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映像も綺麗で面白い 昔のアニメ・特撮ヒーロー 11.物語の面白さもあり、ノリも凄く スーパー戦隊シリーズ ジャッカー電撃隊 [面白い アニメ・特撮ヒーロー]

最近、Amazonのプライム・ビデオでは、ゴレンジャーなどの昔の戦隊ヒーローがいくつも追加され、こんなにあるのかと驚くほどなのだが。以前、聞いたことがある『ジャッカー電撃隊』もあり、初めて観たところ、意外に面白く。

何がいいかと言うと、雰囲気やノリだろうか。スパイモノのようでもあり、戦っているときや必殺技の決めポーズも、微妙な間に惹きつけられる。ギリギリ格好が良さそうな感じで、ダサそうで、ダサくならない洗練さと言うのだろうか。

しかも、戦隊ヒーローというと、主人公は、若くて、優男というか、ちょっと軽い感じがあるイメージなのだが。ジャッカー電撃隊は、男らしい おじさん感があり、チャラくない。ここに、刑事ドラマのような 雰囲気もありそうな。

内容は、犯罪組織 クライムと国際科学特捜隊との戦いなのだが。1話から、すでに戦ってる状態で、クライム側が、新たに、機械怪獣という ロボット兵器を投入し、これに立ち向かうため、国際科学特捜隊側が、人をサイボーグ化。

4人のサイボーグで組織されたのが、『ジャッカー電撃隊』なのだが。トランプになぞらえ、スペードエース、ダイヤジャック、ハートクイン、クローバーキングがおり、それぞれに特殊な能力がある。スペードエースは、俳優 丹波哲郎の息子 丹波義隆。

変身しなくても、基本がサイボーグなため、強いのだが、変身するとさらに強くなる。原作が、サイボーグ009、仮面ライダーなどの石森章太郎なため、共通する部分も多そうだ。

4人とも、積極的にサイボーグになった訳でもなく、すでに事故で死んでいたり、敵に襲われ瀕死だったり、それぞれに事情があり。サイボーグ化されているため、生身の人間に戻ることもできないのだが、怪我で血が流れたりもする。

敵のクライムも組織化され、東京ボスや横浜ボスなど日本各地に支部もあり。犯罪ビジネスを展開しているようなところも、テロ組織なリアルさがある。新兵器を開発し、製造ラインができたところに、ジャッカー電撃隊が襲撃したりもする。

クライム内も、単純に一枚岩でもなく、首領 アイアンクロ―を引きずり降ろそうとする 幹部もいたり、その企てに気づき、その幹部を抹殺したり。

40年ほど前の作品なのだが、この当時でも、乗り物のクオリティが凄く、分かりやすい格好良さがある。巨大な飛行戦艦も登場し、連なって攻撃してくる 敵の戦闘機と交戦したり、建物の爆破シーンもCGじゃない迫力がある。

映像から昭和な時代が感じられるのも、面白いのだが。主人公の使命感や男らしさ、敵の薄気味悪さも印象に残り、子供が見ても、惹きつけられる要素は多そうだ。





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