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電子工作が面白くなる Raspberry Pi ラズベリー・パイ 1.どんなことができるのか、趣味としても遊べる幅の広さが凄い [Raspberry Pi ラズベリーパイが凄い!]

最近、耳にするのが、ラズベリー・パイという言葉。食べ物の話ではなく、英国で開発された、カードサイズの小型PCボードのこと。教材目的で開発されたため、PCボードを組み立てるのかと思ったのだが、そういうことではなく、子供向けに中も触れる自分だけのパソコンという位置づけのようだ。

発売され、2年ほどしか経っておらず、教材向けに作られたようなのだが、これが、いろんな使い方ができるため、趣味としても、人気がある。

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いくつか、ラズベリーパイに関する本を読んだところ、比較的分かりやすかったのが、『ラズパイマガジン』。この本は、ラズベリー・パイを使うにあたり、初期設定の解説も細かく、実践的で、どういうものかという全体像が掴みやすい。

内容は、初心者向けに、OSの入れ方から始まり、どんなソフトが利用できるか、Twitterへの自動投稿の仕方など。電子工作向けに、初歩から回路図を解説しつつ、温度センサー、写真撮影やビデオ録画、赤外線監視カメラ、液晶付の音楽プレイヤーなどの組み立て方と利用法などが紹介されている。この他、小型ロボット ラピロにラズベリーパイを取り付け、音声で動かす方法も載っている。

ラズベリーパイは、現在、タイプはA、B、B+があり、そのままでネットに接続できるのは、BとB+。拡張性は、B+の方が高く、タイプAは、そのままではネットに接続できず、メモリも半分。B+でも、価格は5000円前後。

ただ、この価格は、本体のみ。基盤がむき出しなため、ラズベリーパイを収納する専用ケースが欲しいところで、その他、電源用のケーブル(Micro USB、5V1A以上)、SDカード(4GB以上)も用意することになる。パソコンのように使うなら、LANケーブル、マウスやキーボードも必要になるが、一通り揃えても、1万ほど。

問題は、何ができるかなのだが。まず、小型PCボードで、この中に、CPU、GPU、メモリーなどが揃っており、SDカードにOS(Linux系のRaspbianなど)を入れれば、ちょっとしたパソコンになる。初期設定では、SDカードが読み書きできるパソコンが必要。

パソコンとして使えれば、もちろん、ネットに公開するWebサーバー、ファイルを保管するファイルサーバー、セキュリティ向けにファイヤーウォールなど、パソコンで出来そうなことは、だいたいできる。ラズベリーパイの性能は、GPUはそれなりなものの、CPUは、Pentium Ⅲ 700MHz程度。

ここまでは、余ったパソコンを使い、やったことがあるため、特に新しさは感じない。この使い方なら、据え置きでやれるため、パソコン本体の大小の違いはあるものの、どちらでやっても、さほど変わりない。

やはり、大きいのは、電子工作での利用じゃないだろうか。小型でありながら、それなりの性能もあり、これを使った電子部品のコントロールが可能で、実際に動かして、具体的に活用することまでできる。

これも、いらないパソコンがあれば、同じように使うことができるが、デスクトップPCでは、小型のものでも大きい分、邪魔になり。それに比べ、手のひらサイズのラズベリーパイなら、場所も取らず、机の上でも作業がしやすい。

やる気になれば、ラズベリーパイへの電源をバッテリーにし、キーボードとワイヤレスでつなげれば、ラズベリーパイごと車体に載せ、ラジコンカーを作ることもできる。動くものに載せられるというのは、超小型ならでは。

ラズベリーパイ用のカメラモジュールもあり、3000円ほどだが、これを取り付ければ、自分でデジカメができ、専用の液晶モニターを付ければ、携帯端末もできる。カメラモジュールや小型液晶モニターは、出来上がったものを取り付けるため、作るというよりは、組み込んで利用するというものだが。

電子工作と言えば、昔は、基盤を買って、部品をはんだ付けだったが、今どきは、はんだを使わず、部品を差し込むだけで使えるブレッドボードがある。これは、無数に穴があるもので、そこに電子部品を差し、LED、抵抗などを取り付けて、実際に動かすというもの。

差し込んでいるだけなため、自由に取り外し、再び取り付けられるため、電子部品を使ったパズルのようなにも見える。はんだ付けでは、独特のニオイもあり、熱で付けるため、危ないこともあるが、部品をはめ込むだけなら、そんなこともなく。手軽にできるため、子供向けとしても良さそうで。

例えば、温度センサーや気圧を計る部品を使えば、ツイッターに、定期的に測った数値を自動でツイートさせることもでき、作って、動かし、利用するという一連の流れを通してできる。そこが、大きなポイントじゃないだろうか。

ブレッドボードでは、どういうやり方で動かすかを実際に組み立てて行うため、電子部品の特徴を理解しやすく、仕組みを覚えやすい。本格的にはんだ付けして、コンパクトに作る前に、シミュレーションという使い方もできる。

電子工作の理解が深まれば、改造や自作もできるようになり。わざわざ電子部品を買いに行かなくても、今は、ネットで何でも揃えられるため、自分好みのオリジナル家電ができるかもしれない。





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