと思えるようなものはない。

なぜ、ストレスを知りたいかなのだが。自分自身では、ストレスがかかっているという感覚があまりなく、無理に何でもしてしまうところがあり、それを改めたい。自分の体ながら、意外と分からない。

強いストレスがかかれば、もちろん、体調が悪くなるのだが、過剰にストレスがかかっていることに、早く気づくことができれば、無理をせずに、体を休めることもできる。

この判断が、感覚が鈍い分、よく分からず。これを数値で、こういう状態なのかと分かれば、休む理由にもなる。

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そこで、手にしたのが、動脈の酸素濃度を測る『OXiM パルスオキシメータ オキシヤング』。これは、指を差し込んで、血中のヘモグロビンが、どれほど酸素と結びついているかを測るもの。

使い方も、指を差し込めば勝手に電源が入り、抜けば電源が切れるという簡単なもの。血中酸素濃度の他、脈拍数、脈拍強度のグラフ表示まであり、携帯に便利な小型ながら、感度もいい。

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このパルスオキシメーターは、ボタンが一つあり、これを押すと表示の仕方が、何段階かに変わる。使う状況に合わせてというところに、作りの細やかさもある。

人は、息を吸ったときに、空気中の酸素を体に取り込み。肺から入った酸素は、血液の中にある ヘモグロビンと結びつき、それで、体中の細胞へ酸素が送られている。

なぜ、測れるかという仕組みなのだが、赤色光と赤外光を当てると、ヘモグロビンと酸素が結びついているかどうかで、この光を吸収する量が違い、それをもとに測定している。

ヘモグロビンと酸素が結び付いている割合が、何%と表示され、健康な人で、100~96%。3~5%下がっても問題ありとなり、90%を切れば呼吸不全と判断され、病院で診断してもらった方がという話になる。

わずかな数字の違いで、ずいぶん、シビアな話になると思われそうだが。これは、安静時でも低い状態が続くようなものもあれば、激しい運動で急激にということもあり、そうなれば、体の不調で分かる。体調が悪く、数値もとなれば注意が必要なのだが、数値のわずかな違いだけで、一喜一憂するほどではなさそうだ。

ストレスのかかり具合が分からないものかというのは、人は強いストレスを感じると呼吸が浅くなる。そこで、もしかすると、血中酸素濃度で体の変化が読み取れるんじゃないかと考えた。

実際、やってみると、わずかな違いはありそうなのだが、明確に判断できるほど、ハッキリという感じでもなく。それよりも、脈拍強度のグラフの方が、脈拍のリズムを波形で表しており、リラックスした状態と乱れている状態では変化が出る。

それなら、脈拍だけが表示できるものがあればと思うのだが。腕時計や指に付ける小型のもので、脈拍を数字で表すものはあっても、波形で表示できるものは、ほとんどない。

この他、脈拍を波形で出せるものとなると、『携帯型心電計 リードマイハート』がある。これは、腕に付けたケーブルで測ることができる。家庭用では、測り方がいろいろあり、面倒なものもあるため、その中では、親指とケーブルの2通りで測れるのは便利かもしれない。ただ、現時点では、そこまではという思いもある。

その点でも、『オキシヤング』は、この低価格で、グラフ表示できるところに凄さはある。血中酸素濃度を測る機器としても、これまでは、1万円台でも、低価格で安い方だったのだが、この性能で、1万円を切るというのは、なかなかのも。

販売元は、シースター株式会社。日本の医療機器の開発・販売を行う会社で、有名な製品に、『電動鼻水吸引器 ベビースマイル』があり、このシリーズが、2013年の第7回キッズデザイン賞で、審査委員長特別賞 (子どもの産み育て支援デザイン)を受賞している。

赤ちゃんは、鼻が出てもかめないため、これがあれば、喜ばれそうだが。この他、赤ちゃんに触れずに体温を測るものなど、ベビー用医療機器やヘルスケア機器が中心だろうか。

どちらかというと扱いが難しい赤ちゃん向け機器の国内メーカーだけに、信頼できるところもあり。計測機器としては、目安程度にしても、正確さが求められるため、メーカーも気にはなる。

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酸素と言えば、頭がスッキリするとも言われる酸素スプレーもある。この機会に、『リーダー携帯用酸素スプレー 頭が元気になる!酸素』と『携帯用濃縮酸素スプレー 森の酸素館』を試してみることにした。どちらも、5Lで、酸素純度は95%以上。

