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思うところも多い 映画・ドラマ・バラエティ 90.映像にリアル感があり、物語の展開も面白く コンタクト [印象に残る 映画・ドラマ・バラエティ]

1997年に公開された映画『コンタクト』を観たのだが。SF映画なのだが、映像や展開にリアルさも感じられ、何が起こるか分からない怪しさに惹きつけられるところもあり、楽しめる映画だった。

物語は、両親を早くに亡くした少女が成長し、地球外知的生命体探査の研究員になるのだが。成果もなかな上がらず、研究費を打ち切られるなど様々な出来事があり。その後、宇宙からの謎の電波信号を受信すると、隠されている情報が徐々に明らかになり、思わぬ展開になるというもの。

この映画、カール・セーガンによるSF小説を映画化したものなのだが。この人物、SF作家なのだが、アメリカの天文学者でもあり、元コーネル大学教授で、この大学の惑星研究所の所長も務めていたなど異色の経歴。NASAで惑星探査の指導者でもあり、火星探査機 マーズ・パスファインダーの着陸地点は、カール・セーガン基地と名付けられている。

作者が専門家というのもありそうで、この映画に、妙なリアルさがあり。研究の厳しさや苦労のようなものも感じられ、発見したら発見したで、様々な意見を飛び交い、周りが勝手に揉め出すのも独特で。

研究の成果が表れた途端、これに無関心で邪魔していた 天文学の権威が関わり始め、政府も加わり、第一発見者の主人公が、カヤの外に追いやられそうにもなり。様々な登場人物が、それぞれの思惑で動いているところに人間模様もある。

当時のビル・クリントン大統領の会見映像をデジタル加工して使用しており、これも凄く。20年前の技術なため、合成感はあるのだが、当時、この映画を観た人は、驚いたに違いない。この他、実際のCNNリポーターなども多く出演しており、現実のように楽しめたんじゃないだろうか。

この映画、最初は、心温まる物語のような雰囲気で始まり、進むにつれて、刺激的に。夢がある話から、突然、どぎついものが入るなど驚きがあり、最後に大きな謎が残るなど、物語の面白さがある。





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