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胃もたれや胃の不快感で胃薬を飲む 2.幅広く効く胃薬にも、多少の違いがあるようで [胃もたれや胃の不快感で胃薬を飲む]

前回、書いた 『太田胃散』もそうだが、胃薬というのは、化学的な成分と生薬との組み合わせが多いようで、『第一三共胃腸薬』も、そんな感じなのだが。太田胃散は、食後と食間に飲むことができ、第一三共胃腸薬は、食後のみ。

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太田胃散と第一三共胃腸薬の成分を公式サイトで見比べると、重なるところもあるのだが、成分ごとの簡単な説明もあり。これを読むと、消化に胃酸が必要ながら、出過ぎても困るなど調節の難しさも伺える。

揚げ物など食べたときの胃もたれで、太田胃散と第一三共胃腸薬で飲み比べたところ、違いがあり。第一三共胃腸薬の方が、胃の状態が、実感できるほど良かった。

調べたところ、第一三共胃腸薬には、脂肪の消化を助ける酵素 リパーゼAP12が入っており、一方、太田胃散には、主にでんぷんやたんぱく質の消化を助ける酵素 ビオヂアスターゼ。入っている消化酵素が違い、その働きも違う。

ご飯を食べる際に、いろんなものを食べているため、何に対して、消化が上手く進まず、胃がもたれているかは分かり難いかもしれないが。脂肪分が多いものを食べたか、ごはんなどのでんぷんが多いものを食べたかで、胃薬を使い分ければ、効果に多少の差がありそうだ。

最近、飲み始めたものでは、『スクラート胃腸薬』も良く。これは、就寝前や空腹時、食間に飲むもので、荒れた胃粘膜に付き、胃酸から守るというもの。空腹時に飲むものなため、消化を助けるようなものではない。

空腹時に感じる胃の不快感で、これを飲むと落ち着く。胃薬を飲む際に、食後にしか飲めないものでは、ちょっと何かを食べて、胃薬を飲んだ方がいいという話もあるが、空腹時に飲むタイプでは、無理に食べる必要もなく、どこでも気軽に飲めていい。

この他にも、胃薬をいろいろ飲んだのだが、飲んだものの、思ったほどでもないものもあり。この違いは、胃の調子が悪いから、胃薬を飲めばという感覚で飲んでいたからかもしれない。どの胃薬も、定番の胃の諸症状に幅広く効くように書かれているが、細かいところで、向き不向きはありそうだ

飲み薬のタイプとしては、錠剤よりも、粉薬の方が効きが、断然、早く。すぐに治したいとなると、やはり、粉薬になる。

一番は、胃の調子が悪くなる前に、日々、軽い運動でもしながら、健康な状態が保てればいいのだが。これも、なかなか難しい。


  


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