仕事や勉強で疲れた頭をリフレッシュ、登山やマラソンなどのスポーツ時の酸素補給にもと書いてあり。2秒間を1回として、60回ほど使えるという話。

これも、賛否が分かれるもので。頭がスッキリするという人もいれば、全く違いが分からない人もおり。それなら、使って試してみるしかない。頭の疲れが少しでも良くなれば、やった甲斐はある。

実際、使ったところ、深呼吸しただけでも血圧は下がると言われるため、意識して酸素を吸い込むと、それだけで違いが出そうな。ただ、それだけとも言えない、何かを吸い込んだという感覚も確かにあり、良いかどうかまでは、何度も使ってみないとハッキリとは分からない。

過剰な運動で倒れた人、病院の患者などに酸素を吸わせることは、よくある話。いろんな現場で使われていることから、全く効果がないと考える方が、不自然な気もする。もしかすると、ストレス解消にも役立つのかもしれない。


 
 
 
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血中酸素濃度を測る パルスオキシメーター 2.動脈の動きから脈拍の波形も、健康管理に学校や家庭にあっても良さそうな [酸素濃度・脈拍も分る 低価格のパルスオキシメータ]

前回、血中の酸素濃度を測る パルスオキシメーターの話で、脈拍の波形まで出るものは、他の機器ではそうそう無いと書いた。これは、腕時計型もあれば、スマホと連動して使う『カラダフィット』の心拍センサーもあり、脈拍数が分かるものは、結構あるのだが、波形まではでない。

これには、パルスオキシメーターならではの仕組みに理由がありそうで。パルスオキシメーターは、動脈に流れる血液に、赤色光と赤外光を当てることで、どの程度、吸収されているかで調べている。

指の上から光を当てるのだが、指の下に光が届くまで、間には様々なものがあり。爪や皮膚、動脈もあれば、静脈もあり、他にもいろいろある。そこを光が通過する際に、脈拍と共に大きく変化しているのは動脈のみなため、その変化の差を監視することで測定している。

そうなると、動脈の動きを正確に感知する仕組みだからこそ、脈拍の波形まで出せることになる。脈拍数を表示するものは、動脈の脈打つ動きまでは感知できても、脈打つ際の細かな動きまでは捉えられないというのも頷ける。

今回は、医療機器を販売する楽天のお店に注文したのだが、アマゾンで調べたところ、5000円前後でより低価格なものがいくつかあり。

喘息などの呼吸器系の病気には、パルスオキシメーターが健康管理に役立つのは間違いなく。健康な人でも、体調が悪いことで、一時的に血中酸素濃度が下がることもあるため、激しい運動が出来る状態かどうかの判断材料の一つにはなる。

体育や部活などで、激しい運動の後に生徒が倒れるという話もあるため、学校にはいくつかあっても良さそうな。ポケットサイズで、持ち運びも邪魔にならず、いろんな状況で使えそうだ。

どこの家庭にも、体重計、体温計、血圧計はあるが、その次に来る健康管理機器は、もしかしたら、パルスオキシメーターかもしれない。ただ、健康への関心が高い人や持病で必要な人にとっては、このくらいならと思える価格まで下がってはいるが、もう少しという気もしないでもない。

パルスオキシメーターを使い始め、意識が変わったところもあり。体が重い、だるいと思っていても、血中酸素濃度を測ってみると、99%。最大は100%なのだが、まれには出るものの、大半は、99~97%。これを見ると、単純に、数値が高い分、元気なんじゃないかと思えてしまうところもある。

この数値は、本当に間違いないのかと思われそうだが、ある程度、信頼できることもあり。まれなのかもしれないが、酸素スプレーは、95%は酸素となっており、酸素じゃない他のガスの部分もあるようで。

初めて使ったときに、恐らくその部分を一気に吸い込んだようで、酸欠気味になると、一気に血中酸素濃度が80%台まで下がり、頭がくらくらした。吸って、数秒で下がり、再び、息を吸い込んだことで、すぐに戻った。このことからも、意外と正確に酸素濃度を測定しているんじゃないだろうか。

血中酸素濃度は、体温計で測ると、人それぞで体温が違うように、多少の個人差はある。ただ、90%を切る状態が続く場合、普通ではないため、病院で診てもらった方がいいという話にはなるのだが。


   


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