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役に立つ本を読む 3.創造力を豊かに、頭の自由さも広がる クリエイティブ・マインドセット [役に立つ本を読む]

前回、書いた『こりトレ』を買う際に、どうも、創造力に欠けるとも感じていたため、『クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法』という本を手に取り、読んでいる。本ではなく、電子書籍のカタチでなのだが。

個人的な印象としては、タイトルが、若干、うさんくさい雰囲気があるのだが。実際、読んでみると、示唆に富んでおり、創造力に対するイメージを大きく変えるところがあり、考えることへの自由さが増すような、そんな内容になっている。

この本の中で、日本人として、興味深い話があり。アンケートの話で、日本以外の国では、世界で最もクリエイティブなのは日本と答える人が圧倒的に多く、それに対して、日本人は、自分達がクリエイティブとは思っていない。そこで、そんな日本人が、クリエイティブさに自信を持てばという話もある。

これを読んで、改めて思うのだが。大人になり、創造力が無くなるというのは、あまりにも、現実主義的で、コスト意識も高く、実現できるかどうかに囚われ過ぎているからなのかもしれない。

しかも、実現できそうにない事を口にするというのも、周囲の理解が得られ難いため、あまり意識したことはないが、怖さもありそうで。この本では、その怖さや恥かしさを乗り越えるような、そんな話も書かれている。

内容としては、創造性に溢れたモノ作りということなのだが。その筋に精通した専門家では、無理だと思われていたものが、専門的な知識がないからこそ、斬新なアイディアで実現したり、全く違うアプローチで利便性を向上させたりと様々。

アメリカの作家 マーク・トウェインが語った『トラブルを招くのは、知らないことではない。知っていると思いこんでいて、実際には知らないことだ』という言葉もあり、これが物事を上手く言い当ててているような気もする。

大人になると、様々な過去の経験がある分、それを踏まえて、無難にやろうと考えがちになる。良く言えば、慎重となるのだが、悪く言えば、新しい事への抵抗があり、臆病な状態。

子供の頃のように、誰に気兼ねすることなく、思い付いたことをストレートに表現することが、創造力の豊かさにもなり、それが、自由で自然なのかもしれない。

自信というのも、あると思えばあり、無いと思えばなく、はっきりした理由はないため、自分で勝手に決められるようなもの。それなら、自分の考えに自信を持ち、やれると思った方が、好奇心にもつながり、人生は楽しくなりそうだ。





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